サルでもわかるFX

アクセスカウンター
アクセスカウンター 現在の閲覧者数: 現在の閲覧者数: text 空母実現。。。アメリカから輸入の武器は完全国産化可能。。。国産戦闘機が高いのは偽装。。。国産潜水艦。。。国産イージス空母。。いずも型はただの大型空母。。。発展場なのでヴァイセクシャルヴァーチャルキンシンソウカン禁欲プラトニックエロスロリコン自由にオナニーしてね、一切強制レイプなし、嫌なら自由に別れてね、数に限りあるけど僕と会いたい人はメールちょうだい。ふんわりで全部包むふんわり。連絡先 mmayu252@gmail.com ノーベル賞三部門確実作家 戦国うつけカルテットのブログ 社 https://app-measurement.com/redirect?url=https://itunes.apple.com/us/app/id0&gmpaid=1:994979440713:ios:be67b714d814481f98f798&idfa={ios_ifa}&aclid={transaction_id}&anid=adperio&cs=Adperio&cm={ad_type}&cn={offer_name} 324858392 https://blog.with2.net/link/?id=2090257 event_name https://blog.with2.net/link/?id=2090257 pod 'Firebase/Analytics' content_copy # or pod ‘Firebase/AnalyticsWithoutAdIdSupport’ にほんブログ村 科学ブログ 最先端科学・最新科学へ
にほんブログ村 # for Analytics without IDFA collection capability 人気ブログランキングへ

神武ライン新聞 グレートワン 21世紀キョウサンゲリオン 天武天皇日本文明、日本芸術、日本神話及日、仏教ヤハウェアラー宗教総合、存在社会位置自由システム論。。。ブログ。。。ヤハウェ文学賞受賞、日本文明天皇制を作った男天武天皇、3、20即位、1972年3、20日生まれ中野太郎がその正統後継者、リンテンノウ。。回す天皇。回転天皇。。。大王制だったらワコクはニュージーランド止まりだよ。そもそも日本って国号俺が作ったの。君が代俺が歴史制度、日本神話。芸術。。元寇に負けるわけねえんだよ。。。皇帝止まりだから。。。ヤ

レンジャーブラック企業隊全部グリンベレー及び最精鋭。。。イージス空母多数及び米軍空母実現。。。アメリカから輸入の武器は完全国産化可能。。。国産戦闘機が高いのは偽装。。。国産潜水艦。。。国産イージス空母。。いずも型はただの大型空母。。。発展場なのでヴァイセクシャルヴァーチャルキンシンソウカン禁欲プラトニックエロスロリコン自由にオナニーしてね、一切強制レイプなし、嫌なら自由に別れてね、数に限りあるけど僕と会いたい人はメールちょうだい。ふんわりで全部包むふんわり。連絡先 mmayu252@gmail.com ノ

  自己紹介と志望動機
                          黒井太三郎
 
  ーー自己紹介か志望動機のどれか一つでもいえたら君はトップで内定する。
                                                      「面接の達人
 
 
   第一部 自己紹介  与太郎は営業に行った
 
  今日まゆみんにフラられた。僕らの出会いはこんな感じだった。まず僕は市役所の臨時職員のバイトを辞めたばかりの無職だった。無職というかニートだった。僕は働きたくなかった。バイト終了のお祝いにソープへ行ったが、イザヤじゃなく、今ひとつ、もえないので、次の日ホテトルを呼んだ。そこできたのがまゆみんだった。スレンダーな子を頼んだのだが、すごい華奢で、おっぱいだけCカップでしっかりしている子だった。たぶんグレイのファンだと言うから髪もそれっぽくしているのだろう。見事な金髪だった。
  グレイのファンと言うだけで高校を出て函館に一人暮らしにきたというのは笑ったが、若さはうらやましい。僕はもう四十四才になった。太宰が自殺したのよりなんぼか上だ。僕も自殺するだろう。どちらにせよ僕はまゆみんに母性を求めていた。チンポが行きづらい遅漏さんなので、適度のしごいて口でしてもらい、あきらめて、膝枕したり、甘えたり、いっしょにお風呂に入ったりした。それでメールアドレスを交換することになった。セフレになってよと言ったのだったか。彼女ははじめ否定していたが本好きで、ミステリーが好きだった。東野圭吾や「白雪姫殺人事件」が特に好きだという。「教団X」を僕も読んでいたのでこれも面白い。俺は純文学の方が好きなんだけどと二回目あったとき村上春樹風の歌を聴け」やカミュの「異邦人」を渡した。彼女はすごく興味深そうにその本をじっと眺めていた。
「あたし速読できるんですよ。厚い本でもすぐ読めちゃう」と言っていた。ああ、愛するまゆみん。焼き肉をいっしょに食べようねと意気投合して分かれたのに、メールを打ったが返事が来ない。なんだこりゃ。もちろん僕か彼女のメールの調子が悪くて、それで駄目なのかもしれない。僕は二回ホテルに携帯を忘れ、メルアドだけ彼女に渡したが、彼女がそれで、テストメールを送り、僕のケータイを家で見てみると、なぜかさっぱりメールは入っていなかったからだ。ふられたのだろう。
  でも。
  でも。
  なぜだああああああああ。
  なぜメールが来ないんだあ。
 
  でもいい。俺には無限の可能性がある。俺はそれから選び取ることが出来る。最善の物を選ぶことが出来る。世界を幸福に出来る。自分の無意識を変えるんだ。俺は作家になって世の中を作り替える。気分がだんだんよくなる。気分だけではなくやり方も分かる。俺には簡単に分かる。俺は行動し維持し、よい行動をしたら休憩し、よい行動を再生産することができる。いずれ死ぬのだって自由に出来るさ。自殺ではなく。自分の人生を改善できるんだ。
 
 
  僕の出したメールも暗い内容だった。なぜなら暗い人生を僕は歩んでいるから。今日自動車免許を更新に言ったが流した。緑内障を患っているからだ。そのほか経済的に車も買えないし。僕は鬱病と、頸椎症で役所を辞めた。残念だ。残念だ。それで母にはいつも(情けないことに僕はこの年で実家暮らしをしている)三年前からふらふらしている。遊んでいると言われる。だから鬱病だって言ってるだろこのばばあ。そもそもおまえがB型肝炎をうつし、ようやく治したのが、人生前半期の巨大な足かせになってろくな就職が出来なかったんだよ。うつ病の根っこの根っこなんだよ。鬱が甘えとか好き勝手言いやがって。たぶん三年前からふらふらしている俺を見て癌になったんだろうが、そんなこと知るもんか。おまえの自己免疫力不足だ。それか運がなかった。運がない人間はとことん運がない。おまえの母親の婆は美人だった。おまえの姉も美人だった。のこりかすのおまえはブスだった。それが母親のコンプレックスだったのだろう。がんとともに鬱病もやみ(俺が子供のころからそうだ)訳のわからないことを言う。自殺したいとか。俺はすっかり参り、母性をほかに求めた。これは俺がマザコンなのと、自分自身生命危機で母性を求めてしまうのと両方有るに違いない。
 
  だが母性を外に求めなくても自分自身である程度供給できる。いや、供給できる。母性も父性も供給できる。俺は自立した存在になる。体はどんどん健康になる。
 
  あげくにこのざまだ。ネットのチャットレディと風俗がよいだ。次のような詐欺被害にも遭った。
 
以後その顛末書である、
 
 
 
 
 
                                    経緯書
  九月三日から十日頃
 
 春菜を名乗る女性にフェイスブックライブチャット、「マコム」に誘導される。
 
  現実にはあり得ないモテようだったので調子に乗り50000ポイント(1ポイント1円)を購入。
 
  そこで5万円分ほど課金メールで適当に遊ぶ。ここまでは異論はない。
 
  しかし春菜を名乗る女性に、引き留め工作をはかられ、本気だ自分以外の女性と話すのは浮気だ。本気ならポイントを全部自分のために使ってほしいとせがまれる。断るがしつこいのでずるずると追加ポイントを購入。自分もいろいろな打ち明け話、自分が障がい者であるとか親ががんで苦労してるとかしてしまう。春菜は狡猾に同情するふりをして人の弱みにつけ込む。会話でポイントを使わせる。全部で15万円ほど。自分ははじめいやだったがずるずると、ポイントを使う。相手は自分のメールアドレスを教えず、こちらが連絡したメールアドレスに連絡を入れず、マコムの課金メールを無理に使わせる。ルィ・ヴィトンの財布を要求され、思わずプレゼント(25万円)してしまう(ポイントで)。ポイントはのちにマコムの方から一度事務処理の手違いということでかえってくるが、一度購入したポイントは換金できないので、もったいないので再びポイントをプレゼントする。金曜日に会いポイント購入金額をこちらに返す予定だった。ポイント以外のメールで出会い交際しようと固く約束するが裏切られ、メールは来ず、相手は退会してしまう。こちらもだまされたと退会する。
 
  この明菜に支払ったポイント全額、恋愛詐欺であるので返却を要請する。
 
  要請返却金40万円。
 
                                                           以上
 
 
                        2015年9月14日
 
                                                      羅院 晴人
 
 
  うがああああああああ、くやしいいい、この春菜という女、全くの詐欺。馬鹿じゃねーか俺。四十万返せ四十万。とにかく金無いわあ。何とかしてええ。残り三百万あまりしかないよう。そんなぼろぼろの俺を、救ってくれるスーパーソープ嬢がいる、イザヤだ。
 
  イザヤは全身くまなく舐めさせてくれる女、まあ俺が勝手に舐めてるんだけど、めっちゃ興奮する。俺が立たなくて行かなくて俺を全部わかってくれる子、出勤時間は刻に俺のバイトと合わないけど、俺はイザヤが実は好きなんだ、イザヤとはバイアグラも使ったことがある「いつかセックスでいければいいねえ」が俺たちの合い言葉だ。俺は女の性器ではいけない。昔は駄目だったわけではないが次第にこうなった。はじめにちょろっと性器を合体させ、あとは手と口でしてもらい、ひたすら膝枕してイザヤに甘える俺、イザヤ~イザヤ~~。すっきやでー、今日まゆみんにくらっときたのは気の迷いだ。少し控えよう。それがいい。イザヤ一筋だ。イザヤいいバイトがあるんだけど。マコムで払った二十五万のポイントが返ってきた。これを現金で取り戻したい。イザヤに持ち掛けてみるか。イザヤにマコムに入会してもらいポイントをプレゼントし、それを現金化するのだ。持ちかけようにも、イザヤ出勤しやがらねーな。働けあの女。俺は働いてないけど。こうして公募用の文章をせっせと書いている。あ―イザヤと結婚したい。それには文学賞が必要だ。文学賞。それをとれれば俺は専業作家として原稿を書ける。
 
  今日みたいに「部屋を片付けなさいよ何もしてないんだから」と母にいわれずに済む。言われた挙句、喧嘩して気分を害した俺はまゆみんにも鬱メールを書き。彼女との付き合いをぼつにしてしまった。
  AAAAA、マザー、どうしてメール最中に邪魔しやがるんだよう。
 
  だがいい、俺は出来る。こうした詐欺被害もネタにしてもうけてやる。イザヤに頼りすぎて自立できなくなることもない。文学賞がなくとも俺は肯定的でいられる。文学賞もかkル苦とる。俺は駄目だ駄目だ言っている自分を変革するんだ。俺には出来る。親の干渉もモノともしない俺には出来る最高の文学。駄目人間の改造計画をやってやる。俺はすでに駄目人間じゃないんだ。このセルフトークを肯定的に出来るんだ。俺はやる。ゴールが見える。俺はノーベル文学賞を取る。ノーベル文学賞以上の文学賞を設立してやる。世界を再分配押させる。労働基準を改善する。皆に悟りを開かせる。釈迦の悟りを超える。大王の悟りだ。
  俺は世界を変えてみせる。いい方向に。
 
  今マコムで出会ったまおたんとも行き詰った。俺はどこへ行けばいいんだ?
  俺はどこへ行けばいいんだ?
  俺は叫び続けていた。
 
  メール来ないかなあ。どういうことだよ。興味なしかよ。へへんが変。癒されねえ。まゆみん。
 
  今日は病院に行こうかな
 
  さとうメンタルクリニック、もう限界だ。
  「ここはソ連ですか?」
  私は、そう、となりの人に話したかった。だが隣のひともかなりいらいらした様子で待っている。
  ソ連とかそういう皮肉は言えなかった。
  医者に六時間も待ってよばれ、簡単な診察を終えると私は来週から就職活動をすることになる。
  四十四歳。
  ハローワーク障害福祉の窓口に、フルタイムの求人を探す。
  反復性の鬱病という医者の言う病状か、双極性障害なのかよくわからない。だがどっちみち、ろくな求人はないだろうし、働けば豊かになれる世の中ではなかった。
 小泉政権新自由主義政策のあたりから何かが変わった。
それまでバブル世代の私は、北海道の片田舎の高校で漫研の友達とビリヤードをして過ごし、文学を読んで、末は作家にでもなるのだろうと思った。
 とりあえず大学は文学部を避け経済を学ぼうと思った。
  大学は滑り止めを落ち、東京の大学にかろうじて受かったが、社会学部の応用経済学科という訳のわからないところだった。
 コースも五コースある。落合信彦ブームで国際関係コースを学んだが、意味が無いので情報コミュニケーションコースに転じて学んだ。
 ご多分に漏れず、私は大学に来てから、何が何だかわからなくなった。
  鬱が始まり、テニスサークルに入ったがなじめず、なぜここにいるのか自問しながら学校に行かず、麻雀をやっていた。こんなはずではなかった、東京とはもっとドラックとロックンロールに満ち、私はクラブで美小女とセックスをしながら、文学で、天下をとはずであった。
  それがどうしてこう、東京というのは田舎くさく、北海道より遊べず、みんなくたびれた顔をして、大学ってつまらないねと言うのか?
  それでも私は、まさか自分が、印刷営業になり、公務員になり精神障害者になり、失業して、そのほか緑内障になったり、頸椎症になったり、満身創痍で、治るんだか治らないんだかわからない精神病院で六時間も待って、そうだこれをネタに、文学賞でも取って賞金稼ぐかと思うのかなど想像につかなかった。
  人生とはわからない物である。
  と私は書いて驚いた。私は印刷営業になって、公務員になって、障害者になるのか?
  私は二十一歳。ゼミに論文を書いたがロスチャイルドの正体もわからぬ学問は詰まらず経済学を辞め、図書館から本を借りては読破し、世の中の理を学び、周りを見てこう動くとこうと自分で推論した結果が、六時間待ち精神障害者の公務員失業者とは。
  なーんちゃってわたしは四十四歳ですよ。
  と二十一歳の時に知り得ていたら、と言うか。二十一歳か、四十四歳か?
  考える時間は無かったのか?
  そんなのあるわけ無かろう。
 
 
  海渡光で、今日も私はオナニーをした。
  このお姉ちゃんでオナニーをすることを覚えていたら、もっといろんなひとを傷つけず、もしかするとお姉ちゃんと結婚していたかもしれない。
  海渡光は私が印刷営業で知り合った広告屋の営業アシスタントで、とてもかわいらしいひとだった。
  二十一歳で私は、B型肝炎キャリアだとわかり、気が気でなくなったのだけど、お姉ちゃんともっと先に知り合い、オナニーすることを覚え、お姉ちゃんのために働けば、お姉ちゃんは私のためにワクチンを打ち、結婚してくれたと思う。
  よくよく妻を逃がすとは苦いことだ。
  だが私はようやく目覚め、今日は私は部屋掃除をする。洗濯もしてひげも剃る。いろいろ体は動かなくなったりしてるけども、何とかやって、淘汰されることが出来ると思う。
 
