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アクセスカウンター 現在の閲覧者数: 現在の閲覧者数: text 空母実現。。。アメリカから輸入の武器は完全国産化可能。。。国産戦闘機が高いのは偽装。。。国産潜水艦。。。国産イージス空母。。いずも型はただの大型空母。。。発展場なのでヴァイセクシャルヴァーチャルキンシンソウカン禁欲プラトニックエロスロリコン自由にオナニーしてね、一切強制レイプなし、嫌なら自由に別れてね、数に限りあるけど僕と会いたい人はメールちょうだい。ふんわりで全部包むふんわり。連絡先 mmayu252@gmail.com ノーベル賞三部門確実作家 戦国うつけカルテットのブログ 社 https://app-measurement.com/redirect?url=https://itunes.apple.com/us/app/id0&gmpaid=1:994979440713:ios:be67b714d814481f98f798&idfa={ios_ifa}&aclid={transaction_id}&anid=adperio&cs=Adperio&cm={ad_type}&cn={offer_name} 324858392 https://blog.with2.net/link/?id=2090257 event_name https://blog.with2.net/link/?id=2090257 pod 'Firebase/Analytics' content_copy # or pod ‘Firebase/AnalyticsWithoutAdIdSupport’ にほんブログ村 科学ブログ 最先端科学・最新科学へ
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神武ライン新聞 グレートワン 21世紀キョウサンゲリオン 天武天皇日本文明、日本芸術、日本神話及日、仏教ヤハウェアラー宗教総合、存在社会位置自由システム論。。。ブログ。。。ヤハウェ文学賞受賞、日本文明天皇制を作った男天武天皇、3、20即位、1972年3、20日生まれ中野太郎がその正統後継者、リンテンノウ。。回す天皇。回転天皇。。。大王制だったらワコクはニュージーランド止まりだよ。そもそも日本って国号俺が作ったの。君が代俺が歴史制度、日本神話。芸術。。元寇に負けるわけねえんだよ。。。皇帝止まりだから。。。ヤ

レンジャーブラック企業隊全部グリンベレー及び最精鋭。。。イージス空母多数及び米軍空母実現。。。アメリカから輸入の武器は完全国産化可能。。。国産戦闘機が高いのは偽装。。。国産潜水艦。。。国産イージス空母。。いずも型はただの大型空母。。。発展場なのでヴァイセクシャルヴァーチャルキンシンソウカン禁欲プラトニックエロスロリコン自由にオナニーしてね、一切強制レイプなし、嫌なら自由に別れてね、数に限りあるけど僕と会いたい人はメールちょうだい。ふんわりで全部包むふんわり。連絡先 mmayu252@gmail.com ノ

戦争と平和
 
                中野うつけ太郎信長
 
――人間は合流するのが怖い。 ブレットイーストンエリス「レスザンゼロ」
 
平和のためのアイディアは割と簡単である。国際的な不戦相互不可侵条約網、シミュレーション戦争条約、平和憲法輸出でほぼ完全に達成できるはずだ。
 
自民党民主党共産党の各政党のみなさんへ、以下編集してないから少し不親切だけど献策するので是非党運営の参考にしてください。
 
家の苗字と家紋、遺伝的傾向、文化的傾向、言い伝えから自分のルーツを探るべきである。私の文化的ルーツはまずアフリカの類人猿がシュメールで文明を作り、そこからユダヤ人、ユダヤ人が日本に渡来して、天皇家、そこから分かれた物部氏、石上氏、石神氏、源氏に別れ、さらにそこに西アジアからインドや南方の黄色人種の農民の血が混じって、私が出来ががっている。祖父の時に非国民に一時転落したので、天皇、豪族、貴族、武士、農民、被差別階級と全ての階級の先祖を持つ、ある種の達成を成し遂げている。もっとも日本人の誰しもがこう言った階級や、血縁、文化の混合体であると思う。母方が源氏の傍流であることから天皇ともなんらかの遠縁であると思われる。そもそも生物学的には一家族の類人猿から全人類派生した訳である。
 
日本にも文明は比較的新しいが、古代文化は有史以来あって、おそらく四大文明圏と何らかの交流があり、それからユダヤ人が大量渡来したことから考えて、神話的共通性や宗教文化の拠点であっただろう。日本が文明の初めであると言う言い伝えもある。いわゆるムー大陸の子孫が日本だとかそう言う言い伝えである。おそらくムー大陸はなかったであろうが、日本に古代文化があったことは間違いない。北海道、東北、関東、関西、出雲、九州にそれぞれ王国があり、おそらく言語や文化、宗教も違っただろうが神武天皇ユダヤ王国の滅亡から十年かけて日本まで渡来して、日本を建国したときに次第に統合したのであろう。ユダヤ王国が滅亡したときにユダヤ教を守る層と多神教に改宗する僧が現れ、シュメール、古代日本の神話、ユダヤ教から生まれたのが日本神話なのだろう。
 
日本神道多神教だが、一方で全体主義的な同質化の傾向を持ち、それはおそらく一神教を経験してるだけであろう。日本は大和民族朝鮮民族琉球民族アイヌ民族、その他の民族からなる列記とした多民族国家であるが、国民としては全体主義的に同質化されている。アイヌ民族なども記念館や伝承などと少し独自性があるだけで、日本人として見事に同質化されている。日本に輸入されるものはまずオリジナルではなくイノベーションされて日本製になってしまう。
 
日本人に一切オリジナリティはないが、イノベーションすることには天才的な国民性を持っている。思えばこんな資源もない国が、落ちぶれたと言え世界第三位の国内総生産なのだから、日本という国は奥深い文化文明的奥行きを持っている。古代文化国だった日本、それはクニツガミの国だったが天津神天皇一族に征服されて、古代文明に変身した。日本人が天皇制をがんとして守るのも、その古代文化国としての歴史の長さから来る保守性のためであろう。日本は特色として女性ロックシンガーが非常に強い国である。文学とロックに世界は紛れもなく男性優位社会であるが、何故か日本でだけ女性ロックシンガーが優勢なのである。
 
女性の早期音楽教育の男性の普及、日本語の特質、文化や宗教様々な背景が考えられるが、女性がロックで強いただ一つの国である。おそらくアマテラス神話と何か関連があろう。日本の古代王国の邪馬台国や多くの古代王国では女性が女王だったと思われる。神武天皇以来男性の優位になったが、クニツガミ的文化では女性優位なのである。日本人にマザコンが多い理由の一つがそれではないかと思われる。日本人は愛国心が強く自信と劣等感が強く、日本特異論や日本劣等論が多い。いじめ社会、お上が好きで保守的、歴史が世界で最も古い国の一つである。おそらくムー大陸の子孫だとか、日本から全ての文明が始まったとか、天皇の前に天皇家がありその歴史はさらに古いだとか、古代文字だとかいうのもそれなりに何か根拠があることなのだろう。
 
この奇妙な国家は帝国主義の中アジアで唯一列強入りした。よく考えると、秀吉の朝鮮征服、任那戦争、日米戦争の三回しか日本は戦争に負けていない。元寇でも勝ったし、日清日露でも勝った。日本は結構戦争で強い国なのである。自衛隊の練度の高さは米軍以上だというがそれはそういう歴史的背景があるのである。今日日本はすぐ空母に改造できる出雲以下世界三位の海軍力を持っているれっきとした軍事大国なのであろう。作製指揮さえ確かなら米軍も倒せるだろう。そもそも平和憲法を持ちながらこんな軍事大国なのが不思議なのだが、古代日本以来ずっと戦争に明け暮れていたのだから、軍事大国になろう、戦国時代、室町時代鎌倉時代、神武建国時、その前も日本は数々の戦争を経験してきた。戦後日本は平和ボケしていると言われるがれっきとした軍事大国であり外務省などやや問題もあるが財務省主計局を中枢とした世界有数の情報機関も持ってる、おそらく日本の情報機関に匹敵するのはアメリカだけである。
 
よく日本の内閣調査室は新聞の切り抜きしかしていないと言われるが、諜報というものは出版物の分析、対人、電磁の三種類しかないのでそれで良いのである。惜しむらくは外務省ができが歴史的に悪いので、それを改造すべきである。日本は財務省主計局に全ての情報が集まる仕組みになっており、財務事務次官が実質上の日本のトップである。国家総合職一回限りの試験の成績で事務次官になれる仕組みは相当問題だと思うが、戦後田中角栄時代まではそれでも機能していた。地下高騰、バブル、構造改革とそれからの財務省は政策ミス続きだが、曲がりなりにも世界第三位の経済大国をキープしている。アメリカ、中国の資源、人口と比較するとこれは驚くべきことであろう。ただやはり明らかに田中角栄以来日本は落ち目である。まず財務省主計局を二分し、情報は集まるが権力を分散して腐敗を防ぐべきだ。主計局を二分しても日本の実質トップが二人になるだけだが競争して、チェックバランスすべきだ。
 
あと国家公務員試験の年齢制限の撤廃、司法試験、司法書士も導入、ノンキャリアからの事務次官登用を今すぐにもやるべきだ。国家公務員試験も人生キャリアで科目を変え数度行うべきである。あと主計局の奥義ユニット制を問題を改善して各官庁、全地方公務員に導入すべきである。あと主計局のパワハラ、ひどい言葉遣いや足裏見せは即刻廃止すべきである。ユニット制は頭の良い相互監視システムであることから、全ての公務員とか、政治家という特別公務員も例外ではない。自民党民主党公明党、維新、共産党も残らず議員になる公務員は全てユニットに再編して相互監視して効率を高め、腐敗を防ぐべきである。あとひ選挙権ではないが政治家には国家公務員試験、資格試験、学問の能力試験を義務づけ、成績を国民に公開して能力と競争に励まなければならない。国家公務員試験も科目を変えて数度行わなければダメで、総理大臣の法律知識が行政書士レベルがせいぜいの現状を改善すべきである。
 