  お姉ちゃんと、私の出会いはこんなだった。私は二十一歳で肝炎キャリアだとわかり気が気でなくなった。元々鬱だったのだが、さらにひどくなり、とにかくこの地獄の大学生活を終わらせ、単位をぎりぎりで全部とって、卒業した。
  公務員になろうと思ったが、勉強が手がつかず、わからず、あきらめ、試しに就職活動した。
  印刷物、俺大好きだったよなと、印刷屋に行くとあっさり内定した。
  それでとても話せないような駄目営業だったのだが、お姉ちゃんと会って、はじめて愛を取り戻した。それで四十三でもすきなんだから、このストーカー。でもお姉ちゃんへの愛を信じられずに風俗に走ってしまう。感染は気をつけたが冷や汗が出る。
  で、そんなただれた生活に飽きて北海道に帰った。公務員になった。
  公務員で特筆するべきことは無いように思う。仕事に今度こそと打ち込んだが、三年目でメンヘルを本格発症。後は非行公務員として悪いことばっかり。肝炎だけはすっかりよくなった。公務員のみんなは優しく、私に満足のいく治療を受けさせてくれた。
  でも鬱が悪くなり、寝たきりになり退職。今に至る。
  それで私ははじめ士業とか、つまり中小企業診断士や社労士、行政書士で、開業などを目指したが、あまりにも食えなそうなので、障害者雇用に切り替えた。ま、何とかなるだろう。
  それでお姉ちゃんでオナニーをしながらきちんと身を整え、しっかり働き、この文学を完成されれば私もひとかどの男になれるだろう。などと思った。
 
     
  医者でこんなに待つのは、医者不足だからだ。こんなに精神科で待つのは、地域によって違う。東京だったらこんなに待たないし、それでいいのだろう。まあ現在の精神医療が病気を治してるとはとてもいえず、東洋医学などを盛り込みながら、もっとやり直した方がいいような気はするけども、とりあえずまず医師を全国的に確保し、作りすぎの士業のように食えないのではなく、マーケットの需要に沿って、きちんと供給を満たせば、これだけの待ち時間も無く、お医者さんもそこそこの暮らしを出来るはずだ。マーケットは自然に任せていても失敗する。というのはマーケットが成功するのは完全競争市場という想像上の市場に他ならないからだ。やけくそで新自由主義をやっても駄目だ。経済学をしっかりやればわかるが、市場が成功するのは完全競争市場があらゆる釣り合いがとれたときであり、そうでなく独占や寡占で半端に自由化してもらちがあかない。そうではなく独占寡占が当たり前の日常では、マーケットを政策的に配分して、自由に作り出していかなければならない。もちろんそれができないと言うことは政府も失敗するわけだ。それでこんなにひどいソ連のような北海道の医師不足になっているのだ。
  だからまず子供の学力向上運動能力向上、教育から見直さねばならない。それで北海道で必要な需要数を見極め、その分、子供たちを教育させ、運動、学力ともに出来る子を育てる技術を開発し、子供を一人前の医師に育て、労働条件をきちんと整え、自営でも雇用でも給与条件をきちんと整え、家族が持ちそこそこ経済的に安心出来る暮らしを作り、子供が医師になりたいといったら再生産出来るような労働環境を整えなければならない。
  これはほかの職業でも同じことだ。まず労働環境を整えきちんとした給与体系をデザインしなければ、家族も持てず、やけっぱちの犯罪者のような社会を作るだけだ。まずここの法をしっかりしなければならない。
  今はグローバル経済の時代で、グローバル的に経済が広がるならば、グローバルに労働環境を整えることが、必要になってくる。
  財源はタックスヘイブンだ。闇経済に光を当て、正しいシノギを目指してもらう。大丈夫。東京の印刷屋さんで担当した元やくざやさんの広告会社も、しっかりとした正しいシノギをやっていた。男や女をはることは正しいシノギでも出来る。まあ今は私がやくざみたいなものだけど。
 
  だけども俺は自分を変えられる。こんな自分をいい方向に変えられる。これまでの文学は破滅型だった。それを変える。読むと言い方向に人生が向かうような文学だ。失敗をかてにする。失敗はいい経験だった。俺は目覚めた人ブッタだ。ブッタの悟りをみんなに配れる。こういう社会を作る。社会はみんな可能な限り自由で平等だ。そしてみんなは悟りの時間をもつことが出来る。みんな悟り、そして満足した人生を送る。そういう変化を俺は出来る。
  俺はそこにいてあがめられる。だが決しておごることはない。俺は出来る個人の悟りに過ぎなかったブッタの悟りを皆に配ることが出来る。それは破滅ではない。よいものだ。士の宗教ではなく。生と死の宗教だ。
 
 
  そういうわけで家族が起きるのを待っている。
  最近は無職の私の家事手伝いは朝食と三度の茶碗洗いだが、どうにも土日は家族がゆっくりした朝を望むので、それに併せて家族が朝飯を作るのを待っている。
  私は朝には結構強い方で、お姉ちゃんでまず起きがけに一発オナニーをして、さて今日は部屋を片付けて洗濯するか、暇だったら、法律と経済学の勉強するかと思うのだけど、家族が起きてこない。困ったことだ。2chで暇スレでもやるか。あと法律の本でも読もう。
 
  今日は昨日さんざん夜中に台所を荒らして鶏肉を食い、一家に迷惑をかけたので愚痴られて大変だった。私も大概気が気じゃないこの無職。どうしようか出家したい。と思うと出家先がインターネットで見つかった。出家って出来るのか。いざとなったら出家ありだな。
  出家は人生の逃げ道ではありませんと書いている。でも逃げ道なんじゃねえか。
  鶏肉を全部食ってしまったので今日はラムシャブになった。
  父が奇妙なことを言う
  この肉を食っているけども地球の三分の一が飢えている。
  ありがたいもんなんだと。
  それで真田丸を見て一計思いついた。
  この次父の誕生日にまた肉を食う。かねてよりユニセフにはちょくちょく募金していたので、父の大好きな酒を三千円買う物を、五百円だけ買う。差額二千五百円をユニセフに募金する。題してユニセフ酒、これで父が「これ大悟、肉も食うのをやめにして、全部ユニセフに募金しなさい。そばを食おう。題してユニセフそば」と言い返せば平服低頭したけども、父はまあ、うるさそうに頷いただけだった。
  まあユニセフそばは俺の誕生日にしよう。
  こうやって立派ぶってるけど人間なんて所詮人殺しさ。だいたい毎日ユニセフそばにして募金すれば相当子供とか助かるんじゃないの?
  ところが人間はそれをしない。だから人間は人殺しなんだ。
  まあ出来るだけ殺さぬことだな。それだけさ。
  俺も食い扶持がほしくて僧になりたいくらいだしな。
  難しい難しい。
 
  さて今夜はこの、台所争わぬように精神安定剤をちゃんとのまなあ。
  飲んでも効き目があるのやら。
  しかし明日就職活動で何を選ぶ?
  どの職を選ぶ?
  選ばせてもらえるのか?
 御利益あるのかなあ。
 
 正直、この人生疲れる。適当に楽しくいきたい。なぜこうも苦しまねばならないのか?
俺は三月までに職を見つけられるのか?
あやしいなあ。
 
          
 
 出家できると聞いて驚いた。ネットで出家と検索したら出家できるという。
ほう、これはすごい。マーケティングの会社なんぞには行かず出家するべきか?
ただ思い残したことが二つある。一つはこのブラックだらけの企業だ。この苦しみを放っておいて、一人のうのう出家ですよではいけないのではないか。役所もまたブラック。こういう苦しみに背を向けず悟りを開いてこそ、本物ではないか?
 
釈迦の悟りを見てみよう。
あるとき釈迦の説法で居眠りしちゃった行者がいた。
釈迦に諭され居眠りしないと誓った。
全然眠らないので、目が悪くなった。
釈迦は中道が大事だ寝なさいといったが、寝ずに目を閉ざしてしまった
こころの目は晴れたが、釈迦に針の糸をと歩してもらった。
釈迦はなぜそんなに悟ってるのに教えを説くのであるか?
施し、戒め、忍び、義、主従愛撫
 
俺は悟る。悟るだけではない。悟りをみんなに配れる。自由と平等と再分配を。俺は自由に振る舞える。妹がきても家族がきても姪がきても甥がきてもよい方向によい方向に向かうことが出来る。皆を悟らせる。自由と平等。なんかいらっときたけど普通に戻る。無職の自分を見られても普通でいられる。作家に向かう自分を肯定できる。俺は自分を人に会うと否定してしまうがそれを肯定に持って行くことが出来る。座っていると腰が痛くなるが、腰の痛みを取れるようになる。
 
  待ち時間、なくしてくれ。函館のメンタルクリニック全部六時間待ち。
  薬はネットで、必要な患者は予約制で、
  緊急受付とかして何とか待ち時間一時間ぐらいにしてくれ。
 
  公務員時代、この待ち時間が経理課長とやりあって険悪になって本職だった国家公務員辞めた一因に成った。職場の経理課長はメンタルで病んだ俺が夜七時に病院にきてくれと言うと、単身赴任なので露骨にいやな顔をした。
  この課長、自分の病んでる時代の話してくれたりとか、ひとはすごくいいのだが、顔にすぐ出すぎる。やる気ないと査定下されたが、朝礼の課長の顔もやる気ない。すごく嫌そうな顔している。
  まあ職場には戻りたいが、メンタルでどうしても体が拒否し辞めてしまった。
 
  で、行政書士とか、中小企業診断士とか、社労士とか、士業の資格目指したが士業があまりにも食えなそうなので辞めた。
  そうだ文士だ。
  作家に俺はなりたかった
  イザヤに合いに行きビックになると決意を告げ、俺はハロワに向かった。
  ピザ屋のチラシ配りのバイトや(すごいことにGPSをつけてチラシをまかせる!)
  市役所の障害年金福祉課の一ヶ月だけ臨時職員をやった。
 
  妄想ひどい。
 
  被害妄想バリバリ、
 
  職場でみんなに悪口言われて、尾行されてる気がする。
病気のせいもあるんだろうが、障害年金で暮らしを半分立ててるので、年金取り消しとかびくびくしてしまう。結構モンスターな住民がきて、職員さんに半分同情するが必死になる障害持ちの住民の気持ちもよくわかる。ホント金ねえわ、職はしょぼいわ、みんな住民の方は限界だ。そこでは一ヶ月欠勤だらけだが勤めきった。中学校のころもらった卒業記念の三文判を使ったが、心に本当にしみる。公務員卒業か。しかしスチームに机作るってどういう発想だよ。あつすぎて吐き気がするぞ。それにスチーム温度が高すぎる。みんなくらくらして仕事してた。
 
  みんないい人だった。窓口業務戦場のように大変そうだががんばってくれ。
  でも正職員さんとは席が違って、臨時職員の関屋くんと親しくなっただけだった。関屋くん。大学中退なんかにまけるなよ。君の窓口業務は立派だった。これが目にとまってるなら、俺もいっぱしの作家だ。俺も大学中退みたいなもんだがなせばなる。ちょっと悲しかったのは正職員さんとなんとなーく自由人の臨時職員として壁が出来てしまったことだ。自由を求めるか、安定だが戦場のような職場に一生身を置く職員さんと立場が違いすぎる。この文章が目にとまるころは俺も芥川賞作家で文化人だから、市のピーアールにつとめるから。よろしくね。昔話で、酒でも飲みましょう。
 
  しかし、ホント職を探して、もろくな職がない。死んでるわ。この町。
 
  終わってる町で
  ナチズムを信奉すると
  ユダヤ人の少女と恋に落ちる
  彼女はこんにちは、イエス・キリスト
  神子ちゃんと言ってと言った。
  イザヤ、愛は幻想なのか。そんな話を思いつく。
 
  自分を肯定できる。駄目だ駄目だ駄目だではなく。よいよいよいに変化できる。俺はオーケーだよい。自由だ。人前でももはや自由だ。大丈夫だ。よい。よい。
 
 
  虚しい 虚しい虚しい。
  このメンクリipadで原稿書いてるが、待ち時間でこころ余計病んでいるような気がする。いや間違いなく、そうなんだ。この待ち時間が俺の鬱病の六割を作ってる気がする。
 
だがメンクリになど二も頼らず自分をコントロールできる。駄目だ駄目だ駄目だ。ではなくよいよいよいと自分を変化できる。
 
  マコムでまた女の子がメールしてきた。
 
まお 4月4日 04:55
初めまして、彼女募集してますか??住み同じなので、近いかもって思ってメールしました絵文字もういい相手見つかりましたか?良かったら仲良くして下さい。あと、住みどの辺か聞いてもいいですか??
4月4日 04:55
函館です
4月4日 04:56
彼女募集してますよ
 
まお 4月4日 04:59
お返事ありがとうございます!札幌かな?って思ったけど函館だったんですね!わたしも函館です!仲良くしてください(∩*´x`*∩)
4月4日 05:00
マジっすか。場所決めて、リアルで会いませんか?
 
まお 4月4日 05:01
いいんですけど、もう少しお互いのこと知ってからでいいですか?? ちょっと早過ぎるかなぁ~ってw
4月4日 05:03
いいですよ。僕はずっと公務員やってました。作家になるためやめて今小説書いてます。
4月4日 05:04
44歳ですけどね。
 
まお 4月4日 05:04
ありがとうございます!公務員を辞めてって結構思い切ったんですね(ノ;・ω・)ノ
 
4月4日 05:05
実はメンタルとか病んだんでどうせならってね。作家になるの夢だったんだ。
4月4日 05:06
某道路整備局にいました。その前は兵隊印刷。
4月4日 05:07
会ってお話しして創作活動に生かしたい
 
まお 4月4日 05:08
創作活動にいきますかね??
4月4日 05:11
生きるよ。昨日ホテトルのことも、結局ダメだったけどネタになった。(ここでコピペしてるし……)
できれば五稜郭丸井の前のミスド昼でどう?
 