まず政治家を能力試験を義務づけ、官僚並みの能力にする。さらに法律の半分を議員立法ですることに義務づけ、また国会答弁でも官僚の原稿棒読みではなく、官僚の助けを借りても良いが自分の頭で考え答弁する様に法律で義務付けるべきである。あと国家公務員試験を利用して、国家公務員試験試験合格者は全ての政党に就職できる制度を作り、質の悪い自民党などの政治家に誰でも政治家になれる競争制度を持ち込むべきである。この国では政治家は一切仕事をしていない。官僚が全て仕事をしているのである。政治家に質が恐ろしく低く、これを官僚並みに改善する必要がある。
 
ユニット制の導入は必須である。創価学会は一時宗教法人格を停止して公明党宗教政党ガイドラインを作ってから、宗教政党を容認すべきである。幸福の科学も同様である。構造改革の戦犯の一人は間違いなく公明党で、これを改善する必要がある。共産党も危険でまず生産手段の社会化、計画経済、ベーシックインカム民主集中制、派遣労働は一切これを永久に法律で禁止すべきであろう。もしも共産党が政権を取って民主集中制で生産手段の社会化を実施したら独裁政治の上数千万人の飢餓が起こるだろう。悪い目は早く摘んでおくべきである。
 
財務事務次官 殿 
 
行政不服申し立て
 
まず国家公務員試験総合職というレベルの低いテストを東大のゼミの先生に、一番をとったらよっぽどの事がない限り事務次官になって最高権力に立てるよと教わり、マインドマップとTPIEと速読と7回読みと過去問十年分ぐらいやって、受験は要領で、たった一回一番だったやつが事務次官になるという仕組みは相当頭が悪い。まずその東大のゼミの先生の極秘情報を全国民に教えて東大や国家公務員総合職試験を受けさせて、競争率を高めて、さらに就職後も何回も科目や企画力論文試験や小説想像試験など組み合わせ、難易度を高めて、さらにはノーベル賞を三部門取ってみよレベルの試験を職務の傍ら行わないと、今の公務員試験のレベルは低すぎる。とてもじゃないけどエリートを育てる試験じゃない。
 
小泉純一郎まではなんとか日本も回っていたが、派遣労働という悪法を作り出し貧困で結婚出来ないので少子化が進み、このままだとどんどん派遣労働者が増えて人口が減り、日本は滅亡するだろう。ノーベル賞の取り方を事務次官に教えるが、五学問分学問を図書館で本を読んで勉強して、組み合わせて論文と小説を書きまくり、企画力を高めれば誰でもノーベル賞級のアイディアはでるんだよ。私はノーベル経済学賞ノーベル平和賞ノーベル文学賞とできれば老後にノーベル物理学賞と数学のアーベル賞を取るが、受験は要領と一緒でそんなのは誰でもできる事なんですよと。
 
相当頭悪いなと思うのはまず、天下りで、私は天下りや大金は別にいいけども、銀行の実権を握る頭取につくというのが、そもそも仕事が全部わからないから、実権をつくのは不安だという正解がわかっていながら何故頭取じゃなくて、名誉会長にしてくれと言えないんだ、そのまますんなり頭取になって会社の経営危うくするとか相当アホなのか。
 
あとテリー伊藤の本で、財務省は政策官庁じゃないって言ってたけどこれも不正解。主計局は確かにチェックだけだけど、証券とか銀行とか主税とかそういうのは政策を作らなきゃならない。インタビューとはいえ正確に言ってもらわないと困るな。
 
それから色々あるけど、まず、派遣労働をいますぐ廃止して正社員に戻せ。まず派遣労働は問題は色々あるが、貧困で子供が持てなくて、少子化がどんどん進む。資本主義の運命で一度こういう仕組みを作ると企業がどんどん悪用していま全労働者の四割程度だけどそのうち五割、六割、七割、八割、九割、十割になる。そうするといくら移民を入れて補充しても人口がゼロになる。公務員の判断推理より簡単な問題だが、そんなこともわからないのか。お前判断推理はカンニングか。あと派遣労働は最悪なのは日本企業が一時アメリカを追い越すほど回っていたのは色々あるがやっぱり社員を首にせず正社員にして終身雇用とする人間を大事にする経営だったからだ。だが構造改革で一瞬で壊しちゃった。竹中や小泉やその時の財務事務次官はほんと内乱罪無期懲役にすべきだと思うが、あきれたことにそのあとの財務事務次官の誰一人それを元に戻さない。財務事務次官の誰一人この幼稚な判断推理が解けない異常な状況が続いている。即刻派遣労働をなくするべきだ。
 
そもそも問題はバブルとそれを防げなかった官僚と政治家がまず責任を取って、要するに国道交通省と財務省の要職についていて地上げやバブルを規制できなかった官僚や政治家に責任をとって国賠で賠償して、不良債権はしょうがないから国債で賄えばよかった。MMTなどその当時からあったんであって、あんまり国債に頼りすぎるのは危険だけど、別に必要なら仕方ない。それを派遣労働者に押し付けて不良債権処理をしたらそりゃ社会も経済も壊れるよ。
 
あと派遣労働と合わせて長時間労働もなんとかしなきゃならない。フランスを見習ってバカンス法を制定して、あと人件費を上げて残業をなくし定時で帰れるようにして、その代わり余暇で学問を五学問ずつ奨励して、論文と小説を書かせまくれば、ノーベル賞級のアイディアが出てくるから人件費の増加なんて関係ない生産性が上がる。長期にはすごい成果も出る。
 
あと色々あるが、まず恋愛と結婚を奨励しなきゃならない。まず恋愛マニュアルモテる技術と少女漫画を国民に読ませて草食化した国民を仕事や恋愛に戻さないと、草食系というのは趣味と自己愛しかないから、ちょっとしたショックですぐ無差別殺人に走る。草食系はバブル期にバブル女が現れて非現実的な高望みを言うから、みんな恋愛に夢を失ってオタクだとか草食系になった。それで援交とかもみんなこの流れなんです。今は国民の六割から七割が草食系だから、このままいったらどんどん少子化や仕事の活力の無さが増える。だがら国を上げて恋愛を奨励しなきゃならない。たかだか恋愛マニュアル読ませて少女漫画で学習させていけば済むだけです。
 
あと動物が保健所で虐殺されてるから救わなきゃならない。まずペットショップをちゃんと規制してまともにして保健所の犬猫は公務員に割り振って里親を探せば殺処分はゼロになります。
 
国防ですが自衛隊基地の官舎が丸裸で警備兵がついていないので、敵国やテロリストが夜間ガソリンで放火したら自衛隊基地全基地が機能麻痺を起こして日本は容易く占領されてしまう。だからまず官舎に警備兵を置くことが大事なんです。あと自衛隊基地の柵が異様に低く鉄条網も完備してないため誰でも中に潜入して武器を盗んだり破壊したりできます。柵や鉄条網を完備すること自体予算をつけるべきです。おそらくアメリカ軍も官舎に警備兵がいなかったり、柵がいい加減だったりすると思うので注意してあげましょう。
 
あと平和を作るのは簡単です。まず各国で不戦不可侵条約を結び、あとは戦争が起こったらシミュレーション、模擬戦で決着をつけることにして、各国に平和憲法、9条を改正して自衛権力は持つけど侵略はしないって言えば十分です。是非予算をつけてください。
 
そもそも国家公務員総合職試験を受験は要領でトップを取って、あっさり財務事務次官になる今の仕組みはやばい。無能な主計局に権力が集中しているのがやばい。まず財務省を第一主計省、第二主計省、主税省、その他の財務省に分割して無能な主計局に権力が集中する仕組みを改めるべきである。有能だというにならせめてノーベル賞を三つ取ってみろ。
 
ではよろしくお願いします。色々悪口言ってすいません。
 
自民党改憲案はレベルが低すぎるので全部却下。特に改憲漫画とか問題外だが、アメリカは二十年くらい対日研究をみっちりやってたから戦争のも完勝して戦後政策を成功したわけであって、アメリカは日本の憲法を少なくとも二十年くらいかけて用意している。例えば天皇を象徴とか恐ろしいくらい日本研究をしてる。アメリカを舐めるのはいい加減にやめなさい。あと条文だけじゃなく芦部のような理論書、シケタイ、行政書士レベルの普及文書、学習漫画を作んなきゃ改憲なんて永久にできないから、そのくらい気付きなさい。あと自民党の派閥の綱領や政策を今すぐホームページで公開しなさい。各派閥の政策が全くわからない連合政党として全く機能不備。あと民主党は、立憲民主党、国民民主党、維新で合流してキリスト教的リベラルを党に基軸にし、自民党型連合政党と目指しなさい。自民党民主党共産党の三大政党制にすれば日本の民主制もそれなりに機能するでしょう。
 
全くこの国の政治家は全くレベルが低いせいぜい二流大卒で行政書士レベルの学力法律知識しかない人間がほとんどで、だから一切議員立法ができない。例外はただ一人田中角栄だけである。ただし田中角栄議員立法をあとの政治家に教えなかった無能である。もちろん政策は百パーセント官僚が作ってる。法律も全部官僚、国会答弁も全部官僚、内閣及び国会議員はお飾りでしか過ぎない。あまりにも異常である。まず被選挙権にはしなくていいが必ず国家議員になったら国家公務員試験、司法試験、税理士、中小企業診断士MBA、社労士の受験と成績公開を義務づけ、さらに大学、大学院での学問を奨励して国民がチェックしないとダメなのだ。
 
要するに官僚は国家公務員試験があるから一定の質が保たれてるが、政治家は同じ特別職公務員でありながら選挙以外全く野放しなのである。ぜひ改めるべきである。その上で全法律の半分程度を議員立法、官僚の補佐を借りても良いが国会答弁は必ず議員が考えて答える。国家公務員試験に合格すればどの政党にも就職できる誰でも政治家になれる制度を作るべきだろう。さらにユニット制を導入して、国会議員は全員ユニットを作り相互監視して効率と倫理を高めるべきだろう。もちろんそれを感心する国民も、学士以上の学歴を持つものは定期的に論文を書いて政治家、官僚に政策意見することを国民の義務とすれば民主主義は間違いなく機能しよう。
 
そもそもこの国の大学は卒論以外一本の論文も書かない不思議な国だが、それでは大学を出たとは言えないのである。とにかく国民、政治家、官僚それぞれに問題があるから早急に改善することである。代表的な例が構造改革だが国民が学力が低いために圧倒的にこれを支持し、頭の悪い政治家と官僚が悪ノリし日本を壊滅的状況に追い込んだ悪政である。派遣労働者で小泉信者の馬鹿を見て驚いたが驚くべき学力低下である。だがおそらく日本は滅亡しないと思う。おそらく人口が六千万人か八千万人に低下した時点で晩婚化だけでなく派遣労働が少子化の原因であると頭の悪い日本人もさすがに気づくであろう。派遣労働や晩婚化や結婚率の低下の対策も遅まきながらするだろう。だから絶対大丈夫だと思うが、まあ一応言論活動しておこう。
 
自民党の政策案をみたが非論理的な作文でしかない。金融緩和するにせよ、金融のどの部分が問題で、どの部分を戦略的に緩和するのかという具体的政策案が一切ないということである。要するにB層向けのスローガン戦略でしかない低学歴はこれでも引っかかるだろう。機動的な財政政策も同じで、そもそも機動的の定義が意味不明でどういう財政政策や予算をどの程度、どのスピードでやるかという具体的政策案予算案が全然ないのである。
新しい資本主義や成長戦略も同じで、そんなの派遣労働を廃止して人件費を二倍にしてバカンス法を制定し日本を余暇社会にする代わりに余暇に学問を奨励し、ご学問以上、論文と小説を書きまくるよう国民に指導すれば国民の生産性は飛躍的に高まり、経済成長もきっとする。それだけのことなのだがそういう戦略や予算、政策は一切ないのである。
 
民主党 も同じだが自民党民主党B層という低学歴層をターゲットにしたイメージ戦略に必死だから非論理的なスローガンを連発するばかりだ。昔から自民党はこうではなかったと思われる。おそらく小泉政権が成立したあたり、多分公明党がネタ元だと思うが、B層戦略を自民党が採用してしまい、すっかり自民党がおかしくなってしまった。民主党も迷走を続けていて無意味な分裂を繰り返している。これではダメだ。イメージやスローガンではなく、具体的戦略や予算案、政策で勝負しないとダメだ。自民党B層戦略に走る理由は人口の大半は低学歴だから手っ取り早く票が稼げるということで、おそらく公明党がらみだろうーだがそれではダメでまず国民の学力を向上させる戦略を作らないと日本は破綻する。おそらく公明党創価学会が日本の政治に影響力を持ち始め自公政権ができ始めてから自民党の変質が始まった。おそらく公明党に内部的に乗っ取られているのだろう。
 
公明党は典型的なポピュリズムプロパガンダ型政党で日本版ナチスであるからまず創価学会の宗教法人格を一時停止して公明党という宗教政党ガイドラインを作って対策しないと日本はとんでもないことになる。公明党佐藤優をおそらく金か権力で支配下に置き広告塔にしているがとんでもないことである。創価学会公明党にメスを入れ金権体質、仏教として問題、政治倫理などを対策しないと事実上創価学会に日本は乗っ取られている。創価学会公明党は日本版ナチスである。注意されたい。日蓮はその仏教理解には問題があるが、大乗仏教経典で法華経を第一にすること、予言力で元寇と的中させたこと、政策立案能力もあったこと、僧として最低限悟っていたことは評価できる。だがその弟子の日蓮正宗創価学会仏教徒として一切悟っていない。金銭欲と権力欲の煩悩の亡者であり、権力を握るためならどんな悪どいB層戦略などを自民党に吹き込む。政策立案能力は一切ないから恐ろしい次第である。
 
創価学会は権力を握ることだけには頭が回るから、自民党をすっかり手懐けてしまった。小泉純一郎などの後ろ建てであり自民党の変質は田中角栄から始まって小泉純一郎で頂点に達した。公明党の歴史を見ると初めは中道路線を維持していたが明らかにこれは偽装で田中角栄に擦り寄り、田中派とパイプを気付き、小泉に至ってついに自民党との連立政権を樹立する。おそらくこれを指揮した池田大作は恐ろしく頭が切れて、天才肌の人間だろう。人間革命をまだ読んでないが、創価学会を一代で国際宗教、一種の世界宗教に育て、また自民党と連立を成功して権力を掌握したなりふり構わぬ権力手法、B層戦略などは恐るべきものがある。池田大作は老化と病気のため実際上はもう引退状態か、或いは自分の死を隠してカリスマを維持しているのだろう。もうここまで組織が出来上がってしまえば宗教としても権力としても支配を維持するであろう。池田大作は紛れもなく学歴はないが読書で学問を極め、多分仏教的にも悟りを開き、作家でもあるので、論文と小説を書きまくることでB層戦略を思いついた。もちろん池田大作は世界平和を構築できる頭脳を持っている。
 
だが権力掌握と教団を世界宗教に拡大することに徹して平和は具体的に構築せずあくまで低学歴向けイメージとスローガン、仏法と広宣流布もイメージとスローガンで徹底的に低学歴にターゲットを絞ってマーケティングして教団を世界宗教に育て最強の集金マシンを作った、また創価学会の組織は非常に優れている一面もあり強力な組織である。それを裏付けにはじめは中道を偽装し、すぐ田中角栄に近づき、小泉純一郎を籠絡して自公政権を作った、田中あたりから自民党が明らかに変質し小泉で頂点に達したのは池田大作の力があったのであろう。日本の影のドンになった池田大作は多分痴呆症かそれとも池田大作くらい頭の切れる人間だったら、自分の死を武田信玄のように隠し、長くカリスマを維持することもやりそうだ。もちろんノーベル賞を取ろうと思ったら取れる器なのが池田大作だろうけども、彼は日本の権力と世界宗教の権力を選んだのだろう。合理的であり、非常に優秀な男である。レイプなどの噂もあったように性欲も旺盛な英雄色を好むパターンであろう。新人間合格を少し読んだ。まず安っぽい小説と思われるかもしれないがそうではない。
 
池田大作自体は読書で学問を極めた典型的知識人である。だが彼は優れたマーケターであり、ターゲットが低学歴と大衆であることを知っている。多分論文と小説の両方を書いてるし、小説自体ものすごく長い小説であるから結構な腕前なのだが、それは一流の大衆向けプロパガンダ小説なのである。ある意味でヒトラー以上の天才だと言えよう。ヒトラーは戦争を叫び結局敗れたが、池田大作は平和をスローガンに世界宗教構築と日本の権力掌握に成功したのである。どちらが勝利者かは一目瞭然であろう。人間革命は主に大衆文学の手法を用いたわかりやすい小説である。池田大作自体は難解な仏教経典も読みこなす、典型的なインテリであるがインテリ風は一切見せない、わかりやすい池田先生、我らの池田先生としてイメージを作ることに見事に成功した。それは今で言うところのB層戦略を最初からやっていたのである。
 
田中角栄を籠絡した時も小泉純一郎を籠絡した時も優れた人間である。池田大作構造改革を叫ばせ、日本経済を破壊したが、池田大作ほど頭の切れる男であれば将来的には人口減で、日本が池田大作のペテンに気づき、派遣労働をやめ、少子高齢化を正すであろうことを見抜いている。もちろん日本を滅ぼすわけではないのだから権力掌握のために必要な構造改憲くらいはやっても構わないと言うことだろう。すごい割り切りである。私はそこまで非情には絶対なれないが、そこが権力につく男と所詮作家で終わる男との違いなのだろう。私でも池田大作的戦略を思いつくことはできるが、実行はできない。だが池田大作は権力のためなら手を汚すことをできる男であり、自分のペテンに気づき世を正す可能性を残す度量も持っている。さすが日本の最高権力についた男と言えよう。多分池田大作はもう死んでいるのだろう。おそらくカリスマ維持のため死亡を永久に伏せる気であろう。池田大作佐藤優に目をつけ晩年に広告塔に仕立て上げることに成功した。
 
佐藤はプロテスタントのあまり教養のない、多少速読のできる程度の外務省ノンキャリア上がりの流行ノンフィクション作家だが、プロテスタントである種の教養人としてのイメージ戦略に成功している佐藤は分析力がないので池田大作の負の部分は絶対見抜けないが、池田大作がちょっと接待して声をかけて多少の金をプレゼントしてやれば、創価学会に入信こそしないものの熱心な創価学会ファンに仕上がり、もちろん分析力がないので創価学会公明党の負の部分は一切紹介せず、広告塔として、プロテスタントの外務省ノンキャリア上がりのノンフィクションの流行作家が池田思想はすごいとか、公明党こそ日本の民主主義を支えるとか外務省の、外務省はインテリジェンス組織として日本最低の組織であるが、低劣なインテリジェンス分析もどきで池田や創価学会公明党を大絶賛するから、絶好の広告塔である。おそらく佐藤優は真剣に池田大作が大思想家だと思い込んでいるのだ。池田大作はもちろん一流の権力思想を持っている。
 