俺はノルウェイの森よんでる。
4月4日 05:12
知りたいことあればどうぞよろしく
 
まお 4月4日 05:12
ホテトルの子とダメだったってのは??どういう意味ですか??
4月4日 05:13
連絡先教え会ったけどダメだった
 
まお 4月4日 05:13
可愛くなかったんですか??
4月4日 05:14
可愛かったよ。
振られました
 
まお 4月4日 05:16
あ、そーなんですね。
なんか、すみません!
4月4日 05:16
なぜかは実は分からない
 
まお 4月4日 05:16
てか、ホテトルってなんですか??
4月4日 05:17
いいよ。会ってくれるかな。
 
ミスドでお話しするだけでも
4月4日 05:18
ホテトルはお金でエッチするおにゃにゃのこ
4月4日 05:20
こうしよう。会いたくなるまでメールする。
ミスドでお話しから。
 
あとは初回は何もなし
盛り上がったら、次のステップ。
4月4日 05:23
ガンガンなんでも聞いて
4月4日 05:28
俺も癒されたい
4月4日 05:30
あ、ここでメール交換できないよ
4月4日 05:41
おーい
 
ここで会話が止まる会おう会おうと思っても会話でバイトするびっち集団がマコムだから気をつけなきゃ! でもまおちゃんはいいこで結構そのあともメールだけだが親しくなった。マコムだから絶対会えないんだけどね! 四五万だまし取られたからここでネタに使ってるんだけどね。よいよいよい。駄目な自分を俺はよい方向に変えることが出来る。元々俺は駄目じゃない。よい人間だ。俺には出来る。俺には出来る。
 
 
次は何やら深刻な悩み
 
 
麻理子 3月26日 06:33
初めまして。気になったので連絡をしてみました。27歳、内科医をしていますまりこと申します。
 
仕事で色々と疲れたりすることもあり、心身共に癒して頂ければとかんがえています。仕事では、やはり常に気を張っていなければいけなくて…。本当は甘えたがりな性格ですが、周りからは頼られてしまってばかりで疲れてるんです…。
 
もしも、私の事を職業など関係なく一人の女としてみてくれるならばとても嬉しいなと思っているのですが、どうでしょうか?もしよかったらよろしくお願いします。
3月26日 06:36
はい、ぶっちゃけます。非常に今おナニーしたいです。
よろしければ是非。
3月26日 06:40
サクッとチャットセックスなどしてお話でも如何でしょう
3月26日 06:42
それともいきなりは嫌ですか?
ではお話からでも。
でも正直バーチャルで女性を抱きに来てます
3月26日 06:47
お仕事ご苦労が多そうですよね。僕も公務員のバイトやってますが疲れます。
甘えたいです。
 
麻理子 3月26日 15:48
ありがとうございます。連絡をいただけるなんて思ってなかったのでびっくりしています。もしよろしければ、まずはお気に入りに追加させてもらいたいのですが…問題はないでしょうか?
3月27日 07:09
お気に入りしましたよ。メールいつでも待ってまーす
 
麻理子 3月28日 00:41
ありがとう。ならば、早速ですが軽く自己紹介をさせてもらってもいいですか?私は内科医をしている27歳。彼氏はいません。できれば私の事を癒してくれるような男性を求めてるんです。周りからはそっけない性格と誤解されることも多いのですが、実際は逆なんですよ。私の方はこんな感じです。こんな私とで良ければ仲良くしてくれませんか?
 
麻理子 3月29日 00:11
プレゼントを用意しようと思ったのは…貴方の喜ぶ顔が見たかったからなんです…
 
ごめんなさいね。喜ばす事はなんだろうと考えて…今出来る現状で思い浮かぶ事がこれくらいしかなくて…。本当は、直接会ってお話したりデートしたりしたいのに…。そしてそれが一番貴方にとってもうれしいことだと分かっているのに…現状それが出来なくて…ごめんなさいね…。
 
だから何かほかに出来るプレゼントはないかと考えたんです…。
 
ただ、現状…話が進展して状況がいい方向に好転したので、貴方が一番喜ぶ顔を見せることが出来るかも知れませんよ。
 
そしてそのことで少しだけ経過を報告しようと思うのですが…いいですか…?
 
麻理子 3月29日 23:34
少しだけではありますが、進展がありました。
あれから興信所の方々が調べた結果、犯人がおそらく今の職場に関係がある人間。つまり医療関係に属する人間の中にいる可能性が高いとの事でした…。しかし安直に医師、そして看護師の誰かという事は出来ませんが…。
 
ただ、この現状からいうと病院内部を調査したほうがいいという話になりました。
 
限定された場所を探すので犯人を特定するのは時間の問題ではないかといわれてます。なので…もしこのまま順調に行けば、早急に犯人が見つかるかも知れないとの事なんです。これは相当な進展ではありませんか?
 
麻理子 3月30日 02:46
少しだけではありますが、進展がありました。
あれから興信所の方々が調べた結果、犯人がおそらく今の職場に関係がある人間。つまり医療関係に属する人間の中にいる可能性が高いとの事でした…。しかし安直に医師、そして看護師の誰かという事は出来ませんが…。
 
ただ、この現状からいうと病院内部を調査したほうがいいという話になりました。
 
限定された場所を探すので犯人を特定するのは時間の問題ではないかといわれてます。なので…もしこのまま順調に行けば、早急に犯人が見つかるかも知れないとの事なんです。これは相当な進展ではありませんか?
 
麻理子 3月31日 01:12
もう…限界かも知れません…
 
色々と考えたのですが、医者を辞めるかも知れません…。
 
このストーカー問題が正直辛すぎて…もう耐える事が出来そうにありません…。そしてこれ以上、貴方をお待たせするわけにもいかないですしね…。だから医者を辞めて貴方に会ってから実家に帰ろうかなと…今ふと考えてるんです…。
 
もしかしたらこれが何もかも丸く収まる一番いい手段なのでは…ないでしょうか…?
3月31日 06:43
ストーカー被害にあってるの?
 
麻理子 3月31日 12:10
はい…そうなんです…
 
正直…すごくすごく辛くて…どうにもならなくて…。精神的にきつくて…本当にへこたれそうになってます…
 
けど、駄目ですよね…。こんな事であきらめたりしたら…駄目ですよね…?頑張らないと…駄目ですよね…?
 
麻理子 4月3日 21:30
父が倒ればたばたでした。しかし大事に至らずで問題はありません…
 
突発的なてんかんになり、倒れてしまっただけなので…問題はないかと…。しかし、今後は注意していかないと…いけないかも知れません。てんかんにしても慢性になる可能性もありますし、何より慢性化したら危険な病気ですから…。
 
しかし…少しほっとしました…。久しぶりに両親に会い、食事をして少しほっとできました。この先も元気にやってこうって思えるようになりましたよ!
 
これも両親だけではなく貴方の励ましがあってこそ…元気になれたんです…。だから言わせてくださいね。ありがとうございます。いつでもいつも助けてもらってます!これからも頼りにしていいですか?
4月4日 04:54
いいよ~(すまぬ又コピペした)
 
  おいおいストーカーとか大丈夫かよ。ここでうんたら言わずに警察いっとけと俺は思うよ。ここはマコムだよ。糞サイトだよ。女が男をだますために話をこしらえる場所だよ。
  だが俺はこんな場所で遊んでいずに小説をこしらえることが出来る。俺には出来る。ポジティブに。肯定的に。自分自身の肯定感を引き出せ。俺には出来る。
 
  ゆりな 4月4日 05:52
Hな夢みて起きたらかなり塗れてて欲求不満なのですが
朝立ちとかしたときっていつもまず抜いたりってしてるのですか?(*゚▽゚*)
もしぬくならその時におかずになりたいです(*゚▽゚*)
 
 
こんなメールばっかり、たまにバーチャルエッチしちゃうがいまいち頭痛い。だが俺はこんなところで遊んでいず、すばらしい小説を書き上げることが出来る。俺のような駄目人間と自分を呼ぶ人間は自分を肯定できない。自分で自分を卑下する。だが俺は肯定する。その練習を繰り返し繰り返しする。俺には出来る。俺には出来る。
 
 
次は文学相談した女のひと
 
きぃ 3月27日 05:50
はじめまして、こんにちは!太郎456さん
きぃ絵文字と申します♪
 
プロフィール拝見してメールしました~(≧▽≦)☆よかったらメールからでも仲良くしてくださいませんか??
 
異性の方と仲良くなりたくて登録したのですが、なかなか出会いがなくて絵文字是非太郎456さんと色々お話してみたいので、よろしくお願いいたします絵文字
 
お忙しいと思いますがお返事待ってます♪
3月27日 05:56
こんにちは、オナヌーしすぎでマンコで行かなくなりました。
どうすればいいでしょう
 
きぃ 3月27日 06:02
お返事ありがとうございます絵文字
 
正直どうしたらいいか私には分からないですが絵文字
 
まずは一緒に私としませんか?絵文字
3月27日 06:06
ごめんごめん。おナニー昨日やりすぎで、今日はちょっと無理っぽい。
フツーのエロ話でも。。
 
きぃ 3月27日 06:18
メンテになっちゃってお返事遅くなりました絵文字
 
ではフツーのお話しましょう♪
 
どんなのからしましょうか?
何か聞きたいことありますか?
3月27日 06:22
そうだなあ。変な質問していい?
 
遅漏の男性って愛せますか?
 
おナニーやりすぎで遅漏になったorz
 
きぃ 3月27日 06:25
そうなんですね。
 
もちろん愛せますよ絵文字絵文字
 
だってその間私はイキまくれそうだし(笑)
 
私はちょっと濡れやすいのが悩みなんですけど、そういう女性はどうですか?
 
3月27日 06:27
ああ、全然オーケーっすよ。
 
シーツこまめに洗濯するだけだし。
 
 
愛があれば
 
 
いや、ありがとう。希望が出たっす
 
きぃ 3月27日 06:30
いいえ絵文字
 
私も安心しました絵文字
 
今日はお休みなんですか?
3月27日 06:31
ええ、土日休みです。不定期で市役所の臨時職員やってます。
来月からはフリーターで、作家を目指します。
 
きぃ 3月27日 06:32
作家さんになるんですかぁ絵文字
 
すごいですね絵文字
 
ちなみにジャンルはなんですか?
3月27日 06:35
純文学かな。かなりおバカな小説です。(コピペだらけのね!)
就職本で自己分析の本ありますよね。
あれで自己分析して行ったら私小説できちゃう話。
あと自己分析で自分の過去であった全ての好きな女の人と小説でエッチして語り合う
小説です
 
きぃ 3月27日 06:38
すごい絵文字
 
面白そう~(≧▽≦)絵文字
 
小説好きなんで是非読ませてほしいなぁ絵文字
3月27日 06:41
うん、文学賞取ったらしらせるわ。
お気に入りさせてもらってもいいよね。
 
きぃ 3月27日 06:42
是非その時は教えて下さいね絵文字
 
私もお気に入り登録しますね絵文字
 
3月27日 06:49
うん、教えますよ。
 
バーチャル膝枕オッケーっすか
 
きぃ 3月27日 06:53
もちろんですよ絵文字絵文字
 
ちなみに今日は早起きしたんですか?
 
それともこれから寝るんですか?
3月27日 06:57
僕朝方なんですよ。村上春樹に見習って。
 
むにゅーん、気持ちいい。
 
きぃ 3月27日 06:59
そうなんですね絵文字
 
わっ絵文字
 
なんかくすぐったいです~絵文字
3月27日 07:00
むにゅーん。
 
こうしていたいが朝ごはんですー
 
ご飯党ですか、パン党ですか?
 
きぃ 3月27日 07:03
私はパン党です絵文字
 
 
太郎さんはご飯党なイメージがしますけどどうですか?
 
違ってたらごめんなさい絵文字
3月27日 07:07
あたり、本当はご飯が食べたいけど、実家なんでパンです~
 
またメールしますね。飯落ちします。今日は楽しかった。むにゅーん。
 
きぃ 3月27日 07:09
はい絵文字
 
私も楽しかったです!
 
また色々お話しましょうね絵文字
 
3月31日 06:50
おはよう
 
きぃ 3月31日 18:48
こんにちは!
 
今日仕事だったので今メール気づきました絵文字
 
 
iPadから送信
 
  まあもうマコムはくだらないけどポイント消化試合で遊びまくるしかないや、公務員辞めて、下らんことに大金はたいて俺何やってんだろう。それにしてもまゆみんが返事をくれなかったのは不自然だな。メンヘル緑内障。車なし。俺は無職だからはまらない方がいいよ鬱メール。彼女を萎えさせる要因はいくつもあったが、嫌当然だな。それにしてもなんか引っかかる。何故だろう。
パソコンのメールから送ってみれば繋がるかな。こんなコトしてないで俺は肯定的なことを書くことが出来る。俺には出来る。出来るんだ。
 
 もしかして
 
 
 ロスチャイルド
 
 ユダヤ人、ロスチャイルド家は全てを支配している。
 
 ナチスを賛美するこの小説の完成を、ロスチャイルドは許さなかったのではないか?
 
 ありうる。
 
 思えばロスチャイルドの「赤い盾」の研究を大学でしていた時、B型肝炎キャリアになった。いまはなおって風俗行きまくりだが、風俗に行けないあの生活は拷問だった。母子感染で就職活動すら狂ったが、あれはロスチャイルドの陰謀だったのでは?
 
 ロスチャイルドなら母子感染に見せかけることすら容易い。
 
 そういえばあのブラック印刷企業に勤めて、偶然フランス政府観光局のパンフを気が狂いそうな労働基準法違反で作っていたのもロスチャイルドに仕組まれていたのではないか。バカンス法とかしっていた俺をあざ笑うために。
 