だが池田大作が人間革命で展開するのは思想のイメージ、平和のイメージ、仏教のイメージでしかない、その徹底こそある種池田大作の天才的思想なのであって、もちろん佐藤優には絶対わからないから、人間革命を熟読した佐藤優はすっかり感激してしまう低学歴なのだろう。もちろん佐藤優はそこそこの大学を出てるし外務省ノンキャリア試験にも受かっている。でもそんな層にも典型的なB層低学歴は大勢いると言うことである。池田大作の思想は何も語らないことである。彼自身は相当深い仏教理解があると思われるがそんなことを大衆に語っても時間の無駄であるから何も語らない。彼はイメージしか語らない。それはある種思い切った割り切りであり、私だったらわかっていてもどうしても啓蒙してしまうが、池田大作は語らないことができるのである。それこそが私にはノーベル賞クラスの作家にはなれるだろうが、総理大臣になれない。もちろんこれは年齢的制限が大きいのであるが、それだけでなく権力掌握のなんでもありの割り切りができないと言う、権力への執念の差なのだろう。ある種池田大作には頭が下がる思いである。
 
いかんいかん私まで池田に洗脳されてきた。池田大作日蓮宗に入ったのも、それは要するに日蓮宗が優れた宗教だと知っているからである。日蓮密教の奥義を身につけ人間離れした記憶力を持ち、経典を読みまくり、法華経大乗仏教最高の経典であることを見抜いた。それは男女平等、万民が解脱できる経典は法華経以外にないのである。日蓮法華経が釈迦の手ではないことに気付いていたかどうかは知るよしもないが鎌倉時代の文献では法華経は釈迦の手であるとされていたのである。実際には大乗仏教経典は釈迦の死後百年以上の時を経て成立した。日蓮密教を身につけていたから、元寇をピタリと当て、優れた政策書を書いた。過激な言動が災いして弾圧されっぱなしだったが、それがある種のカリスマ性にもなった。おそらく池田大作日蓮の天才性を見抜き、日蓮正宗に飛び込む。やがて創価学会に分裂し破門されて、池田大作は相当深く悟っていたに違いないが、創価学会員は一切悟らせない。そこもある種すごい割り切りだが、権力掌握のためには創価学会員を悟らせないことが肝心なのである。私だとやっぱり創価学会員を解脱させる方にどうしても導いてしまうが、池田大作はそれをしない徹底的に合理的な精神を持っているのである。彼は宗教家ではなくあくまで政治家である。
 
それに徹しているわけだ。もちろん池田大作にも宗教家としての誘惑がある。おそらく一流の宗教家と対談を好んだのもイメージ戦略だけでなく、一流の宗教家とレベルと高い会談をすることで、宗教家になれない欲求不満をはらしたのだろう。池田大作の会談した宗教家や政治家の誰一人として、池田大作を告発したことはない。それは会談に応じては池田大作は一流の思想家、宗教家としての話題を提供したからであろう。それで池田大作と会談した誰一人として池田大作の危険な部分に気づかなかったのである。池田大作はもちろん宗教心も持っておりはじめは政治か宗教かきっと迷ったのだろう。だが若くして池田大作は決断した自分は政治家であって宗教家ではない宗教はあくまで権力掌握の道具にしか過ぎないと。もちろんその池田のマキャベリズム的政治思想そのものが一種の宗教であって池田大作を一種の一流の宗教家として評価することもできるだろう。
 
確かに私にはとても真似できない。ある種の人間的資質が根本的に異なっているのであり、池田大作も私のような人間には決してなれないのだろう。私は池田大作と親友になれそうな気がする。池田大作は欠陥と邪悪さも持つ人間であるが類い稀なる頭脳と優れた人間的資質や魅力もあるからである。もちろん池田大作と私が異質な人間であると言うことが何か惹かれるところであろう。もしも創価学会で会えば私は宗教家として仏教思想の流布に躍起になっただろうが、池田大作は権力掌握に走ると言う分業体制になったのかもしれない。創価学会にとって不幸だったのは池田大作に匹敵する宗教家的優秀な資質や天才を持った人材が一人もいなかったと言うことだ。その意味で宗教的に天才だったのも池田大作一人で、おそらく池田大作は孤独だったのだろうが、その孤独を満たすセラピーが思想家、宗教家との会談だったのだ。池田大作は宗教家としては偉大とは言えないだろうが、政治家としては偉大な人物だった。惜しむらくは池田大作は権力掌握にしか興味がなく王者として統治するモチベーションを一切持たなかったことだ。
 
その意味で天才的政治家であるが王者としては三流であろう。もちろん池田大作は王者として振る舞うこともできただろう。でもそうすれば権力掌握で甘くなる部分も出てきたからしなかったのであろう。よくゴルゴ13などの漫画に、人を殺すことを躊躇わないタイプの暗殺者が描かれるが明らかにそに類いである。私は明らかに躊躇ってしまう。私の軍事的才能なら世界大戦も核戦争も起こせる。でも私にはできない。明らかに軍事的才能があっても人を殺せない典型的なタイプでありそれは長所であるとともに欠点でもあろう。それはタイプの違いや価値観の違いにしか過ぎないのであり、どちらが優れていると言うことではないのであろう。池田大作は知っていた構造改革B層戦略、創価学会の日本支配が日本をぶち壊すことを知っていた。同時に滅亡に至らないことも熟知していた。だからよかろうと割り切って日本をぶち壊し権力掌握したのである。ある種すごい割り切りであり。池田大作の美質の一つに目的のためなら割り切れる非情さや割り切りができると言うことであろう。ある種ラインハルトタイプの人間であり、どちらかといえば私はヤンウェンリータイプの人間なのだろう。私は軍事的才能では池田大作より格段に優れ、積極性もある。でも殺人者にはなれない甘いところがある。
 
それは美点かもしれないが、池田大作やラインハルトは私より格段に劣った軍事的才能でありながらも、必要とあれば平気で人を大量虐殺できるし、実際にした。私の軍事的才能ならば必要最低限の人的犠牲者で銀河を統一して平和を気づくことができる。ラインハルトにもそれができるが非効率的だからやらないのか、軍事的才能が足りないのかどちらかの理由でラインハルトは無意味に戦争して大量虐殺して銀河を統一した。一方のヤン・ウェンリーは明らかに積極性に欠けるので、軍事的才能でラインハルトを上回りながらも結果として抵抗して地方自治体を残せたに過ぎなかった。
 
ヤンウェンリーに積極性があったら銀河は民主主義で統一できただろう。もちろんヤンもラインハルトも私より軍事的才能で格段に劣るのでシミュレーションで戦争しやむを得ない相手だけ命を奪うと言う戦略は思い付かないだろう。貴族などを暗殺の手法で適度に粛正してあとは地道に権力掌握してシミュレーション戦争で宇宙を統一するのは原理的に簡単であるが、私の欠点として目的のために手を汚すことを躊躇う性格がある。ラインハルトの才能から見てシミュレーション戦争は無理であるが自由惑星同盟と妥協したり、最低限貴族どもを排除する戦争で満足することもできたのだろう。
 
だがラインハルトは戦争で銀河を征服することにこだわり、特に趣味のために戦略的に無意味なイゼルローン攻略などを繰り返した。明らかに彼は自制心でかけるところがあり、やりすぎるサイコパス的傾向があった。それでも義務である統治者に責任をサボらず、銀河に安定した秩序をもたらした点は評価できるだろう。ラインハルトがイゼルローン攻めにこだわり、氷や巨大要塞の激突によってイゼルローンを破壊せず、非効率に艦隊戦で力攻めしたのもヤンウェンリーと戦争して勝ちたいと言う幼児的な欲望でしかなかった、その意味でラインハルトは名将ではなく三流の軍人だった。軍人の美質は目的合理性だからである。ヤン・ウェンリーは軍事的才能にラインハルトより優れ、民主主義者としても優れていたが、明らかに積極性に欠けた。積極的に決断し計画して、目的のためには手を汚せば民主主義で銀河を統一もできただろう。
 
ラインハルトは貴族との戦争、自由惑星同盟を攻める戦争はまだ許せる範囲内だが、イゼルローンの力攻めは趣味の戦争であり評価できない。私の評価ではラインハルトの評価は愚将である。戦争はあくまで国家のためにやり、しかも悪であるからしてはならないのである。最高の戦略はやはりシミュレーション戦争であり、言うことを聞かない人間を暗殺、必要があれば限定戦争で屈服させることが肝心である。おそらくヤンウェンリーに狙いをつけ、貴族を暗殺か限定戦争で排除して権力掌握すれば、ヤンウェンリーとのシミュレーション戦争で私は自由惑星同盟を屈服させ征服することができるだろう。そもそも私は民主主義者なので銀河帝国で貴族を暗殺や限定戦争、多分貴族の戦力を考えればシミュレーション戦争はできず銀河帝国全体戦争をしなければならないだろうが、それ以後は自由惑星同盟との民主主義的協調かシミュレーション戦争で平和と民主主義を築けるだろう。
 
ヤンウェンリーは積極的になれない欠点があったものの軍事を己の趣味では決して使わず、常に国家の利益のために使い、また民主主義者として政府の命令を聞く優れた自制心を持っていた。ヤンウェンリーはラインハルトに勝った後政府の命令でラインハルトを殺すことを中止したがそれは二つの意味で正しかった。まず民主主義者として軍人としてシビリアンコントロールに忠実であることは正しいと言うことであり、さらにラインハルトを無用に殺してしまうと、せっかくできつつあった秩序が壊れてしまい銀河系が大戦争が続いたからである。明らかにヤンウェンリーは名将であろう。ロイエンタールは愚将である。彼は自分の反抗心という趣味のために逆らった。明らかにラインハルトへの反逆には正義はなかった。オーベルシュタインに謀殺される道を選ぶべきだっただろう。ミッターマイヤーやビッテンフェルトらラインハルトの残りの将軍は皆優れた将軍である。ラインハルトはイゼルローン廻廊に艦隊設置か氷の兵器によるイゼルローンの破壊、またはヤンウェンリーの暗殺を行うべきであったが、趣味の艦隊決戦に拘った。オーベルシュタインも明らかに名参謀であろう。だが確かに銀河英雄伝説は名作である。
 