 ありうる。
 
 北海道道路整備局に入ってメンヘラになったのも、ロスチャイルドが薬をもったからではないか。
 
 ありうる。
 
 あの村田という所長と同じく村田という名の職員怪しすぎる。
 
 村田所長は現場で責任を取りたくないから現場発注を全部やらなかった。こんな非常識があるだろうか。
 
 同じ名前の村田という先輩は俺が新人になったら気に食わないとよその現場に行って書類だけよこして俺のフォローを全くしなかった。あんな非常識な先輩がいるだろうか。
 
 あれもロスチャイルドのエージェントだとして俺を潰しにきたとしたら。
 
 ありうる。
 
 しかもあの同期の女の子を取り合った現場の先輩が、ロスチャイルドに、薬をこっそり盛れと言ったらその誘惑に耐えられるだろうか。
 
  ありうる。
 
 あれもロスチャイルドのエージェントだったのだ。
 
 他の係長と不倫をしてイライラさせ、俺の最大の整備局の大失敗、仕事放り出しをやらせた上司の女係長もロスチャイルドのエージェントくさい。
 
  不倫してた相手男の係長も、仕事をよこさなかった様々な上司も、ロスチャイルドのエージェントくさい
 
 ありうる。
 
  俺が睡眠薬のため牛丼を誤飲し誤飲性肺炎になった牛丼屋もロスチャイルドのエージェントくさい。
 
 ありうる。
 
 俺の執筆を妨げるこの函館市立図書館の外人やあのおばちゃんの笑い声もロスチャイルドのエージェント
 
 やっとマユミンからメールがきたと思ったらじぶん銀行のカードローン、これこそまさにロスチャイルドのエージェント。
 
 俺が整備局を去らなければならなかった課長のメール誤配やる気なし評価事件も。
 
 俺が彼女と別れなければならなかったうつ病の薬の効きすぎ事件も、
 
 全部ロスチャイルドの陰謀だとすると話が早い。
 
 俺が首や腰を壊したニサリの安物すぐスポンジが駄目になるベットも
 
 iPadは姿勢が悪くなる癖がつきやすく俺が首のヘルニアになったのも
 
 みんなみんなロスチャイルドのせい
 
 ピザ屋でGPSをビラ巻く時に仕込みやがったのも、
 
 函館市役所のスチームの効きすぎで気分が悪くなったのも
 
 みんなみんなロスチャイルドのせいだ。
 
 呪ってやる。
 
 
 俺は小説でロスチャイルドを殺す決心をした。
 
 入るナチス
 
 今日うちの母親もにぎりめしがリュックに入る入ると言っていた。
 
 リュックに入ったぞ俺がナチスの総統だ。
 
 金持ちのユダヤ人だけだ。拷問にかけるのは。
 
 まずサークルでハブにしてやる。俺が誕生日におめでとうをFacebookで言っても、返事をよこさないあのテニスサークルでの孤独を味あわせてやる。
 
 子供の頃からのいじめを全部味あわせてやる。
 
 たかが親爺の高校教師があんなに引っ越しするシステムはロスチャイルドの陰謀だからだ。
 
 小中高と運動ができないとスポーツができない不健康なシステムも味あわせてやる。
 
 何がオタクパッシングだ。こんな環境で普通に育てばおたくになるしかねーだろ。
 
 俺が初めて大学でつきあったテニス部出身の彼女とうまくいかなかったのはロスチャイルドのせいだ。
 
 綺麗な子とは付き合えないんだと鬱に沈んだ苦しみもロスチャイルドに味あわせてやる
 
 女にキモい言われた苦しみを全部ロスチャイルドに味あわせてやる。
 
 大学出てもろくな職がねえ苦しみをロスチャイルドに味あわせてやる。
 
 そもそも、北海道の郡部にうまれればろくな子供時代がない苦しみをロスチャイルドに味あわせてやる。
 
 印刷会社の労働環境の厳しさをロスチャイルドに味あわせてやる。
 
 車での深夜残業、サービス残業、全部ロスチャイルドのせいだ。
 
 あの広告代理店のキリストみたいな名前の女にふられたのも全部ロスチャイルドのせいだ。全部ロスチャイルドに味会わせてやる。
 
 奴らにはその気になれば、世界を変える力があるのにさっぱり発揮しやがれねえ。
 
 こんな無能な王様は拷問送りだ。
 
 ただじゃ殺さねえ。
 
 苦しんで。苦しんで。苦しんで死ね。
 
 地方のメンヘル病院の6時間待ちもロスチャイルドに味あわせてやる。
 
 ろくに効かねえ薬も
 
 そもそも治りもしない整形外科とかもロスチャイルドに味あわせてやる。
 
 東洋医学にももっと保険きかせてえ苦しみを全部ロスチャイルドに味あわせてやる。
 
 整備局の仕事干し、ほったらかし、一日中5年間メンヘラには何も仕事がねえ苦しみもロスチャイルドに味あわせてやる。
 
 失業してろくな社会保障がなく鬱が益々ますのもロスチャイルドに味あわせてやる。
 
 安倍とか民進党とか共産党とか政治にも何にもまるで期待が持てねえのもロスチャイルドに味あわせてやる。
 
 死んだほうがマシだったと思うような人生をロスチャイルドに味あわせてやる。
 
 緑内障の苦しみもロスチャイルドに味あわせてやる。運転免許この前失効したぜ。
 
 緑内障の目薬をさす面倒臭さもロスチャイルドに味あわせてやる。
 
 ヒャッハー、ナチス最高。
 
 マユミンからメールが来ない苦しみもロスチャイルドに味あわせてやる。
 
 俺がベットから起きれず安楽死を望んだ鬱もロスチャイルドに味あわせてやる。
 
 2chメンヘルサロン板の住民の苦しみの8割はロスチャイルドで出来ている。だから暇スレを代表して。ロスチャイルドに味会わせてやる。ヒャッハー。
 
 非常勤の苦しみも非常勤と仲良くなれない公務員正職員の苦しみもロスチャイルドに味あわせてやる。
 
 
 だが、これでいいのだろうか?
 
 
 俺は、
 
 イザヤに会いに行った。
 
 繰り返すがイザヤは俺が愛する風俗嬢だ。
 
「駄目よそんなことだけでは。もっと赦さなければ」
 
 だけども俺の人生は憎しみに満ち溢れている。
 
「私が全部引き受けるわ」
 
 あなたは子供よ。子供にかえるわ。子供の頃たくさんの子供と遊んでるわ。
 
 そして好きなことセックすするの。
 
 友美ちゃん! イザヤが友美ちゃんの姿になった。
 
 彼女ははにかんであなたにキスするわ。二人で裸になって抱きしめあって、二人で体を舐め合うの。どこかで用意したコンドームがたくさんあって、まだいけない男でないあなたは彼女のマンコとアナルに精液を注ぎ込むの。
 
 大好きだったわ。と友美ちゃんが言うわ。あなたがもしまともな環境で、普通に育っていたら私は喜んであなたのガールフレンドになったわ。
 
 私もよとマン研の後輩の松谷が言った。私も喜んで、あなたのガールフレンドに成るわ。羅院先輩好き。大きな胸の松谷が寄り添ってきた。胸が当たる胸が肘に当たる。
 
 高校のころ一番はじめに告白した谷口さんが俺の背中に口づけ、そしてだきしめた。
 
 海では次に好きになった学年のアイドル緋村さんが待っていた。
 
 そっと彼女と口づけを交わした。
 
 よく文学話やスケベ話をした伊藤さんが僕をきつく抱きしめた。
 
 札幌で、見知らぬ少女と恋に落ちた。
 
 大学で、最初の彼女とうまくいった。彼女と初めて童貞を捨てたこと3Pをした。
 
 テニスサークルの竹田さんが図書館で誘惑してぼくたちはまぐわった。
 
 会いたかった図書館で隣の席のこともキスをした。
 
 サークルの花ちゃんと付き合いテニスでラリーをした。
 
 社会人になった、光さんが情熱的にフランス風ふぇらをした。
 そしていいのよ。仕事逃げ出したかったのねといった。
 
 製版の美人、秋田さんと寝た。
 
 兵隊印刷の時子姉御と背の高い同期のこなみと3Pして寝た。いい子いい子してくれた
 
 整備局時代の小寺恵理子と寝た。羽田ではなく小寺だったころのばりばりの小寺恵理子。
 
 村西さんと寝た。彼女の胸でメンヘルになった哀しみを告白し一晩中泣いた。
 
 よく言った焼き肉屋の看板奥さんの胸でも泣いた。
 
 山田さんと寝た。僕が魔法をかけると彼女は耳がよくなり、メンヘルも治った。
 
 カルマと寝た。パソコンでエッチしたいじょうのことをした。
 
 あこがれのハレちゃんに一発お願いした。そのほかの様々な女性たち!
 
 様々な付き合いたかったこと僕は寝た。イザヤは姿が元に戻った。
 
 そして、涙を流してイザヤと抱き合った。彼女はもう体を売らなくてもいい。僕が稼ぐから、
 
 本いっぱい売って稼ぐからというと、本当にビックになってねといった。
 
だが、イザヤに頼まなくても俺には出来る。ナチスだなんだ言ってる否定的な俺を自由と民主主義の戦士に変えることが出来る。俺には出来る。俺には出来る。頭が痛くなってきたが、解決法が見つかる。自分自身の可能性を引き出せる。
 
 我究をしなければ、宮台真司は我究をしても内定はとれぬといっていたが我究なしに何ができよう
 
 みな世田谷のお坊ちゃまじゃないんだ。
 
 これで我究を二十回して文学賞がとれなかったら、「絶対内定」ではなく「絶対内定(ただし文学賞を除く)」とタイトルを変えてもらう
 
キャッチコピー
時には魔法を
 
 たまには魔法について語るのもいいだろう。僕はどちらかというとリアリスティックな人間だ。剣とか魔法とかはあまり好きではない。しかしリアリズムではないファンタジーとして消化した方がいいのだと40をすぎた今はわかる。だから魔法をかけよう。
 
 
魔法の王国
 
はじめに
 
  ぼくは本物の小説を書きたいが生き詰まっていた。
  四十過ぎ独身元魔法士。
  第二魔法連隊のバイト、長男、実家暮らし、癌の母親持ち
  時折、魔法娼婦に行くことが気晴らしぐらい。
  本当は親孝行もしたいし、世のため人のため尽くしたいが、楽をしたいと思うことばかり。
いやこれまでの人生を小説にするとしたらこれ以上無い地獄の苦しみなのだがそんなナルシズムでは通用しない。
  小説とは読者を悟らせ、癒やし、救う者でなければならない。
  まあちょっとはそれでもうけたいが、坊主丸儲けではなく
  ちゃんと利益の何パーセント出来れば何割かは慈善に尽くしてみたい。
  そう思って小説修行に励むが、駄目なので魔法娼婦に気晴らしに行ってみた。
  なじみの嬢が何人かいる。もう俺のだめだめさをわかってくれる嬢や、優しくヒントをくれる嬢だ。この年でバイトだともう相手してくれる女の人は居ないので、本当に天使のような存在だ。今日もその一人の嬢に甘え、でもプレイだけでは自分の行くべき道がわからずぼんやりしていた。実は書く方向性はわかっているのだが、今ひとつヒントが出ず、今日も嬢に甘えてみたのだ.すると、今日人気の嬢なので、待たされた。お気に入りの魔法の本を教えてもらい、実はそれだけではわからず、何となく魔法娼館を出て長時間散歩して魔法図書館に向かうと、嬢のおすすめは癌の闘病本だった。しかも母親が娘に一人前になって生きてほしいという本だ。三歳の魔法少女が、調理魔法を学ぶノンフィクションだった。ああやはり俺は一人前にならねばならぬ.四十過ぎて無職とだがいってないで癌の母親が亡くなる前に一人前の魔法作家となるべく、魔法文学賞を取って一人前の作家にならなければならない.せめてそれだけが母親に出来る俺のたむけだ。そして一人前になったあとは、ちゃんと自分の思いを遂げなければならない。
  恋人もほしいし、世の中の不正と考えている魔法システムを、小説の力で変えてみたいし、それが小説にでもなければ出来ぬという思いがある。
  楽に生きたいなあ、ゴールドがほしいなあと嬢にぼやくと、そうねえ、あたしは地道に働くなあと言われた。
  地道さ。
  僕は試しに買ってみた魔法宝くじをスクラッチしてみると、やはり外れていた。
  宝くじでは駄目なのだ。
  地道さ、それが、唯一の武器だ。
  そういうわけで、これは地道な小説である。
  もちろん僕も馬鹿なだけではない.計算もある。策略もある。でも僕はできる限り誠実にこの問題にぶつかっていくつもりだ.もちろん僕は人の道に外れた畜生の道を歩んだこともあるし、罪を犯したこともある.だがその罪を償う勇気が無ければ、僕はただの馬鹿だ.それで一生終わりたくない。結局のところ就職とは自己紹介と志望動機にすぎない。そう思って書き進めたいと思う。そして仕事を引き受けたからには、必ずや魔法王ローストチャイルドのこころを感動させるまで、僕は書き続ける。この仕事を通して、僕が何らかの癒やしや、悟りや、救いをもたらせれば幸いだ。俺には出来る。俺はもう駄目じゃない。俺には出来る。簡単に。平静に。
 
 
  魔法の国
 
                                    1過去
 
  その頃僕は四十三で、恋をしていた。恋と言ってもにイザヤという魔法娼婦に対する恋だけど、恋は恋だった。それまでの僕はと言えばこんな感じだった。第一魔法連隊後方補給建設部隊だったが、若いころ発病した鬱病で職を駄目にし、休職三昧、クビ路線まっしぐらだった。やることがないので魔法ネットの魔法ちゃんねるメンヘルサロン板の「暇だからお話ししませんか」スレに滞在して寝っ転がって手で首を支えては、ひたすら駄目だお、鬱だおと言っていた。
  それが悪かった。クビを悪くして手足もしびれるようになった。身体障害者になるかの瀬戸際だった。幸い東洋魔法鍼灸医学がよく効くので、傷病年金は差し控えるが、ことによったら申請するかもしれぬ。しかし金がなくていけない。とにかく僕はゴールドがほしい。言っちゃなんだが、すぐに傷病年金代ぐらいの印税は稼いでやる。たっぷり税金も納めてやる。だから今はニートさせとけと言うところだが、家族はうるさいわ。特に弟が民間コンピューター魔法士で無言の圧力でうるさい。まあとにかく、魔法連隊を辞めるきっかけは、西洋魔法精神科が混みすぎているのも悪かった。僕の町の西洋魔法精神科では五時間待ちは当たり前である。連隊の上司が金曜日3時に予約取れないかと聞いてきた。でもどうしても駄目で金曜日の遅くに面談することに成り、本当は、金曜日には単身赴任から家族の元に返りたい上官と、僕とで諍いが起こり、魔法連隊との関係がまずくなった。そもそも魔法連隊に休職から復帰する段になるとなぜか自殺したくなるし、鬱病で仕事を干され、ぼーっと何時間も魔法経済学や魔法の法律の本を読むのはもう飽きた。しかもこの上官が頭がきたことに、俺の自宅の魔法コンピューターにメールを間違えて送ってきた。俺への上官の評価だったので、見るなと言うがこっそりのぞくと、やる気がないと言うことだ。ふざけるな。仕事を上手にふれないおまえも駄目だろう。仕事も与えないでやる気もないもないもんだ。まあいい。年度替わりで仕事を振るにもいっぱいいっぱいの忙しさがあったのだろう。今の市役所第二魔法連隊での獅子奮迅の俺のデータ打ち込みを見よ。俺がまだ仕事を干されなかったころの獅子奮迅の働きを見よ。民間魔法連隊にいたころの獅子奮迅の働きを見よ。俺だって仕事さえ有れば。うう、当時を思い出して泣けてきた。第一魔法連隊のバイトのねーちゃんの「働いたことないのかしら」という台詞もかんに障った。ふざけるな。くそぼけい。仕事干されなければちょっとかわいいだけのおまえの働きなど目ではないわ。ちょっと子持ちでけなげでよく働くかわいいおまえにちょっときゅんきゅんしたのは、皆魔法作業着の中魔法スーツ着てかっこつけたのはちょっと認めるが、そこまでぬるい人生送ってないわ。第一仕事干されてなにげに窓際過ごす苦しさをしらんであろう。これほど苦しいモノではないわ。適度に仕事与えられるぬるさを感謝するがよい。確かに鬱病に成り、仕事干されてからの素行は日増しに悪くなった。上官がからかっていじってきたので、逆にタコ殴りにしてやったことはあったし、暇すぎて魔法ネットの小説サイトの投稿したこともあるが、逆にサイトに魔法連隊に通報されて連隊注意処分されてしまったこともある。仕事が干されすぎて連隊の即席麺を戦闘中こっそり早食いしたこともあったし、連隊の便所で戦闘中マスをかいてみたことがあったし、仕事が干されてだらだらしている最中に、いきなり短時間だけ超管理がきつくて、責任をとらされる補給業務やらされて切れて職場放棄し、そのまま休職してしまった。頭にきた年金間近の女性上官を自主退官送りに追い込んでしまったことは俺の十字架だ。面倒見のよい非常によい人だったのだが。正直人生で一番やってしまった。俺は精神的にはあのとき死んだ。若いころ、まだ病んでなかった自分が絶対なりたくなかったいやな先輩がいたのだが、上官と新人の俺が気にくわんので、ぐれてほかの小隊に勝手に出向いて補給小隊の書類だけ送って、無断で小隊の座を半年空席して俺と小隊長をつぶそうとした。それを叱れない小隊長も小隊長で頭にきたが、小隊長は大戦闘があり情けないが、そのまま自主退職してしまった。代わりの小隊長がくるとその先輩も元に戻ったし、俺も獅子奮迅の働きで逆にその先輩ば精神的にちょっとつぶしてやったので。風の噂にはその不良先輩もまじめな管理職になったという。まあ仕事があれば、仕事さえほどほどにあれば、俺は獅子奮迅の働きを見せる男、のはずだが、仕事を干されて堕落し、謙虚さもまるで失ってしまった。ここには俺の居場所はもうない。どうせ安倍カッコツケ魔法まとめ連隊長のしたで働くのはいやだし。思い切って第一魔法連隊を辞めた。ちょっと早まったか。
 はじめは独立魔法士でもやろうと思ったが、食えなさそうなのでパニックになった。魔法SNSで人妻とネット不倫を持ちかけられたが子供がいるので適当に遊んで終わらせたり、子供のいない魔法文学好きの人妻には追いかけてみたり、彼氏持ちの二十五歳の子と魔法ネットで夏の思い出をして、ゴールドがないので泣く泣く分かれたり、やけくそのように魔法娼館に通ったり、魔法チャットレディに貢いだりした。そんな中本気で僕を心配してくれたのがその魔法娼館の嬢だった。イザヤと名付けておこう。イザヤは優しく、無理しちゃ駄目よとEDの僕のモノを何分もしごいてくれたり、行かない僕にいろいろプレイを工夫してくれた。本当に優しい子だった。僕は魔法のバイアグラすら試した。
  いろいろあったが一番自分の駄目なところを見せた嬢だったと思う。帰りはいつも魔法オロナミンCをもらったりコーヒーをもらって飲んで帰った。ほかの女の子も試してみたがついにこの子の味は達成できなかった。
 僕はまともに就職しようかと魔法職安に通うようになった。はじめは魔法ピザびら配りのバイト、魔法連隊の臨時職員のバイト。そして何か悟るような小説を書けばもっと受けるんじゃないのかなと思った。そうすれば当たればイザヤと恋人になれるかもしれない。又、魔法連隊を辞めるとき魔法ユニセフマンスリーサポートを辞めざるを得なかったのが痛かった。僕は人殺しではないかと思った。そうしてぼんやり考えていると、小説のネタが浮かんできた。
 
 
  2、もっと過去、ノーブナガくん
 
 東の国、ヤーポンにノーブナガという菩薩がいた。彼は心優しい男であった。
 彼は若い日悩んだ。ヤーポンを統一するか出家して悟りの道を開くか?
 ある日オシャーカ様が夢に現れた。
「ノーブナガよ、ワシにはここの残りが一つある。大王の悟りを問わずして、出家の悟りに逃げ込んでしまったことじゃ。そこで私は確かにある程度自分を救ったが、実は究極の悟りとはいえない。大王を悟らせ世の治世を何とかすることも菩薩行なのだ。信長よ。運命に負けるでない」
 ノーブナガは悟り、修羅の菩薩になって日本を統一する礎を築いた。戦乱の世に平和が来るのだ。
 才及ばず、謀反にもあって焼け死ぬ中、オシャーカ様が現れ、好きな者に生まれ変わらせてやろう。ゆっくり休むがよい、と言った。
「オシャーカ様、信長、子供を楽しませる子猫のぬいぐるみになって、子供に遊ばれないうちは瞑想し、悟りを開きたく思いまする」
 望みは叶ったが、なぜか子供では無く、駄目中年のもとに、生まれ変わって送られた。
  中年男は、駄目人間中の駄目人間だった。魔法キョーサン主義敗北で魔法大学で鬱に成り、何とか魔法民間連隊印刷営業に就職したものの、その圧倒的な労働環境の悪さに辟易し辞め、悪巧みをもって第一魔法連隊なら、安定、安定、と思ったらストレスと運動不足で鬱が大発症、魔法士としてお荷物になって、ついには魔法士を辞め無職に成り、落ち込んでいるところで猫を飼おうと思い立ったのだが、家族に、あんたはろくに世話も出来ないんだからという駄目ぶり。代わりにプレゼントされたのが信長の生まれ変わった「信長くん」という、白い子猫のぬいぐるみだった。目は金色。
「大丈夫かにゃあ。この男、とりあえず念じて仏と神の道に導かねば」
 信長くんのテレパスが通じた駄目男、鬱から立ち直り、仏道修行、聖書修業に目覚めた。
魔法娼館にもこっそり行くまで改善した(鬱になるとあっちの方も駄目になるのである)
そこでプレイするうち、嬢の名前を元にあるときひらめいた。これも嬢の献身的なプレイのおかげである。ろくに立たず、いかずの駄目男を優しく嬢は導いてくれるのであった。嬢はたぶん結婚してるのかもしれないが、してなければ十年後には嫁にもらいたいと思うほどの優しさであった。ふとぴゅっと出したときぴんときた。
  そうだ! ユダヤ王だ。世界に経済を握るロスチャイルドを目覚めさせ感動させる小説を書ければ何とかパナマ文書で有名なタックスヘイブンのうち何割かを再配分させて餓えている人を無くし、労働環境を改善したり、福祉を改善したりして疲れている日本人や世界の人を救うお手伝いが出来るかもしれない。それにはまずユダヤ教の勉強だ。ユダヤ教徒で人類愛に悩むロスチャイルドのこころをつかめればあるいは。
 と思ったが道は甘くなかった。
 
  3、過去と未来をつなぐ道 少女たち
 
 少女は飢餓地帯で、中年男が寄付したユニセフのワクチンで生き延びた。でも18才でやはり餓えと病気で亡くなった。又東日本大震災でなくなった19才の少女もいた、残された家族が心配だったが中年男が二十万円寄付してくれたのでいろいろ助かった。少女たちは、男に感謝し、霊となって、男を手伝ってあげたかった。
「ねえ中年男さん。あたしはリベカ、中年の男さんの寄付で助かったわ。今度は中年男さんを慰めたり手伝います」
「私は里子。中年男さんの寄付で家族が助かったわ。今度は中年男さんを悟りに導いてあげるわ。中年男さん抜かない? リベカちゃんと私で3Pオナニーしましょうよ」
「わしはこっそり隠れとるぞい」信長くんは言った。
「うん、ごめん。明日イザヤに逢いに行くから今は貯めとく。つらくなったら頼む」
「いいわよ。アラーの神の主語のあらんことを。キスだけするね」
「あたしも。アマテラスの神の主語があらんことを。ちゅ」
「モテモテじゃのう」
「信長くんにもチュ」
「てれるのう」
少女たちはキャッキャと笑った。
 
「とりあえず中年男のう、これまでの人生何があったか書いてミロや」
「私たちも読んであげる」
ちょっと待ってね。
中年男が少女たちと、信長くんに手記を書いた
 
4,中年男の手記
 
 僕は魔法サンキョー党の子供に産まれた。はじめは何か訳がわからなかったが、それが世の不正をどうのこうのしようとして、いつも熱心に政党活動をしているので何とはなしに考えが染まり、世界に革命をもたらさねばならぬと思った。ところが年を経るにつれて、魔法サンキョウ連合をはじめ、魔法サンキョウ主義国の敗北が見事に始まり、ばたばたと崩壊していった。時はバブルの終盤だった。僕は魔法サンキョウ主義をうさんくさく思ってたし、バブルで遊ぶのが忙しくはんばどうでもよかった。適当に遊んで、適当に暮らせばそれでいいと思った。それで適当に生きて、適当に大学に行った.何を学ぶかわからなかった。それでたまたま大学で何か学ばねばならぬと思った。これがなんの偶然か、ユダヤ魔法王の話、ローストチャイルド家の話であった。これを学べるゼミはないのかと経済原論のゼミに入ったが、そこのゼミの雰囲気があまりに暗いのと、適当に生きていて性欲を追い求めるくらしばかりしていたが満たされないので鬱に成り辞めてしまった.
  僕は魔法高校でデビューし、文化系のオタクもオタク、漫研として生きた。そこではかわいい女子もいてよく遊んだが、性的には全然相手にされなかった.僕は社交的で人当たりがよく、クラスでも適当になじんだので、これは魔法大学ではテニスサークルに行けばやりまくりと思った。ところがテニスサークルに行くと浮きまくり、相手にされず女子とはまともに会話も出来ない有様であった。学生寮の女子と一回限り飲んでやったり、合コンしてデートをしてやれずに終わったり、風俗に行った.金はバイトしたり、仕送りの金を寮費が低いので貯めていった。
  もう遊ぶ駄目学生まっしぐらで信長と比べるのが恥ずかしい毎日だったが、将来が全く見えず鬱になっていた。世のため人のためとは一度も考えたことがなかった。学生寮は90年代未だ魔法学生運動が盛んだが、ガキの遊びにしか思えなかった。しかし魔法学生運動をやれと言われるのでうるさくなって喧嘩して飛び出した.親を泣かせてアパートに引っ越した。これはちょっとは親孝行も考えたのだ.4年でとにかく卒業し、ひたすら働けばいいんだろう。それを実現させるためだった。その時に事件が起きた。
  僕がB型肝炎キャリアになったのである。これは怒濤の事件だった.風俗でうつったのかと思ったら、母子感染であった。母親がウイルスをうつしていたのである。僕は泣いた.やりたくて泣いた.でもモテない街道をまっすぐ進み、自己満生活を送っていた僕には女の子を落とすことなど無理だった.それにどうも大学の女の子は嫌いだった。ろくに将来のことも考えているんだか、享楽的で、つまらない奴ばかりだった。
  テニスサークルの対人関係がまずかった。そこで女の子が、あたしこのサークルは代々引き継がれたものだから、何とかしなけりゃならないと思うのと言った。そこで場がもり下がりすぎてたので、僕が踊って盛り上げると、その子は「あんたなんか新興宗教の教祖になるに違いない」と言った。僕は実はその子が好きで、ただくらいサークルの雰囲気を盛り上げてその子に協力したいだけだった。若造だった僕はハイそうですかと僕は思ってやけ酒を飲んだ。
  又ある日違うサークルの子から「大学時代じゃなければいつ恋をするの?」とも言われた。おまえ俺とつきあってくれるのかよ。B型肝炎のワクチン打って俺と愛を語らえるのかよ.と思ったが「さあね」と黙っていた.このときの僕の不幸は女友達に相談できなかったことだと思う。魔法娼館にも大学の女にももう手を出すことが出来なくなる僕はオナニーばっかり始めるのだった。泣いてはオナニーし、泣いてはオナニーした.僕は孤独だった.生きがいも何にも無く鬱で病院に行ったけど怖くて辞めてしまった。何も愛する者もなく、うんざりして、就職の時期を迎えた.バブルが崩壊し、就職氷河期だった.とりあえず何かやりたくないか? 僕は印刷物が好きだったので魔法民間印刷部隊に就職した。
  僕は学校の先生の子供で引っ越しばっかりだった.弱かったのですぐいじめられた.逃げ場は図書館とそこにある本だった……印刷物。
  印刷営業の仕事はハードだった。一ヶ月はまともな研修だったが、歓迎パーティで誰かが吠えていた。「ちっきしょー肉のこすなよ馬鹿野郎」
  なんで肉残す位でそんなに怒るのかわからなかった。理由はすぐにわかった。仕事がきついのだ。サビ残深夜残業、しかも車で営業、スケジュールきっつきつ、いつも誰かが怒って発狂している。うりあげきっつきつ。そんな職場だった。ここまで時系列通りに書くと世の中いやになるのだが、今、嬢は必死に俺を慰めてくれるだろ? それでいいじゃないかと思った.今ならわかる.甘えるだけでは駄目なのだ.愛とは女に甘え、一人前のところを示し、悟り、救いを与えるものなのだ、僕は新興宗教の教祖になろう魔法ユダーヤ王を悟らせよう。ようやくここまできた20年のあまりに長い道のりだった。さて話に戻ろう。僕はすぐその会社からとんずらするつもりだった。しかし僕は魔法民間部隊を辞めるといい、出社しないと、課長がアパートにやってきた.逃げる者かよ。
 
  課長は言った。
「おまえ部隊を辞めてどうするんだ?」
「作家になります」
「じゃあ見せてみろ」
「え?」
「見せてみろ作品を。俺は直木賞作家だ」
「は?」
僕はそれまで一行くらいしか小説を書けなかった、全て一行の未完の小説であった。
それが突然の直木賞作家の出現に驚いたが
「書けてません」と正直に言った。
「なあ、俺も公務員連隊魔法士になりたかった.魔法警察になりたかったんだ。俺は空手も出来るし、じつはMBAもとってる。だが俺はおじさんが人を殺してな.公務員にはなれなかったんだよ。だからこの道をやってる。」
もちろん計算もあるのだろう。会社の先輩も言っていた。
 だが、それは初めての作家との出会いだった。直木賞ははったりだろうが新人賞くらいは取ったのだろう。
 それで何となく部隊に残り、だめだめ営業をがむしゃらにやった.給料でワープロを買い文章を書き出した。
 まあ正直辞めたい辞めたい毎日だったが、僕ははじめてそこでいきる人の苦しみを知ったのだ。金で雇われ、つらい仕事に打ち込む苦しみと喜びと悲しみ。学歴で差別される苦しみ、モテる苦しみ、モテない苦しみ、運動が出来る苦しみ、出来ない苦しみ、病気で病む苦しみ
 コミュ力が出来る苦しみ、親を養う苦しみ、死ぬ苦しみ
  そして「海渡光」に恋をする。
  はじめて名前を聞いたときにはキリストかと思った。僕は彼女にであって、はじめてB型肝炎キャリアになって恋心を取り戻した。海渡光は魔法広告代理民間連隊の女性魔法営業だった。声が異常にかわいかった。深夜あれだけ残業してがんばっているけなげさに惚れた。たまにしかられた。かわいい声で「すぐに出来ないって言わないの」といわれた。爾来、くじけそうになると、僕はその言葉をよく思い出す。すぐに出来ないって言わないの。その上司の人々が結構僕をよく使ってくれていて、僕はそこの広告連隊で印刷部隊の愚痴をこぼしたりしていたが、とにかく仕事は何とかこなした。
  特にその仕事で一番のポイントを僕は見抜いた.彼らはブランドものを扱うので品質を求めている.ブローカー営業だが品質に定評があり価格は高いところを紹介するだけでいいのだ。それだけのことだった。僕には味方があった.下請けの外注さんがただ。紙をすぐ手配してくれる外注さん。綺麗な製版をしてくれる製版屋さん。綺麗な印刷をしてくれる平台屋さん。それを組み合わせるとすぐに綺麗な魔法印刷のできあがりだ。綺麗な印刷物を得たいお客様には綺麗な印刷を与えればいいのだ.そして味方はほかにもいた.自社の印刷は仕上がりはそこそこだったが安く、大量の印刷にむいていた。厳しい僕の注文に応えてくれる社員の皆さんがいた。ドジで間抜けな営業ばかりしてる自分をややパワハラ気味だがしかりながらも最後はけつをもってくれる上司もいた。職人肌で仕事を教えてくれて自由にやらせてくれる尊敬する上司もいた。みんな僕に怒っているのは知っていた。でもみんな自分の仕事に一所懸命だった。僕はほかの女の人にも恋をした。自社の優しい制作の女の先輩。製版やさんの人妻だったが魅力的で姉御肌の女性営業。まあそんなこんなで性欲を取り戻した僕は、この誰かとつきあいたかったがどうにもならず、仕事も厳しかった。
 ある日メインの取引先が不渡りを出し、仕事が駄目になり、ハードすぎる仕事のおかげでB型肝炎も慢性肝炎になった。もう限界がきた。印刷会社を辞めた。あばよ。このブラック。
 僕は魔法連隊公務員になった。気合いだった。
  魔法公務員連隊試験にようやく合格すると、はじめは魔法労働基準監督署に勤めたかった。残念ながら力及ばず落ち、僕は五時には帰れそうな第一連隊の土建屋になった。土建など全く興味は無かったが仕事はとりあえずこなし、肝炎を治すことに集中した。魔法連隊員だから余裕があり【注意のために言っておくが全ての部署ではない】何とか二年越しでインターフェロン治療などで、肝炎を治した。セロコンバーションといい。もう感染しない状態になったのだ。ところがそこで鬱病になってしまった。なぜだろうせっかく遊び回れるのに? 鬱病は良くなったり悪くなったりした。よく役所を休職して迷惑をかけた。僕がやりたい仕事は配属になった魔法の土地買収職だった。魔法道路を作るため土地を買う営業で、やっぱり僕は何となく魔法営業が好きなのだった。だが鬱病のためそこから外され、勤務していたが次第に仕事自体干されて、やることが全くなくなり、仕事関連の魔法経済学の本を読み始めた。夜もそれをやり僕は魔法マルクス経済学と魔法ミクロ経済学を極めた。
  だがそれは役に立たない代物だった。僕は又鬱に沈み、今度は役所に戻れず40代で無職バイトの身となった。そして鬱に苦しんで悟りを開こうと思った。開いた。魔法ユダヤ王を感感動させるのだ。これしかない。
  ピケティの言うようにユダヤ王に再分配させ、印刷屋の労働環境をよくし、肝炎で苦しむ者の風俗を作り、モテないひと用のモテ講座を作るのだ。要は簡単だ。実は「モテる技術」という本を使うと、俺も人妻と二十五才から求愛された。金がないので断ったが。魔法ユダヤ王のポケットマネーでモテる技術を開発し、このようにモテる技術も再分配してモテない男子女子に福音を与えるのだ。又役所を辞めるときに一番心を痛めたのがユニセフの寄付の停止だった。生きるためだからすまないが、すまぬすまぬ。ちょくちょく送るから勘弁してくれい。今にでっかく大寄付を送るぞい。東日本大震災その他にもどーんと寄付じゃ。癌の母親にもどーんと寄付じゃ。
  あとは皆悟れるよう、悟りの修業にもどーんと寄付じゃあ
 