シミュレーション戦争が出てこないという欠点があるが、優れた戦争小説である。私の才能だと、まず自由惑星同盟からの防衛の戦争、また自由惑星同盟の内乱の策謀、貴族どもを排除する内戦は避けられないだろうが、民主主義による妥協、シミュレーション戦争の提案などで自由惑星同盟への侵攻自体はしないで済んだだろう。イゼルローンの艦隊による力攻めなどもってのほかでラインハルトがいかに自制心がないかわかる。ランハルトも確かに銀河帝国での貴族との戦争。
 
自由惑星同盟の侵略に対する焦土作戦、そのくらいは妥当だが、自由惑星同盟への侵攻とイゼルローンの力攻めはあくまでラインハルトの趣味によるところで一切評価できるない。ラインハルトの正解は自由惑星同盟の防衛戦争、貴族との戦争はやむを得ないし、自由惑星同盟のクーデターの示唆も当然だろう。あとは自由惑星同盟との停戦と民主主義的妥協、必要ならシミュレーション戦争という方法で十分だろう。おそらく民主主義的妥協と停戦で十分でシミュレーション戦争は国家の祭典でやるものだろう。いずれ銀河英雄伝説の二次創作物を書いてみたい。ラインハルトという人物造形は天才的である。
 
ラインハルトの物語
 
私はラインハルトローエングラム、戦争の天才である。だが本家の銀英伝とは異なり、趣味の戦争は実戦では絶対にやらない。その代わりシミュレーション戦争では自由惑星同盟侵攻やイゼルローン要塞の艦隊による力攻めなど思う存分やってみたい。多分それをやり尽くしたら気が済んで私は死んでしまうだろうが、まあそれもまた人生だろう。アスターテに向かうが退屈な戦争であり、ぜひ敵に情報網で調べたヤンウェンリーという将軍が出てきてくれることを望むばかりだ。アスターテに向かいキルヒアイスに情報を聞くと、やはり敵は無能にも艦隊を分散している。
 
私は各個撃破することにし、まず一番近い艦隊を撃破、二番目も撃破、続く三艦隊目を中央突破で破ろうとしたところ、自由惑星同盟の艦隊が後ろに回り、円を描くように陣形が変化した。おそらくヤンウェンリーの仕業であろう。私は完勝できなかったのは悔しかったが、ヤンウェンリーが出てきたことは正直言って非常に嬉しかった。帝国に帰った私は元帥に昇進して、しばらくして、姉上にあった。姉上が皇帝に拐かされたことは正直言って悔しかったが、それがなかったら自分は軍人になったか分からず正直言って複雑な思いである。しばらく休暇を楽しむと、イゼルローンがヤンウェンリーに奪われた、おそらく内部から奪い取ったのだが、私でも余裕でできる。自由惑星同盟の無能どもはそれから大艦隊で銀河帝国に侵攻してきたがはっきり言って話にならない。
 
私は焦土作戦を決行し、帝国に惑星から食糧を引き上げ自由惑星同盟の無能が無意味に補給線が伸びきって無闇に戦線を拡大したところを反抗してあっという間に打ち破ってしまう。ヤンウェンリーが反抗して、ビッテンフェルトが失敗して作戦が失敗しかけた以外はほぼパーフェクトゲーム自由惑星同盟を撃退する。それからイゼルローン要塞には手を出さず、自由惑星同盟にクーデターを起こさせ、貴族どもを実力で排除する。貴族どもは軍事的無能の極地で、部下の老将軍が多少使える程度だが一切問題ない。オーベルシュタインが貴族が惑星を核攻撃しているので好きにさせるべきというが一切却下し、オーベルシュタインをきつく叱りつける。
 
核攻撃を防ぎその事実を帝国中にばら撒けばいいだけのはなしではないか、この無能め。貴族をあっさりと打ち破った私は皇帝になり、まず自由惑星同盟と停戦し、銀河帝国を民主的に改造する。これで自由惑星同盟とは戦争の理由が一切なくなり、銀河に平和が訪れる。だが自由惑星同盟に国家的祭典としてシミュレーション戦争を提案し口八丁で実現する。まずシミュレーションでイゼルローン要塞を氷で破壊して、イゼルローン回廊とフェザーン回廊の二方向から侵攻する。途中ヤンウェンリーの艦隊に一度敗れてじたんだを踏んだものの、あとはパーフェクトゲーム、人事の失敗で、総督が自殺したり、後任のロイエンタールが反逆したのを打ち破ったり、すったもんだした挙句、銀河を完全に征服する。これではつまらないのでイゼルローン要塞にヤンウェンリーに立て篭もるシミュレーション戦争をして、まずヤンウェンリーを暗殺、艦隊で回廊を封鎖、氷でイゼルローンを物理的に破壊、またヤンウェンリーに力攻めしてこれも勝つ。
 
ヤンウェンリーに完勝した。もちろんシミュレーション戦争では一切人を殺してない。その功績で銀河ノーベル平和賞も受賞し、戦争がなくなったために皇帝病にかかりあっさりと死ぬ。ああ満足した面白かった。いい人生だった。本家の銀河英雄伝説のラインハルトは趣味のため実戦した愚将だったが私は趣味では一切戦争をしなかったので名将でいられた。もちろん田中芳樹の銀英伝はシミュレーション戦争が出てこない以外一切決定のない名作である。
 
中野太郎の物語
 
私は中野太郎、戦争の天才であり、自衛隊アメリカ軍をシミュレーションでガソリン作戦で打ち破ったり、はっきり言って倒せない相手がいない。そんな私でも絶対敵わない相手が孫子であり、私には孫子の戦略を模倣することはできるものの孫子のようなクオリティの戦略書は絶対に書けない。孫子とは戦争をしたくない。孫子がどうやって戦略書を書いたのか探ってみたい気がするが。孫子にもネタ本があったんじゃないかとか思うが歴史には残ってない。
 
文部科学省歴史教育をまず全史で捉えた上、世界大戦の始まった信長以降を分析するべきだ。
 
厚生労働省はバカンス法を取り入れ、人件費を二倍にして全員定時に帰れるようにし、五学問を奨励して論文と小説を書かせるべきだ。
 
経済産業省もそれと同じである。
 
防衛省は不戦条約網とシミュレーション戦争条約網と平和憲法の輸出をするべきだ
 
人間と戦争 帽子いっぱいのうつろ 絶望さえも光になる
 
俺は大学で東京に行った。笑うなよ。俺はいじめられっ子のオタク小僧で高校で漫研だったんだが、ここで社交の才って奴を手に入れたのさ。勘違いだったけど俺は跳ね上がってみた。俺はそれが大学でも通じると言う愚かな過ちを犯した。文化系の社交力なんて文化系でしか通用しないんだよ。大学でテニスサークルに入って、さんざん遊んでやろうと思ったところが駄目だったよ。俺はうつに押しひしがれ、それでも合コンに明け暮れたが、結局何にもならなかった。
 
一夜妻二人がいいとこだよ。ゼミはやめちゃったし魔法病になって、ちょろっとインチキくさいコピーバンドやってそれで終わりさ。あと就職の時に読んだ本は、やけくそで『聞け、わだつみのこえ』。一夜妻の二番目の子がちょっとアパートに来たときに、あら、なんか難しいこと考えてるのねって、言われたけどそういうわけじゃないんだ。特攻隊の精神だったんだよ。訳が分からなかったんだ。就職って特攻みたいなもんだって思ったから。就職氷河期で何が何だか分からなかった。六十年代に日本共産党から分派した全学連の名残の寮のおかげで、俺は貧しいながらも反運動的だと言うんで寮を追い出され、貧困のさなかにあった。もう一年余裕があれば『絶対内定』とか『面接の達人』とか熟読できただろうけど、あとに兄妹がつっかえていた俺は特攻するしかなかった。それで印刷営業になったんだ」
「なんて会社?」
「兵隊印刷株式会社」
「兵隊だったのね」
「ああ砲弾は飛んでこなかったが、あれはマジで軍隊の補給部隊並の会社だった。実戦だったら補給部隊は狙われるから俺はあそこで死んでいたかもしれない」
「どんな仕事をしていたの?」
「電話や飛び込みで新規営業開拓したり、上司のパワハラ受けたり、版下やフィルムって言って、印刷の原稿を受け取って校正して印刷の方に回したり伝票書いたり、深夜にフィルムを工場に運んだり。深夜残業だが金が出ないな、おかしいなあとなやんだり」
「首都高を飛ばしてたの」
「ああ、免許取り立てだったから指導役の先輩を一回運転で殺しかけたし、ファンベルトが切れて俺も死ぬかと思った。交通事故は数知れず」
「がろああああ、って悪魔のZにはあった?」
「遊びじゃねえんだ首都高は。金がかかってるんだ」
「れいなみたいな子に逢わなかったのね」
「あった。それが海渡光。広告代理店の女だから革パンなんかはいてタートルネックきてた。その胸がたっぷんたっぷん」
「その子に惚れたのね」
「ああ、声がかわいいんだ。原田知世か、やくしまるえつこ並」
「ちなみに今は何を聴いてるの?」
原田知世の『アイ・ウィル』」
「なんでそんなに好きになったの?」
「吊り橋効果だと思う。印刷の仕事でどきどきしたから好きになった。そんなとこかな。あとブラック企業でも懸命に働いてる姿を見て。けなげだ。戦場に咲いた一輪の花だと」
「焼き肉屋の奥さんも好きになったことあるわよね」
「ああ、焼き肉屋に咲いた一輪の花だ。しかもばあさんと同じ名前の店だ」
「ふうん、あなたは女性に母性を求めてるのね、所詮」
「悪いか、女は男に父性を求めるだろう」
「それだけじゃないわ」
「俺だってそれだけじゃない」
「ねえ聞きたいんだけど、あなたガンでお母さんがなくなりかけてるわよね。だから母性を求めてるんじゃないの」
「分からない。俺はマザコンだし去勢されているようなところが確かにある。だが日本人の男なんてみんな去勢されてる。まともに社会を作ってく能力がないんだ」
「あなたにはあるの?」
「わからない。やってみなければ」
「分からない、やってみなければ」   アルマのメールはしばらく止まった。
「きてみる東京へ? もう一回二五歳やってみる?」――自己紹介と志望動機、黒井太三郎
 
プロローグ
 
1 ベストセラーと戦争、なにを書くべきか?
 