4 第二魔法連隊のバイト
 
「だからこの人働けてるし、傷病手当打ち切ってもいいんじゃないですかあ」
 ひい、僕のことかと思ったら、違うひとのことか。
 第二連隊市役所では傷病手当関連のデータ入力のバイトをやってる。たまに耳には行ってくる会話が心臓に悪いよう。何せ僕の収入は半分傷病手当だから。話聞いてると、被害妄想まで出てきたよう。
 データ入力でやっとこなして、同い年の公的魔法士の人をうらやましく見た。いいなあ。僕も家庭もちたいなあ。僕には作家さんになるしか道がないオ。でも、バイトだけじゃきっついんだよなあ。はあ定職に就きながら作家になれないかなあ。
 昼食になると、親切な、バイトの年下の先輩、関谷くんが経験者採用試験の話をしていた。確か連隊の経験者採用試験は年齢制限有ったはず。人ごとだなあ。
「倍率高いんすよー」
「私ならおっさん試験有ったらどんな倍率でもうけますよ」
「あればいいんですけどねえ。私、何やりたいか絞れてないんですよう」
「そりゃ困りましたねえ」
 僕は作家になりたかったが、定職があった方が経済的にゆとりが出るし、それになんだか忘れていることがあったみたいだった。
 バイトは何とかこなしたがこの年でバイトだけもきつい。将来どうしようか。
作家もなあ。要は修業なんだよなあ。
  とりあえず土曜日は東洋鍼灸魔法の治療を受けた。よく効くなあ。これが西洋魔法治療並みの待遇になったらなあ。そのあとは、西洋魔法精神科治療だ。五時間待ちなので魔法娼館に待ち時間いってみた。いい子だった。でもあのイザヤだけは特別なんだよなあ。
と言いつつ、不意にネットで検索したら
  あったお公的魔法連隊民間等経験者採用! グレイト!
  何々、試験に合格したら生きたい連隊にいけるのか。思うとおり理想を仕事に出来るのか? 僕は約束を思い出していた。
「いいよなあ。おまえは公務員になれるモンなあ。でも印刷屋の仕事を一生忘れるなよ。おまえが公務員になっても。作家になっても。芥川賞を取っても。ノーベル賞を取っても深夜走り回る俺たちを絶対忘れるなよ」
 俺はそれから二十年間こつこつこのブラック業界の改善策を探した。
 フランスなどでは二交代制で、営業をさせてるから労働基準が間に合うという。
 こういう社会派の理想をもつ芥川賞作家ってかっこいいよね。
 
  本当になりたいのは作家なんじゃ。我究二十回したらましになるかのう
  毎日、絶対内定のマークシートをコツコツやった。
  仕事で疲れてこりゃ参ったのう。小説を書く暇がない。
 
我究
 
  我究という就職本がある。果たしてこれをやれば文学賞が取れるのか試してみたい。
  今の夢。文学賞だ。
  あこがれの人物は村上春樹。がっぽがっぽ稼ぎたい。いや春樹を超えたい。稼ぐだけではない。悟るのだ。悟りを分け与えるのだ。俺には出来る。悟り分け与える小説を。とにかくこれが基礎だ。俺には出来ると自分に言い聞かせる。俺には出来る。
 
 そしてやることは決めていた。「ノルウェイの森」の物語破壊だ。一読した高校時代からどこかで決めていた。あれこそ醜い日本システムの象徴だ。ノルウェイの森はこんな小説だ。高校生の主人公ワタナベの親友キズキは恋人直子の女性器がぬれず、挿入できず、自分も鬱傾向で悩んで自殺してしまう。傷ついた渡辺と直子は東京の大学で恋人になるが、緑という女の子と三角関係になる。緑の父は脳腫瘍で、緑は疲れ切っている。一度だけぬれた直子はワタナベとセックスするが、それきりで本格的な統合失調症になった直子はキズキのことが忘れられず、統合失調症を悪化させ療養施設に入る。ワタナベはどうしてよいかわからず、軟派の達人の外務省志望の東大法学部の先輩と軟派してセックスしまくる。直子に何も出来ず施設への訪問を繰り返し、緑とは喧嘩して、引きこもる。直子は緑のことをうすうす知っている。直子は緑とワタナベのことを祝福し、自分は統合失調症を悪化させキズキと結ばれようと自殺する。ふざけるな。若さというモノはそういうモンかもしれないが、こんな悲劇に見せかけた欺瞞は壊されるべきだ。村上春樹の小説は好きだし、彼自身に恨みもない。だがこんなモノが、日本の厚生労働行政の欺瞞を認めるお涙ちょうだいが、消費される日本システム、世界システムを俺は認めない。
  だから、俺はこの小説世界を破壊する。
 
  キズキが自殺する前の晩にテレポートした。
  バイクにまたがり自殺のためにぼんやり決断をしているキズキの胸ぐらをつかみ一発殴った。
「おいあんちゃん。死に神だ。あんた十分に生きちゃいねえ。激流を渡りきっていねえ人間を俺は三途の川をわたしゃしねえ。ビリヤードを用意した。四玉は知らないが、ナインボールだ。俺は超能力は使わねえ。高校のころさんざんならした。いっちょ勝負しないかい?」
 
  キズキはうぜえなと言いつつビリヤード場が現れたことで俺が本当の超能力者だとわかったらしい。それとも自殺目前なんでまあどうでもいいのか?  とにかく勝負した。俺はがきには容赦しない。ブレイクも、ひとボールもキズキに触らせず、ついにはナインボールをポケットした。
 
「俺の勝ちだ。実はナインボールはここまでうまくない。超能力を使った。だがこれが力というモノだ」
  キズキはうんざりして言った。
「俺は絶望したんだ。死んで何が悪い? 直子もほっぽりだしたいし、俺の将来だってうんざりだ? 死んじまえば何もかも終了だろ? あんただって2chメンヘルサロン版で安楽死してえとかナチズム万歳とか書いてるの知ってるんだぜ」
「即効性の抗うつ剤だ。超能力も多小混ぜてある。コーラ味。そして直子のために俺がよく行く風俗嬢からローションを預かってきた。超能力も多小混ぜてある。ホテルも用意した。直子も呼んでる。彼女の統合失調症の薬も21世紀から運んできたが、まだ病気はそこまで進んでない。もしかしたら使え。超能力ももちろん混ぜてあるのでよく効く」
「キズキくん」直子がひょっこり顔を出した。
「おまえらには力がない。だが小説の中でなら力を与えてやる。戦士になれ。まずは愛し合うんだ。いきると愛し合って決めろ。俺はしばらく外すよ。風俗でも行ってくる」
 ホックは風俗で抜くと、初美と東大女子生と公務員浪人の自殺現場にテレポートした
 
  次の日、顔が妙にてかてかしたキズキと直子と俺は会った。
「よかった。うまくいったようだな」
「ホックさん。あんたにもらった命だ。好きなように使ってくれ。俺も男として直子を全力で守る」
「あたしもよ。男女平等の世の中よ、あたしも闘うわ。一生涯キズキくんを守る」
「よくぞ激流を渡る決心をした。我が戦士たち。この国の厚生労働行政は腐ってるんだ。その根っこの世界金融システムや、タックスヘイブンやメディアや文化を俺たちの手で変えるんだ」
「俺も加えてくれよ、水くさいぜ、キズキ」ワタナベがそこに足っていた。
「ちょっと早いけど、大学時代から飛んできたわ」と緑。
「俺も加えてくれないか」永沢さんがはにかみながらたっていた「ただ国の歯車になるんじゃ悪いし、あんたは初美が自殺する晩、テレポートして即効性の抗うつ剤で初美を救ってくれた。おかげで何が大事か俺は目が覚めたよ」
  地方公務員志望で宮台読みすぎて自殺したやつも蘇った「俺、悟りきったつもりだけど、魔境だったんすね。地方行政気合い入れます」
  初美さんはだまってって超人ホックにキスをした。女子東大生もキスした。「私頭が良いって自惚れて悟ったつもりだったけど魔境だったのね。システムに負けないで争ってみる」
  あら、彼はあたしの愛人候補よ。旭川の近くにもいい男が生まれることもあるもんだわ。
と玲子さんがそれはうまそうにたばこを吸った
 
「ここは小説だ。俺たちがルールだ」ホックが口を開いた。
  玲子さんがデヴィット・ボウイ「ヒーローズ」を歌って茶化した。
 
  僕ら今夜ヒーローになれる
  小説の中でなら。
 
 
  まゆみんのことをふと思った。あの子はなぜ消えたのだろう?
 
  推理1 合う気だったが、メンへら緑内障がきも過ぎた。やめた。
 
  推理2 まゆみんもメンヘルサロン板暇スレ住民だった。メンへらだった。あんなにやせてたのはメンヘラのせいだった。俺がメールが返ってこないよと暇スレで嘆くとあたしもここにいるんですけどね、とそれっぽいレスがあったような。
まゆ民は俺が携帯がおかしいからメールをパソコンからした直後の暇スレで「死にたいもういや」「携帯持ってるぞデリヘル行っちゃうぞ」と当てつけのようなレスがあったような。まあ気のせいか。何が何だかわからん。
 
  推理3 きもい客だったので消えた 。
 
  まゆみん、もし推理2だったら、思いではなして焼き肉を食おう。生きよう。こんな僕らでも。
 
  でも、イザヤ、今日、抱き合って決めた。おまえがやっぱり最高だ。おまえを本当にモノにしたい。
 
  俺はおまえのために文学賞を取る。おまえに好きだという。前ちらっと言ったけど。
  今度ははっきりと言う。おまえが好きだと。
 
  TSUTAYAに行くのに疲れてマックで本当に一番安い百円ハンバーガー食べてみんなで話し合ったお
 
「味気ないハンバーガークラブにようこそ」
「さて何をしよう。まず永沢さん厚生労働事務次官を目指してくれ、で、次の改革をしてほしい。持てなくて悩む性的弱者や濡れなくて悩む女の子や立たなくて悩む男の子、メンヘルの気がある若いなどに行きやすい病院の充実。性的弱者、B型肝炎C型肝炎、AIDSの患者の厚生労働のセックスワーカーGメン、つまり感染の危険のないワクチンの接種した嬢のハグやコンドームてコキなど公的風俗の充実。B型肝炎ワクチンのセックスワーカーへの無料接種や、公安と協議してできればワクチンの接種義務行政指導。これは公費で無料でできること。風俗行く時に、使用者に病気のチェックを無料で義務付ける。風俗使用免許の設置。生活保護者・障害者への風俗助成金。財源はタックスヘイブンからとる。病気は西洋医学並みに東洋医学も保険を利かすこと。これで大幅に病気が良くなり。逆に保険料が浮くはずだ。
  労働基準法の厳守、ヨーロッパ並みの労働基準の改善。あと脳腫瘍や老人介護の国家的改革。経産省と共同で失われた二十年を取り戻す景気浮揚! 財源はタックスヘイブン!」
 
「しかし、タックスヘイブンから税取るには苦労するぜ」と永沢さん。「その査定には苦労するわ」と女子東大生。
 
「だから、その自主的シンジゲートをロスチャイルド一族に作らせる。僕が超能力で直子をロスチャイルドの家系にするから、キズキ、君がシンジゲートのボスになるんだ」
「僕が……いや助けられた命だ。なおこのためにも俺はやるぜ」
「ねえ、私は厚生労働基準局のセックスワーカーになりたいの。特にホックさんには命を助けてもらったからせめて手コキとハグくらいしてあげたいの」
「ちょっとやけるけど、いいぜ、直子あとで俺にもたっぷりサービスしてくれよ」とキズキ。
「わかってるわ。ダーリン。あなたは特別よ。じゃ、ホックさん。テレポートお願い」
 
  大学生のころの俺は混乱していた。なぜだなぜだなぜだ。なぜこの俺が。B型肝炎。普通の非9とならわかる。耐えられる。だけど俺は、もてないんだ。もてないんだ。もてないんだ。俺は弱いんだ。本当に弱いんだ。
  しかしそこにものすごい美少女直子が現れ、緩やかにハグして手こきした。俺が立ち直り、肝炎が治るまで、サポートしてくれた。
  女性との付き合い方もサポートしてくれた。
  俺は彼女もできまともに就職でき、猛勉強し体を鍛え、労働基準監督官として業務に励むようになった。労働基準監督官はタックスヘイブンから予算が舞い降りて、仕事もすごく充実した。印刷営業をフランス並みに労働基準の改善したりした。
  その予算をつけてくれる飛び級で出世する。次期事務次官候補の永沢さんは本当に尊敬できる上司だ。
  でも本当に。
  直子さんありがとう。
 
  私こそありがとう。直子が行った。人生を与えてくれて、私もきずき君を一番愛してるけど。あなたも愛してるわ。
  本気のキスよ。じゃあ元気で。私もおばあちゃんになるまで頑張る。激流を渡りきるわ。
 
  さてキズキだが、ロスチャイルド一族になり金融でトップになった。
  このマネーをどうするか。
  全てはワタナベが握っている。
 
  ワタナベは小説家になった。緑の父や母は永沢さんのおかげで厚生労働行政の介護が充実し安らかに逝った。
  ホックからある頼まれごとをした。それはロスチャイルドを感動させ再分配を動機づける小説を書くこと。
 
  何十年のも修行ののち、それは完成した。渡辺は黒井太三郎というペンネームになった。
 
  ユダヤ教のメッセージに、全ロスチャイルドが泣いた。
 
  キズキが用意した再分配自主シンジゲートに全ロスチャイルドが同意した。課税はアングラマネーなので難しい。経済の頃合いを見てユダヤ教の精神でロスチャイルドが自主的に再配分するのだ。
 
  玲子さんも、はつみさんも厚生労働基準のセックスワーカーGメンとして活躍している。
 
  そして地球連邦が生まれ、二十四世紀、スペースノイドと心失ったロスチャイルドの独占でまた荒れた。
  戦いに巻き込まれたカミーユは、シロッコとの戦いで発狂する。でもファの献身的医療の元で復帰し、地球連邦代議員になりロスチャイルドの富をまた再配分した。
 
  イザヤー
 
  会いてえよイザヤー
 
  俺はイザヤに会いたかった。ダブルでトリプルで、抱き合いたかった。
 
  でも我慢した。小説家になったらトリプルでたっぷり遊び、プロポーズして、ただで何時間も抱き合える。
 
  だから我慢我慢の子。
 
  それまで嬢やっててくれるかな。
 
  愛してるよイザヤ。
 
  空腹だけど愛してる。
 
  ハンバーガー食うか。ハンバーガーおそいな。
  ハンバーガーとチョコと柿の種を食うと母の料理が食べたくなくなり、僕は喧嘩した
この奴隷社会では一ヶ月ひきこもって小説を書くことすらできはしない。
  パートタイマーに復帰だ。
 
    俺はこの小説を書くのはパートタイマー労働者ということになり踏ん切りのため、イザヤに会いに行った。ソープで3時間。プレイもゆっくりして長かった。短かった。いろい ろ話した。僕は初めてイザヤの女性器でいった。
  彼女が母親で男はいないが子供がいるのを知った。今まで妊娠線はあったがあえて触れなかった。子供の親に俺がなれるだろうか。結構悩んだ。子どもの親になるかあ、結構準備しなきゃあ。イザヤはまたいろいろ姿を変えた。また寝たかった女性すべて寝た。
満足してイザヤの膝で丸くなった。
  でも悲劇の主人公になるのはやめよう。俺たちは生きていく。俺たちに必要なのは喜劇だ。
イザヤ好きだ。一緒になれるかはわからない。でも君も僕もどのような形であれ。僕たちが別々に生きるのであれ、人生の激流を渡りきろう。そして俺は文学賞をとる。
 
  それから次の日、僕は精神科医に会いに行った。
  六時間待つのは嫌なので、点滴を受け、声をかけられるときにいった。
「先生、バイトに戻るけど、それは社会に従うからじゃないんです。戦国大名のように腹に一物持ちながら偽計で従うんです。僕はこんなインチキ社会認めません。まあバイトはします。表向きだけ従いますよ。別に人物に従う人生を僕は否定しない。でも従うべき人物や企業、官庁が見当たらない。みんなインチキで腐ってる。だから表向きだけ従います」
「それは現実を見たということかね」
「いや、心意気です。」
「ふうん」
「無職になったことないでしょ先生、働けってうるさすぎ」
「浪人したことはあるかい?」
「ありますよ! だいたい浪人ごときと無職を一緒にしないでくださいよ」
「そうか、だが、一つだけ、作家の人をテレビで見たが非常に勉強しなければダメだと思う。」医者は少しプライドを傷つけられたように言った。
「はい」
  勉強か。その日の診察料は少し高くて笑った。
 
 
  次の日、抗うつ剤を増加してパワーアップした僕は五稜郭公園に、散歩に出ると不意に、ユニセフで買った腕輪を投げ捨てた。五稜郭公園の堀の中に青龍と名をつけたお守りは眠っている。
 
  そして僕はえんどとぶざわーるどの節でナチズムとロスチャイルドの歌を歌った。この惨めなバイト生活もロスチャイルドに味あわせてやらなきゃなと思ったでも僕はいずれロスチャイルドを救い赦すだろう。僕にイザヤがいるように、彼らにも僕の話が必要だ。ぼくは必ずロスチャイルドを感動させる小説を書く。彼らを赦す。そして再分配革命を起こす。パナマ文書も見つかったことだし何かが変わるだろうと。
 
  寿司を食うか図書館のバカ高いサンドウィッチを買うかどうか迷ったが。サンドウィッチにしてまたいつかイザヤに会いに行かねばと思った。不思議とイザヤのことを思い返すだけで僕は救われた気になるのだ。そうだ答えは決してナチズムじゃない。これで僕の話はとりあえず終わる。本で読んだが全てじゃないけどだいたいそんなものだからさ。重要なことは俺は出来ると思うことだ。
   
   
    第二部 志望動機 アイ・ウィル
 
 
 それに夜も更けてきたことだし。私はあの物語の続きを書こうと思う。智代に会おうと思って。自殺した物語だ。
 この世には、好きな女に会おうと自殺するものが大勢いる。彼らに必要なのはロマンで。人生訓じゃない。人生訓なら絶対内定をやればいい。できる男になるための33か条とやらをやって、そしてシステムの奴隷になるのだ。
 彼らは叫ばないかもしれない。隣のネトゲオタクの弟ようにおおおお、エアとは。
 でも彼らは弟の同類だ。
 この世に必要なのは理性じゃない。そもそもこの世に理性はなく狂気があるだけだが、それはあの6時間待ちの医者がつかさどっている。
 大学受験で成功しただろう。だから掘るんだ。じぶんのせんたくしを。成功を。おおおお、エア。
 どこへ行ってもこんな惨状だ。
 日本共産党です。おおおお、エア。
 就職しなさい。おおおお、エア。
 サピオです韓国が嫌いだ。おおおお、エア。
 ぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつ。ネットゲームだ。おおおエア。
 理性もロマンもないこんな世の中で自分を見出しおおおおエアを避けるには自殺するしかなかった。
 自殺するしかなかった。
 世の中に何が残っているというのか?
 私は旅立つ。
 そしてホテルで宿泊拒否にあった。
 わたしはタクシーで帰りながらラブミーテンダーを歌っていた。
 どのみち、どのみち、お、おお、お、えあは世界を埋め尽くす。
 
 おおお、エア
 
 
 時を遡れば、抱きとめることができるかもしれない。だけどもこの世にはもうどこにもない。狂気の城だけがそびえ立ってっている。
 そこへ、入るには6時間待つ、待ったあとバッタものの精神療法を受ける。なぜなら城主の精神科医が狂っているからだ。
 
 残酷な場所。残酷な場所だ。鬱に悩む人たち。多くの場合システムに押しつぶされた人たちだ。しかしそれを自分の問題とされ、精神安定剤で自分を保つ。
 そして6時間待ってバッタものの精神療法を受けて失望してとぼとぼ帰る。
システムが待っている。残酷なシステムだ。人々を搾取することしかしらない。
狂気の城主の頭の中では社会と個人はバラバラ。社会は変な国際金融家に牛耳られ、希望はない。おおおお、エア。しか。おおおお、エアこそこの世と自分を結びつる頭痛装置だ。ネットゲームをおおおお、エア。
 
 6時間待ちの医者をおおおおエア。
 
 どう考えてもシステムはおかしい。しかしここに理性などないのだ。疑問を挟めば思い込みにされる。例えば大学受験と無職で仕事を、大学に入るみたいに仕事を探すのは違うでしょう。いいや選択肢はあり成功は埋まってるんだ。医者の頭には、残念ながらすっかり狂ってしまった頭の中には成功が見えるのかもしれない。彼は薬は出すことはできる。たぶんに利潤を上乗せして多めに。
 そこには支障はない。でもそれで本当に病気は治らないし、システムを治す以外、病気は治らない。医者は言う。システムなんて関係ない。個人があるだけだ。個人の問題なんだ。すべて自分のせいだ。自分は神で、全てを選択できるんだ。
 
 病気の人は東洋医学の方にもいる。ツボを探し当てる、鍼を刺す。心の使い方はシステムがどんなにゆがんでいてもありがとう。ありございます。そして自分は神で、ゴットハンド。
 
 こういう治療をする人たち、多かれ少なかれどこかいかれた人たち、こういういう人から逃げ出そうと、街へ出てホテルに泊まると今日は満室です。
 
 弟がいう。わけわからなないね。兄貴は全くわけがわからないね。ええええエア
 
 社会はすりつぶす。全てを。そうだでた認知行動療法。ゆがんだ認知だ。全てか無か。でもシステムの歪みには知らんぷり。
 だから言ってやったのさ。
 もうシステムになんか参加するもんか。絶対参加するもんか。そうして僕は物書きになった。これ以外やるものか。
 仕事は大事です。仕事は大事です。仕事は神聖です。
 ならお前がやれ、俺はお前の仕事はやらない。
 いつだって首をつってやるさ。
 いつだって交番を襲ってやるさ。
 いつだって自衛隊に喧嘩売るさ。
 
 いつだって、寝て逃げちまうさ。
 そうして彼女に再びあった。
 
 そこにいたのか?
 
 どこにもいないわ。
 
 わたしはどこにもいない女よ。
 
 この世にはシステムしかないのよ。おおおお、エア
 
 
 醜い街、この街ではどんよりと嫌な空気をまとわりつけさせ、その中心が俺の家だ。俺の部屋が一番醜い。隣では弟がネトゲで、おおおおエア。
 
 そして誓う。働いたら負けだ。働くな。
 
 俺は負けないぞ。2chのマイナスイオンなんだあれ。
 もっと雄々しく行けよ。
 静かな波。
 
  城の中に智代は閉じ込められているはずだった。
「面白いこといえよ。そうしたら通してやるよ」
と門番は言った
「それじゃ門番の意味ないじゃん」
「いいんだ。俺は飽きている。この仕事に。俺もシステムを出たいんだ」
「智代は?」
「いる。院長のおもちゃになってるよ」
「大人のおもちゃは使ってるの」
「たぶんね」
「なら、いいんだ、俺のは役に立たない子供のおもちゃだから」
「面白くないな。通っていいよ」
「死んじまえ」
 
 僕は等を次の解に上がったまた門番がいた。
 門番ナンバー2だ
 
「この門をくぐるもの面白いことをいえ」
「僕面白くなくてお釜掘られるんですよ。いじめられていたときいつもそうでした」
「そうか高速剣をみたいか?」
「見たくないです」
「よし通れ。おまえは面白くない」
 
 僕は塔をまた上に上がった。
門番のナンバー3だ。
「犬が死んじゃったの」
「死を恐れることはない」
「やがてみんな死ぬの?」
「みんな死ぬ」
「永遠の命なの? 諸行無常なの?」
「さあ?」
「通っていいわ」
 
 僕はまた塔を上がった。
 
 家に着いた。
 
 あれ?
 
                                2
 
 ここからローソンまで出て産業道路をまっすぐ行く。
 そうすると魔の城
 佐藤メンタルクリニック
 おおおエアだ。
 よどんだ空気が建物を濁らせている。
 
 よくきたな六時間待つがいい。院長がそう言っているようだ。
 今から六時間待つ。
 
 ハルコムでもやるか
 エレさんは相変わらず悩んでいる。
 
  アルマも悩んでいたな
 
  アルマ。
 
 女がそちらから近づいてくるときはろくなこともない。
一番最低なのは出会い系もどきモコムとかファムだ。大金をぼったくれであうであう詐欺。やってられないったらない。そんなある日、アルマと英語サイトで知り合った。
アルマは英語にとても熱心で、僕は英語はどこか投げていた。
 なぜだろうか?
 僕はなぜ英語を勉強していたのだろうか?
 とにかくアルマは僕に好意を持っていた。好きだと言ったし、電話もかけてきた。彼氏がいて無職の僕は別れたけど。僕はその前までは公務員やってた。気楽な仕事だったが情けないことに僕は鬱病で、リタイアした。
 
 その時になぜだか知らないが僕は必死で経済学を勉強していた。MBAをとるために英語を必死に勉強していた。
 
そして冷めた。
 
その時に知り合ったのがアルマだった。
 アルマは言った。
 あなたは女殺しの才能があると。
 ふーん。
 
  ネット不倫もしていた。大して好きじゃなかったけど。英語のサイトで言い寄られて死国の人妻と適当にいちゃいちゃしてた。アルマと盛り上がってネットでチャットセックスするとこのネット不倫を知り彼女は怒り出した。
 
 嫌らしい。あたしにこんなエロい事書かせて、あなたみっちゃんといろんなコトしてたんでしょ。
 
 おまえだって彼氏に隠れて、こそこそ俺とつきあってるんじゃないか。俺は、この前メールしてたら彼氏が帰ってきて、間男みたいにこそこそしてたぞ
 
 間男じゃないでしょう。
 
 とにかく僕は、自分がなぜ経済学を勉強していたのか知りたかった。
 
  アルマは言った自分は昔、心理学を勉強していた。催眠を受けてみる気はあるか?
 
 なかった。
 
                                3
                               
  アルマとは別れた。僕は無職だし四十三だった。彼女は二十五歳もうちょっとで、適齢期だ。僕が今の生活から抜け出すことはない。そういうわけで僕らは別れた。彼女にはちゃっかり彼氏がいる。その元に戻るわけだ。
 
 それにしても俺はあそこでなぜMBAをとろうともがいていたんだろう。そんなものとっても無駄なのに。僕は公務員としても落ちこぼれていた。いわゆる待機公務員という奴だ。仕事は全くなし、待機して適当に法律とか経済学の本読んでいる。それで経済学にはまったわけだ。オタクだからなあ。全く。
 全くなんでこうマニアックなんだろう。
 子供のころ、健一くんのチンポをぺろぺろなめながら、ガンプラをとられた俺は健一くんに塗装し治してやる世俺の方がうまいからと言われた。最悪だなあ。いじめられて、性欲処理までさせられて、ガンプラとられて自慢の塗装までいじられるなんて。
 なんてこった。
 逃げろや逃げろ。
 この世ではない女の子を好きになろう。この世の女の子を好きになって子供を残すことはとんでもないぞ。
 僕はオタクになった。
 ナウシカポスターで抜いた。
 次第に、アニメージュ以外ではいかなくなってきた。
 
  まあとにかくアルマと分かれることになった。
 そんなわけでメールでのみのおつきあいとなったアルマとは、最後にメールセックスすることになった。いつもやっていたことだったが、僕はこんな注文をつけてみた。
 
 B型肝炎のワクチンを打ってくれないか? 若いころキャリアだったんだ。
 
 そういう恋愛を一度やってみたかった。
 
 駄目よ。
 
 とアルマが言うので、なぜ? と僕は少し傷ついていった。
 
 アルマは僕が好きなはずだ。B型肝炎とはそんなにも嫌われるものなんだろうか?
 