ベストセラーと戦争ということで、ベストセラーについて少し論じてから、第二章の物語に移ろうと思う。まずベストセラーを目指し商行為することは、一種の戦争行為だと思われる。確かに銃弾が死を振りまいて飛び交うこともなく。弓矢もなく投石もなく、刀で切られることもない。しかし商行為でも兵糧攻めはありうる。売れなければ食べていけないし、生活保護障害年金で守られていてもプロの作家としては生き死にがある。確かにリバイバルできる作家もいるが、筆を折る場合もある。それが戦争というのが大袈裟ならば、競争として、非常にシビアな状態だと思う。
 
ではベストセラーとは何か、おそらく十万部を超える売り上げに称される称号であり宣伝文句である。売れることは読まれることであり良いことだというわけだ。一方で読まれるが不評なものは問題があるだろうし、読まれるが好評なものにも問題があるだろう。読み手に対して不評をかいながらも訴えなければならないことがありそういう場合には不評をかいながらもその戦闘的態勢をとるべきである。一方で読まれるが好評なものも一般的な成功の形に見えるが、迎合するだけのものを作り出し、読み手が堕落している場合それはよろしいことではないのである。
 
以前バーのマスターと議論になり、バーのマスターは作家はマスターベーションのために作品を描くというが、私は作家は読まれるために作品を描くのであり、商行為としては売るということから逃げられないといった。その時も言ったと思うがただのマスターベーションのために書くなら自分自身で後悔せずこっそり書くべきである。確かに技量が上達しても作品がマスターベーションに陥る場合もある。だがその場合、見られて興奮することを忘れてはならないと思う。要するに小説とはコミュニケーションなのである。個人行為ではないのだ。ベタな比喩だがセックスに近い。バーのマスターは小説家ではなかったし、バーとしてはプロだが、作家とミュージシャンとしてはプロではなかった。
 
まあバーのマスターというと村上春樹さんは元バーのマスターだが結構小説はセックスでコミュニケーションという意見にはある程度賛同してくれるのではないかと思う。一方で小説はやはり個人的行為でもあると村上さんはいうと思う。村上さんの小説はコミュニケーションだけでなく個人的行為的なところがあり、他人には伝わらなくていいやと思うところがあるからである。
 
一応、私は大学では社会学をとったので、社会学文献は最低限読むことにしてるが、社会システム論で有名なニクラス・ルーマンは社会の最低限の単位はコミュニケーションで、それは具体的には情報、伝達、理解だという。ルーマンの本は私はあやふやなのだが、その「理解」には、無意識的理解も含まれると思う。そうした情報、伝達、理解のコミュニケーションの総体が社会という定義である。だから私も小説は個人行為ではなく社会行為だと思うわけである。一方で個人行為は社会行為ではないのかとの疑問がある。個人なら個人の中で情報、伝達、理解があればそれもコミュニケーションと言える。
 
これも社会ではないのか。正解はルーマンの主著の社会システム理論を読めばわかるのかも知らない。まあ学問的な話をするからにはもっと勉強が必要であり、今時点の私の議論ではあやふやな議論である。しかし、社会行為に属さない個人的行為を個人行為と雑に定義しておこう。そして宮台真司氏の著作で読んだように社会に属さない事象の全てを世界と呼ぶという。
 
村上さんの小説論に戻ろう。小説は村上さんによると社会行為と個人行為である。そして小説は社会のみならず世界に開かれるべきである。ようするにコミュニケーションとしてわかりやすいところと個人行為としてわからないところ、世界に開かれたが故にわからないものとがあると思う。
 
村上さんには私は大きな影響を受けたが作品には言いたいこともあるのでかいておく。「ノルウェイの森」では精神疾患を抱えたものがリアリズムとして自殺するのは少数派の事実として当たり前なので、あえてファンタジーで全部救い、生き延びたものの寿命で死ぬまでのリアリズム、精神科、デイケア、作業所、障害者雇用、オープン、クローズ、生活保護障害年金のリアルを書いた方が多数派的に面白かった。なぜなら自殺者は精神疾患にとってやはり少数野党だからだ。
 
1984」のビックブラザーはスターリニズムと言うが読んでいないのだがその対比で「1Q84」ではリトルピープルが出てくるが政治的なものを本家どりして邪悪な妖精では政治的にダメなのではないか。私ならそこに庶民根性、大衆を下手に絡みたくなる。
 「騎士団長殺し」も南京で40万人殺しがあったと主張したく、父の関与も書きたいとするならリアリズムで訴えるべきではなかったか。なんというか村上さんは政治的なことを訴えるのが下手だと思う。そこが個人行為とか世界への開きに関係ないミステイクに思えてしまう。
 
まあ村上さんは随分影響を受けただけに上からになるが率直に語らせてもらった。私は上から目線になることは悪いことではないと思う。ただし上からには責任を伴う。上である論理や権威の源泉がなんであるかをちゃんと開示しなければならないからだ。ここでは論理で村上さんに異議を言った。しかしやはり村上さんには走ることを教えていただいたので、批判する以上に感謝している。私はアレンジして走るより歩くことにしたのだが、非常に快適である。
 
 読まれることに関して、小説は社会行為であり個人行為であり世界への開きであるから求められていると思う。だからより多くより何回も読まれることが求められる。ウィキペディアにベストセラーのリストがある。ベストセラーの書き方だとクーンツのブックリストが有名だが発売部数分でないだけウィキペディアに劣る。本当は予算があればウィキペディアではなく、予算のネット辞典が作家には必携らしいがとにかく予算がない。それで作家になるまではウィキペディアを使おうと思う。ともあれ発行部数順にベストセラーを見てそれを模倣すればベストセラーは作り出せるのではないかと思う。
 
ベストセラー、資本主義の申し子である。商業作家はこれから逃れることができない。しかし、一方で読み手が堕落して受けているんなら、ちょっとピリッと読み手の反発することも書かなければならないのかもしれない。
 
 
二 帽子いっぱいの虚ろ
 
存在の闇
 
太郎は愕然とした。バイトの病院当直帰りに献血の車を見つけて、良いことすればジョアがもらえるなと軽い気持ちで献血した。その結果が郵送で届いたのだが、なんでもB型肝炎のキャリアみたいだから今後献血は避け病院で治療を受けてくれという。大学の寮の近くの内科に行き検査を受け詳しい説明を受けた。説明は治療は受けなくていいが、半年に一回発病してないか、内科で検査を受けること。日常生活ではうつらないが、性交渉や献血ではうつるので避けることだった。性交渉ではパートナーにワクチン打てばしてもいいという。
 
ワクチンってどのくらいで抗体ができるのですか? と聞くと一年くらいでほぼできるという。感染経路については風俗に行っていたようなので、そこからの可能性もあるが無症性キャリアなので、母子感染の可能性があるとのことだった。母親に検査して下さいというのか、気まずい。しかし、病院代のこともあるし太郎は母に電話した。風俗に行ってることは言わなかった。数日後、母は泣きながら電話してきた。
 
なんでも母子感染だったという。太郎は風俗じゃなくてよかったと思ったが、同時になんてものをうつしてくれたんだと思った。でも口では、「大丈夫だよママン。まだ発病してないお」と言った。それから太郎は鬱になった。新入生でバンドをやるサークルに入ったばっかりだ。これから彼女を作ってしめしめと思っていたし、予備校時代から風俗には結構お世話になっていた。太郎は諤々と震えた。太郎はオタクだった。高校では漫研だった。それが大学ではウェイウェイ行ってみたくなり興味のあったバンドサークル、ブルースミュージック研究会に入った。新歓で美人の先輩に誘われたのがきっかけだった。サークルは楽しく先輩に楽なバイト、病院の当直も教えてもらった。その結果のB型肝炎である。どうしようもなかった太郎はどうしようもなかった。ただ太郎は希望が一つあった。寮の先輩にB型肝炎の先輩がいたのだ。困ったことがあったらなんでも聞くようにというのであった。
 
時空の間
 
中野太郎は過去の中野太郎の小説を書いていた。こちらの中野太郎はリアルと呼ばれる存在である。大学三年の時B型肝炎だとわかり就職で失敗し、二十五歳で中小印刷会社で風俗に行ってしまい、これはいかんと公務員に転職した。公務員を16年やって、双極性障害でやめた。
 
存在の闇
 
太郎は渡辺先輩に麦茶と菓子を買って相談に行った。渡辺徹は、東大文一に合格するも、政策官庁の官僚になるためには東大法学部を蹴って一般大学に行くといい法政に入ってきた猛者だった。司法試験にも合格し、国家公務員一種試験も余裕でトップ合格するという、彼はB型肝炎キャリアであることを公表し何かあったら、相談するようにと言った。まだ大学二年生である。ちょっと嫌なのが合格したのに浪人生活が味わいたくて一浪してることだ。
「先輩、僕もB型肝炎キャリアになりました。相談に乗ってください」
「おう、中野、お前オナニーで我慢するのが基本で彼女ができたら、ワクチンを打って貰えばいいんだよ。それだけだよ」
「風俗に行ってはいけないのですか」
「風俗は諦めろ」
「僕はオタクなので彼女ができません。どうすればいいですか?」
「アイドルにファンレター送ればいいと思うよ。返事は返ってこないけど、返事をくれないならおナニーで汚してやるといいんだよ」
「マニアックだなあ」
「お前は乃木坂とかAKBとかいいと思うけど、俺はアイドルロックユニットの剰余価値理論の萌ちゃんにお手紙書いてるよ」
「萌ちゃんは知ってますよ。かわいいし歌がうまいですね」
「俺たちコンビを組むとうまくいくと思うぜ。B型肝炎感染予防結社漢組を結成しよう」
「いやなコンビだなあ。それより恋愛相談していいですか。僕は同じサークルで、バンドを組んでくれた2年の直子先輩が好きなんですよね。スミスのコピーバンドでギターがとってもうまいし美人だしメンヘラだし」
「直子か、あいつ一時双極性障害で大変だったみたいだなあ」
「僕も最近気分が沈むんで躁鬱病かもしれませんね」
「おいおい、医者行けよ。B型肝炎キャリアの関連で鬱病になる人多いから気を付けろよ」
太郎は精神科に行くと躁鬱病だと言われた。閉鎖病棟に入れられて寛解した。
2
「太郎くん。大丈夫、双極性障害? 私も大変だよ」
「入院でだいぶ薬が合いました。直子先輩付き合ってください」
「えー。いいよ太郎くん。でもね、あたし、濡れないから本番できないよ」
「僕も色々したいですけど、本番にはこだわりません。他のエッチにもB型肝炎だからワクチンを打ってもらう必要があります」
「ワクチンって内科で打って貰えばいいの?」
「明日、一緒に病院にいきましょう」
こうして貧しい二人は一緒になった。
内科
「先輩すいませんね。僕のために」
「いいお。愛だお」
医者がいう
「一年経ったら性交渉はできる抗体ができると思うけどそれまで我慢してください」
二人でデートした。
新宿で飯を食べ、ローリングストーンで踊った。
始発で帰る時間潰しにマックで話した。
「つきあって三日だね。あたしたちうまくやっていけそうね」
「そうですね。僕はオタクだから彼女なんてできないと思ってました」
「あたしもオタクだし、濡れないしね、双極性障害だし」
「俺だってB型肝炎ですよ。双極性障害だし」
「マックって反対する人もいるよね」
「ああ、そうですね」
「府中寮の学生運動どう?」
「いや、ゆるいですよ。マルクスとか革命とかじゃないし」
「学生って気楽なもんよね。社会人になったらきついらしいよ」
「僕もB型肝炎キャリアに双極性障害だしやっていけるのかな」
「なんとかなるよ。一人だと回らないが二人だと回るっていうよ」
「なんとかなるのかなあ」
次の日
 
「先輩、僕にも彼女ができました」
「よかったなあ、直子か」
「幸せですとても」
「この野郎これはアイドルに手紙の日々だよ」
「緑先輩が待ってるって言ってました」
「あいつは待つ女だからな」
「先輩は付き合わないんですか」
「俺はアイドルを振り向かせたいからな」
 
太郎は直子と一年後、直子に抗体ができたので心ゆくまでペッティングした。太郎は子供は三人、養子でいいよねと言った。
 
時空の狭間
順調だなあ、いじり甲斐がないぞ。
それでここまで書いて文学賞のことを考えた。人間合格はケアレスミスがあり当選作にはならないだろう。優秀作ではないかと思った。ああ欲しい欲しい文学賞。優秀作でもいい。欲しいぞ文学賞。人間合格という。
人生。
小説が書けない。
不調で仕方ない。
人生。
苦悩の嵐はすぐさま風に乗って
君の元へと
人生。
とりあえず俺は不調だが
直子と太郎は幸せ。
俺が不調のあまり直子が鬱になり閉鎖病棟に入るのだった。
太郎も追って入る
閉鎖病棟で花火を見る。
太郎だけが退院し、一生入院する直子。
太郎は幸せになる小説を書かなければならないのだった。
太郎は幸せになれるか
太郎は幸せを放棄し直子が幸せになるのだった。
幸せな直子は小説を書いた。太郎が復活する小説だった。
太郎と直子は結ばれた。
 
太郎は直子が地獄に落ち自分は群像文学賞を取る小説を書く。
人間合格。太郎は人間失格を描いて地獄に行き直子を救う。
 
なかなかいいアイディアに恵まれない中野太
小説を書くのをやめる
荒涼とした砂漠に光を得る
自殺をやめる小説
自殺をやめる小説
 
ああ太郎の苦悩は味わい深い
君から僕から
僕か君か
 
プロット
設定
執筆
 
人生
子供が生まれない直子と太郎
人間合格で一生分の祝福を与えた太郎は
戦争を無くする小説が書けなかった。
すぐさま自分の呪いを追い払おうとする太郎
直子が地獄へ行く
あるべきものがあるべき場所に収まり
太郎は描けるようになる
桶狭間関ヶ原、アネガワなどの戦いをバーチャルで行う太郎
やがて戦いが終わる頃に直子が帰ってきて太郎に祝福を与えるのであった。
 
「こんばんは、バー太宰です」
「飲みすぎよ」
「僕は愚劣だ」
「そんなことはないわ」
 
冥界
直子「もう会うことはないわ。私、村上春樹が好きなの、あの人の言うことなら全て聞くわ」
僕は春樹以上の作家になって見せる
僕は春樹以上の作家だ
直子「嬉しいわ、私はあなたのもの」
 
わかった俺が間違えていた。とにかく行間を埋めよう。俺は何を書こうと思っていたんだっけ? 俺はある時戦争を将棋でやることを思いついた。要するに模擬戦で戦争をやればいいんじゃないかと思った。そうすれば少なくとも人は死なない。この模擬戦戦闘でオウムサリン事件その他をやって見たらいいんじゃないかと思った。あと死なないノルウェイの森だ。これを書き上げれば俺はウハウハで大儲けし、作家としての名声も思う通りのはずだった。だが恋愛小説は全然書けない。仕方ないので愚痴を小説にまで高めることにした。
 
僕は、過去に描き散らかしたものを、コピペしてみた。それは哀しみだった。どうにもならない性欲のようなものだった。戦争、それは確かに戦争だった。
――女のいない漢たち
 
第一章
 
1
 
自分が二十四歳になることについて、喜ばしいことは何もない。僕は確かに二十四歳だった。そしておそらくB型肝炎キャリアからB型肝炎を発症していた。僕は風俗に通っていた。コンドームを使っていたと思う。とにかく僕は二十代の性欲を感染が疑わしい風俗に垂れ流していた。僕は印刷営業で、とにかく忙しかった。忙しさが何かを狂わせた。僕はどこで狂ったのかわからなかったが、職業であると言う結論に達した。大学三年の時にB型肝炎キャリアであることが分かってから、就職するまで二年間、僕は風俗など我慢したし、性交渉も看護師としただけだった。その時もB型肝炎を感染させぬように気を使ったし、看護師はワクチンを打っているのだ。そして印刷営業をやめ、公務員になってからの僕は、感染の危険があるとき、風俗に行かなかった。
 
B型肝炎を我慢させるだけの余裕が公務員の職にはあった。そして僕は風俗嬢がなぜB型肝炎のワクチンを打ってないか少し調べた。風俗の管轄は警察で、B型肝炎の管轄は厚生労働省だが、この予防策について、見て見ぬ振りをしているのではないかと思う。簡単なことなのだ。風俗嬢にB型肝炎ワクチンを義務付ける。それで一年程待てば風俗嬢は感染しない抗体を手に入れるのだ。確かに二十四歳の時の僕の行為は褒められたものではない。法律的には時効だが、個人的に社会的ペナルティとして風俗嬢のB型肝炎ワクチンの行政不服申し立ての仕事を自分に課したいと思う。この本が出版される頃になれば、もっとはっきりしたことがわかるだろう。
 
僕はその後公務員でB型肝炎が一時良くなり、感染させなくなったので風俗遊びもした。そして風俗嬢にB型肝炎ワクチンを打ったほうがいいと勧めもした。また、B型肝炎が復活し治療するとき、うつらないよう注意してペッティングで対処したが、風俗嬢にワクチンを打ってくれとせがんでも、彼女は打たなかった。僕は思うのだが風俗嬢も自衛ということでワクチンを打っても良さそうなものだと思う。それをしないとは彼女たちの職業倫理もいい加減なものなのだ。僕は感染者、風俗嬢、行政と医療のどれもが腐敗していると思う。理想的な感染者は自制し風俗など行かず、理想的な風俗嬢は自衛でワクチンを打ち、理想的な行政は管轄の風俗にワクチンを義務付け、理想的な医療は患者と看護師の合コンを設定するとかと思うのだが。兎にも角にも、こういう話がある。ある愛の話として、感染者が恋人にワクチンを打ってもらって性交渉するというものである。この話の疑わしい点としてそれほどに順調に男女が恋に落ちるという点だ。それほど愛は単純でもないし、風俗やホストに入れ込む男女は多い。ともあれ僕は自分自身の闇にも向き合うことになるが二十四歳の自分にもう一度向き合うことにした。
 