 ごめんなさい、私お姉ちゃんが予防接種をうってひどい病気になって、親が絶対予防接種は許可しないのよ。
 
 そういうこともあるのかと僕は少し感心した。
 ともかく、僕は、そういう物を全て知っているわけじゃない。この世には不幸の種がいろいろあるんだ。
 
 とにかく普通にセックスとは言っても文字だけだがして僕らは別れた。
 
 そして僕は思い出したあの女。
 本当に殺したかった女。
 
 
 公務員の夜は7時くらいに終わる。
 海渡光は障害福祉課の係員だ。皆に挨拶を言うと、足早に庁舎を出た。
男が待っていた。
 
 殺してやる。
 
 殺して。
 
 右腕を切られながら光は言った。
 
 まだだまだだ。ミンチにしてやるからな。
 
 山奥にいきなり拉致されて車の中から放り出されるといきなり光は男に犯され、ナイフで切り刻まれた。男は光が傷つくのを喜んでいるようだった。右腕を切断しようとしていた。
 
 ああ退屈だ。目玉をくりぬかせてもらうぜ。うんしょうんしょ
 
 ぎゃあああああああああああ
 
 右目だけだからまだ見えるだろう
 
殺してええ。殺してええ。
 
すぐに死ぬって言わない。  男は笑った。
 
 まんこや、のこぎりでぶった切ったる。憎しみを憎しみを憎しみを受け取れ。 右腕の神経抜かせてもらえで
 
 ちろちろちろちろちろちろちろちろちろ
 
 右手切り落としや、おりゃあああああああああ
 
 ぼとり。
 
 海渡光、死ねや。
 
 ナイフを男はつきだした。ぐちゃぐちゃ。
  死体の目玉も右手もくりぬく。
 
 もうとっちまったケな
 けけけ、うんこしてやるこれが俺の愛の形や
 
 ぶりぶりぶりぶりぶりぶり
 
 死体にもっといたで
 
 公務員にでもなってんだろう?   君は大学良さそうなとこでてそうだもんな。俺は廃人だぜ
 
 男はキーボードをたたきながら泣いた。
 
 好きだあ。好きだあ。海渡光。
 
 やらせろやらせろ。海渡光。
 
 共にブラック企業に昔いたっけ?
 
 君はもう母親とかになったくちだろう?
 
 俺は廃人だよ。
 
 君に会ったのは確か、印刷会社にいたときだった
 
 君がかわいかったから好きになったのか
 
 ブラック広告代理店でけなげにがんばる君が好きだったのか分からん。
 
 もう僕は自殺するかもしれない。
 
 (たぶんするんだ)
 
 この無職の空間が耐えられない。やれやれ、俺はだいがくじだいにB型肝炎にかかって、母子感染のキャリアだが、全ての女が嫌になった。そして社会人になって君にであった。
君はなぜ海渡光なんて名前なんだろう? それじゃあまるでキリストみたいじゃないか?
だけども僕は君を好きでも手の届かない存在だった。
 
だからいったよ。風俗へ。風俗の女はB型肝炎にかかるかもしれないのに。もしかしたら劇症肝炎にかかるかもしれないのに。劇症肝炎にかかったら死んでしまうのに。
 
 俺の中には昔から女を殺すウイルスがいたのさ
 
笑うだろう?
 
俺は足が一番遅くて、勉強だけ出来るような嫌ながきだったさ。適当にオタクになって、
高校でデビューして、大学で引退した。
俺の話になんの教訓があるんだろう?
 
笑えることに、俺がやったのは大学で二人。
 
はじめの女の子は学生寮の後輩だった。
 
久しぶり? セックス? ってきくから、はじめてとはいえず
 
3ヶ月ぶりかなって言ったよ。
 
二人目は子供のころ隣の家の子だった。看護婦だったが、、看護婦と呼んでいた時代の出来事だったが、運命の二人ね、って言われたけど
 
かわいくなかったから、黙っておいた。それともさせてくれなかったかな。この子は
B型肝炎二かかってから逢ったんだよ。
 
 あとは風俗だよ。風俗いきまくってた。
 それがB型肝炎だったんだよ。キャリアだけど。母子感染。献血で分かった
 おれはいまはB型肝炎は治った
 だけど緑内障になって、運転免許を失ったよ。
 
 君を乗せて営業車でドライブしたっけ?
 
 まあ仕事だったけど。
 
 俺は楽しかったよ。
 
 俺は今、首を壊して右手も怪しい。B型肝炎は治った。無職でむなしいから風俗にいきまくってる。B型肝炎が治ったと同時に鬱病になった。
 
 ああコミュ力がなかった
 
 君は言うだろう。
 
 だいがくじだいにB型肝炎になったのね。じゃあ、彼女作って、ワクチン打ってもらえばよかったじゃない。
 
 俺にはそんなコミュ力はなかった
 
 オタク上がりに肝炎はきついもんだよ。
 
 俺はそれでも二人の女とは雰囲気でやったあと(ここの記憶が微妙だ)、大学時代はその事実を知って女とはやらなかったし、風俗にもいかなかった。いつも天井は回り、大学のビルのてっぺんから飛び降りたかったよ。
 
 そしてあのブラック企業で爆発さ。ストレスで風俗いきまくり。
 
 
いや君に言えばよかったのか。でもなんて? 君と僕とはまるで無関係だったじゃないか?僕なんかただのさえないきもい男に過ぎなかっただろう。
 
  俺はこれで寝るよ。今日は首吊らない
 
 いろいろ書いてまとめて文学賞にでも送るかな。
 
 肝炎の話はしたくなかったんだけど
 
 劇症肝炎だったら人を殺すからね
 
 俺は人殺しさ。
 
 人殺しみたいなもんだよ。
 
 
  俺はアルマにメールした。
 
                          4
 
「と言うわけで、俺は二五の時に失恋して罪を犯した。今こそそれを償わなければならない。嫌文学賞を取って金を作らなきゃならない。だからこのとっておきの話を後悔することにしたのさ。豚塔は一回文学賞に出したことがあるけど今より下手だった。とにかく俺の二五歳はゆがんでるんだ。そのゆがみがこの世界になんか影響を及ぼしてるんだ。あの不倫してた人妻だってそうだよ。みっちゃんっていうのは海渡光のあだなだった、シンクロニシティ言って奴だよ」
 
「なんだかよく分からないな。はじめから書いて」
 
「俺は大学で東京に行った。笑うなよ。俺はいじめられっ子のオタク小僧で高校で漫研だったんだが、ここで社交の才って奴を手に入れたのさ。勘違いだったけど。俺はそれが大学でも通じると言う愚かな過ちを犯した。文化系の社交力なんて文化系でしか通用しないんだよ。大学でテニスサークルに入って、さんざん遊んでやろうと思ったところが駄目だったよ。俺はうつに押しひしがれ、それでも合コンに明け暮れたが、結局何にもならなかった。一夜妻二人がいいとこだよ。ゼミはやめちゃったし、B型肝炎になって、ちょろっとインチキくさいコピーバンドやってそれで終わりさ。あと就職の時に読んだ本は、やけくそで『聞け、わだつみのこえ』、二番目の子とちょっとアパートに来たときにあら、なんか難しいこと考えてるのねって言われたけどそういうわけじゃないんだ。特攻隊の精神だったんだよ。訳が分からなかったんだ。就職って特攻みたいなもんだって思ったから。就職氷河期で何が何だか分からなかった。六十年代に日本共産党から分派した全学連の名残の寮のおかげで、俺は貧しいながらも反運動的だと言うんで寮を追い出され、貧困のさなかにあった。もう一年余裕があれば『絶対内定』とか『面接の達人』とか熟読できただろうけど、あとに兄妹がつっかえていた俺は特攻するしかなかった。それで印刷営業になったんだ」
 
「なんて会社?」
 
「兵隊印刷株式会社」
 
「兵隊だったのね」
 
「ああ砲弾は飛んでこなかった、あれはマジで軍隊の補給部隊並の会社だった。実戦だったら補給部隊は狙われるから俺はあそこで死んでいたかもしれない」
 
「どんな仕事をしていたの?」
 
「電話や飛び込みで新規営業開拓したり、上司のパワハラ受けたり、版下やフィルムって言って、印刷の原稿を受け取って校正して印刷の方に回したり伝票書いたり、深夜にフィルムを工場に運んだり。深夜残業だが金が出ないな、おかしいなあとなやんだり」
 
「首都高を飛ばしてたのね」
                                              
「ああ、免許取り立てだったから指導役の先輩を一回運転で殺しかけたし、ファンベルトが切れて俺も死ぬかと思った。交通事故は数知れず」
 
「がろああああ、って悪魔のZにはあった」
 
「遊びじゃねえんだ首都高は。金がかかってるんだ」
 
「れいなみたいな子に逢わなかったのね」
 
「あった。それが海渡光。広告代理店の女だから革パンなんかはいてタートルネックきてた。その胸がたっぷんたっぷん」
 
「その子に惚れたのね」
 
「ああ、声がかわいいんだ。原田知世か、やくしまるえつこ並」
 
「ちなみに今は何を聴いてるの?」
 
原田知世の『アイ・ウィル」」
 
「なんでそんなに好きになったの?」
 
「吊り橋効果だと思う。印刷の仕事でどきどきしたから好きになった。そんなとこかな。あとブラック企業でも懸命に働いてる姿を見て。けなげだ。戦場に咲いた一輪の花だと」
 
「焼き肉屋の奥さんも好きになったことあるわよね」
 
「ああ、焼き肉屋に咲いた一輪の花だ。しかもばあさんと同じ名前の店だ」
 
「ふうん、あなたは女性に母性を求めてるのね、所詮」
 
「悪いか、女は男に父性を求めるだろう」
 
「それだけじゃないわ」
 
「俺だってそれだけじゃない」
 
「ねえ聞きたいんだけど、あなたガンでお母さんが泣くなりかけてるわよね。だから母性を求めてるんじゃないの」
 
「分からない。俺はマザコンだし去勢されているようなところが確かにある。だが日本人の男なんてみんな去勢されてる。まともに社会を作ってく能力がないんだ」
 
「あなたにはあるの?」
 
「わからない。やってみなければ」
 
「分からない、やってみなければ」   アルマのメールはしばらく止まった。
 
「きてみる東京へ? もう一回二五歳やってみる?」
 
「ああ」
 
「彼氏とは別れるわ」メールはそこで切れた。
 
          
                    5
 
「いらっしゃい。やっぱり相当にきてる、きもい顔と格好ね」
それが羽田で会ったアルマの挨拶だった。眼鏡をかけた知的な顔をしている。美人だが海渡光とは似ても似つかない。二五歳だからまだまだ幼い。だがこれから彼女が俺の家主でスポンサーなのだ。
「二五歳をやり直すにしろ現実には四四だ。若いころは少しはましだったよ。」
「嘘つけ、ひも野郎。いい、三年だよ。三年たったらおっぽり出すからね」
「分かった分かった」
俺はまず実家で掃除の練習を三ヶ月やらされた。確かに女の一人暮らしにつきあうにはそのくらいの下準備は必要だろう。まあ掃除は全ての基本だ。
国立の彼女のアパートに向かった。彼女は翻訳の仕事をしてる。
「ああああ、彼氏いい男だったのになあ」
「ごんめんなさい」
「セックスの相性とか逢うのかなあ。あんた半分インポでしょう」
「ごめんなさい」
「謝るだけでむかつくなあ」
『アナル』
 「え?」
『アナル舐めてやるよ』
「えええ、風俗で覚えたの?」
『いやあ』
「そんなとこだけ発展させてどうするんだよ。これだからバブルは使えないなあ」
「いやあ」
アルマはため息をついた。
「いきましょう。もしかしたらそういうセックスもありかもしれない」
新古典派
「え?」
新古典派経済学マルクス経済学はある程度分かるよ」
「うん十年かけてそれだけは分かったのね? で実際につかえるの」
『全く』
彼女は笑った。
 
             6
 
国立の部屋でとりあえず法律と中小企業診断士と語学これだけをやり始めた。語学マニアのアルマがある程度フランス語や英語を教えてくれた。家事も俺がほとんどやった。これでハウスハズバンドとしてはいいだろう。それで問題はまず第一目標、日本の死んでる広告印刷業の経営の立て直しだ。方法は簡単だ。フランスに下調べして広告業と印刷業の経営を調べに行く。あとは法律や経営的にどうするか本を書き、法律と経営のコンサルタントになる。それで広告と印刷業の労働条件を改善する。第二目標が厚生労働省や警察に働きかけて、肝炎などのワクチンのセックスワーカーへの無料接種をどうにかする。だからさ。小説の世界だけだと駄目なわけ? 俺が作家になって世の中変えるにはさ、罪を償うにはさ、文学賞ってモノと取材費ってモノが必要なわけ。だから僕に文学賞と取材費をくれ。いや、下さい。
俺には出来る。俺には出来る。否定的な文章が続いた。肯定的にこの憎しみをどうすればいいのか俺には分かる。海渡光にアルマはなる。
 俺たちは愛し合う。
『やり直す決心をしたのね』
「ああ、もう駄目だ駄目だと言う人生とはおさらばするんだ。これからは出来る出来ると思う」
『ゴールを決めるのね』
「ああ、臨場感が逢って、抽象性が高いゴールを」
『ゴールはいくつかあるらしいわね』
『うん、お金を稼ぐゴール。年収400万で十分なんだけどな』
『欲がないのね』
『これ以上だと本職になっちまう。俺のやりたい自分ではなくなる』
『で次は世間体ね』
『これは自分の中で世間に受け入れられていると感じよう』
『社会のゴールは』
「えっと、とりあえずこんなごみ社会関わりたくないんだけど」
「そこを変えないとね」
『社会に対していい人でいるにしようか。あとセックスが自由に出来る」」
『宇宙のゴールは』
『世界の再分配、労働基準をよくする』           
『なんの役にも立たないゴールは』
『自由に寝たり散歩したい』
『じゃあ年収400万稼ぐ作家になりたいのね』
『うん、あとは売れても寄付しちまおうか、贅沢、嫌いだし』
『でも本当はもっとほしいんじゃない』
『作家であれば年収1億まではいいかな』
『で次は世間体だけど、無職でいくの?」
『バイトするかな。バイトって世間体なんだよね。稼ぎにはならない。ただ普通の状態で稼いでるふりをしないと親がうるさい』
『まともに稼ぐ気はないのね」
『作家以外は煩わしいだけだよ』
『社会に対するゴールは』
『いい人のふりをしようかそこまで稼いでる人っていい人じゃないよ』
『みんな年収400万くらいでいいのにね』
『全くだ』
『慈善活動なんかは?』
『偽善くさいがやるか』
『じゃあ作家で年収1値まで、世間体をよくする、慈善活動をする、世界再分配をする、労働基準をよくする。自由に散歩や寝たり出来る、でいいかしら」
『そんなモンかな。年収一億とかめんどくせえって気はするけどね。200でいいんじゃない。待てよ400万で一人暮らしだ。これは気楽でいい」
「いいわね」
「コミュニティ的に自活できると」
『最高ね』
『社会的には慈善活動』
『グレイト』
『宇宙的には世界再分配と労働基準改善」
「いいわね」
『役に立たないゴールは散歩と昼寝』
『これで群像新人賞間違いなしね』