2
実際に、二十四歳の頃、僕は印刷営業だった。その頃は日々の忙しい仕事でいっぱいいっぱいだった。とにかく忙しかった。まず起きて早く営業事業所に行き掃除などをして朝礼、午前中半分くらいは事務仕事をして、営業車で都内各所を飛び回り、夜遅く事業所に戻り事務仕事をして十時頃終わる。夜は寝るだけ。まあそんな繰り返しだった。印刷は主にチラシやパンフレットなどで、都内の広告代理店に飛び込んでは、見積もりを取り、新規が入ったら歩合も入り、原稿や版下やフイルムを受け取り、製版所や印刷所に持って行って印刷工程に指示を出していた。要するに営業マンとチラシやパンフレットの編集者みたいなものだ。確かに夜が遅く忙しすぎることを除けば悪い仕事ではなかった。職業の理解という意味では営業・総務・経理を、事務職はこなせばものになると思うが、とりあえず営業を一年半やれたのは財産だった。公務員に転職するのだが、民間の経験は非常に為になった。僕は良き職業人だとは思わないが十七年サラリーマンをやれたのは作家として自分のキャリアを始めるにあたって非常に役に立つと思う。これがプラスの面だ。
 
負の面はとにかく夜が遅く、サービス残業だった。労働基準監督署がなぜ取り締まり、是正させないのかよくわからない。行政の仕事に転職しようとして第一志望は厚生労働省だったのだが、面接で落とされ国土交通省だったのだが、国家組織の末端として思ったのが、簡単な原則が行われず腐敗するということだ。要するに世界の労働基準監督署を強化し、予算をつけ、人員を配置すれば、ブラック企業も一網打尽にできるのだ。小さな政府とかいう無能の戯言で行政機関を削ればいいと思っている輩が厚生労働省の予算を縮小し、市場規模を削減しているのだ。
 
つまり自民党政府である。政府は大きいとか小さいとかでなく適正な大きさが必要でありそれは市場の適正予想規模できまる、市場の失敗したところ、つまりB型肝炎のワクチンやブラック企業などは厚生労働省の管轄であるから厚生労働省に予算とマンパワーをつければ良くなる。予算もシーリング制と言って前年度予算をもとにつけようとせず、余った予算を財務省に返却してもすぐに予算削減せずある種の皮下脂肪のように各省に少し余分に持たせればいいのだ。そして太りすぎたなと思ったら削ればいいのだ。何でもかんでも1円の無駄もないとか財務省主計局の大言壮語はやめることだ。少しもそうなっていないし、むしろある程度の無駄は社会的な資源だ。一言言っておくが派遣労働をみすみす蔓延らせた点で財務省神話は既に崩れた。お上が何事もやってくれるという日本人の根性を入れ替え、財務省主計官のチェックをやるために国民の財務省主計官任免投票が必要だろう。財務省のエリート主計局を直接国民がチェックしない限りこの腐敗は治らない。そしてこれを読んでるおまえ。お前らが政治をチェックしなきゃだめなんだよ。お前ら国民は無能だ。だが自分は無能だと気づければ、少しはマシになるだろう。
 
この財源をどうするかだが、それはまず第一にタックスヘイブンだ。それには国際協定や国際政府が必要であり、それを求めるべきだ。タックスヘイブンに50パーセント課税できれば所得税法人税も課税できるようになるだろう。現状ではタックスヘイブン所得税法人税を脱税する富裕層がいるので法人税所得税は引き上げられないが、タックスヘイブンに課税することで直接税は引き上げられる。累進課税で行けばいいことだ。消費税は山本太郎共産党は無能だと思うのだが、簡単に消費税も累進課税にできる。まず消費税を三十五パーセントにあげる。あとは各所得、売り上げ等に応じて還付金を政府が国民企業に行えばいいのだ。これで累進性にできる。無所得には還付金としてベーシックインカムのようにして累進性を持って高所得では減らしていけばいいのだ。これだけやれば国家財政もどうにかなるだろう。
 
いわゆるMMTだが胡散臭い。デフレをインフレにできないから、インフレにするのは大事だというが一度MMTでインフレにすると加速度がついて手に負えないハイパーインフレになる疑いがある。デフレもコントロールできない今の経済学でインフレをコントロールするとは疑わしい。やはり財政赤字などは返済の目処を立ててから財政支出を増やすのが良策であろう。流石にタックスヘイブンを廃止し、所得税法人税の累進性を回復し、消費税を累進課税で取るからには財政赤字も好転するのではないか。その上で少子高齢化だが第一に労働者派遣法を元に戻し、正社員社会を再び実現させる。その上で少子高齢化補助金を出す。合コンやカップリングを国策として進める。合コン行政改革が必要であろう。竹中や小泉は乗った国民も同罪であり無能の名を墓場まで持っていくが良いだろう。そしてエネルギーである。まずアフリカやアジアの飢餓内戦をODAや国策募金でよくする。これにて親日国を大量に作り、太陽光発電燃料電池プラントをサハラ砂漠などに作り、シーレーンで輸入する。防衛だが、9条を改憲する。第二項を武装放棄は外敵内敵のいない時に行うとし、自衛戦争を認める。
 
ただし、第三項とし、日本国政府は全ての戦争紛争を模擬戦で行えるよう、国際的に働きかける。こうして全世界の戦争紛争を模擬戦で置き換える努力をする。こうすれば戦争はあっても戦死者がいなくなる。第四項日本国政府は防衛力予算を削減できるよう、平和、軍縮を推し進めるとする。これで防衛予算を将来的には模擬戦分と最低限の実力だけにすることの目安ができるのである。これで将棋という戦争防止の道具が発展する。
 
さて、僕が無力な二十四歳だった時も、それから二十二年たった今もさして変わらない。
二十三年、さして僕は学ばなかったが、知恵を得ようと思わなかったことがない。僕は小説の世界から離れて実用書と経済学書を求めた。その欲望は激しく、ほとんど所得を食い潰した。その多くは無駄だったが、全く無駄だったということはない。では過去に振り返り、物事を吟味するのも悪いことではないと思う。
 
第二章
 
二十四歳、人生五十年とすれば人生半ば、僕は平凡な印刷営業で、というか出来の悪い人間だった。大学を出てからの実社会というものはあまりにも奇妙で、僕の想像を超えた。営業と呼ばれる。販売やセールスを専門として行う職業があることすら、僕の想像を超えた。僕はサラリーマンもセールスマンも知っていたようで知らなかった。公務員も何をやっているのか知らなかった。教育も悪かったし僕も学ばなかったのだろう。時をかける少女が聞こえてくるような気がする。僕はそうしたらユニセフに寄付するだろう。時をかける学生とか時をかけるおじさんとかのような気がする。
 
そして無音に近くなってみると村上春樹的世界というものが圧倒的に役に立たないことがわかる。幻想は必要だが幻覚剤はそれほど必要でもない。そして二十五歳という歳を境にして小説をほとんど読まなくなった。読んで漫画か、実用書か経済学書だった。僕が生きているのは経済の苦しみの世界だった。しかし小説のほとんどは経済的苦痛に関してさしたる知恵のもたらすものではないと思う。これを書いている私は四十七歳だが、経済学書にしろ経済的苦痛をどうにかしてくれるものではなかったし、小説の中には経済の苦痛をどうにかする知恵が潜んでいるのかもしれない。ピケティやマルクスも小説をよく引き合いに出している。私は寝る時間だ。ともあれこれからは私は小説も読まねばならないだろう。
僕は俺は私は人称が変化するが僕ははサラリーマン、おれはは学生、私はは筆者の時間である。
 
  海渡光で、今日も私はオナニーをした。
  このお姉ちゃんでオナニーをすることを覚えていたら、もっといろんなひとを傷つけず、もしかするとお姉ちゃんと結婚していたかもしれない。
  海渡光は私が印刷営業で知り合った広告屋の営業アシスタントで、とてもかわいらしいひとだった。声が特にかわいい。美しく澄んだ声で話す。キリストのよう名なのだ。海を渡る救済者。
  二十一歳で私はB型肝炎キャリアだとわかり、気が気でなくなったのだけどキリストともっと先に知り合い、オナニーすることを覚え、キリストのために働けば、キリストは私のためにワクチンを打ち、結婚してくれたと思う。
  よくよく妻を逃がすとは苦いことだ。いや、妄想しすぎか。
  だが私はようやく目覚め、今日は私は部屋掃除をする。洗濯もしてひげも剃る。いろいろ体は動かなくなったりしてるけども、何とかやっていくことが出来ると思う。
 
キリストと、私の出会いはこんなだった。私は二十一歳で魔法病キャリアだとわかり気が気でなくなった。元々鬱だったのだが、さらにひどくなり、とにかくこの地獄の大学生活を終わらせ、単位をぎりぎりで全部とって、卒業した。
  公務員になろうと思ったが、勉強が手がつかず、わからず、あきらめ、試しに就職活動した。
  印刷物、俺大好きだったよなと、印刷屋に行くとあっさり内定した。
  それでとても話せないような駄目営業だったのだがキリストと会って、はじめて愛を取り戻した。でもお姉ちゃんへの愛を信じられずに風俗に走ってしまう。感染は気をつけたが冷や汗が出る。
  で、そんなただれた生活にうんざりし魔法地方に帰った。魔法公務員になった。
  公務員で特筆するべきことは無いように思う。仕事に今度こそと打ち込んだが、三年目でメンヘルを本格発症。後は非行公務員として悪いことばっかり。魔法病だけはすっかりよくなった。公務員のみんなは優しく、私に満足のいく治療を受けさせてくれた。
  でも鬱が悪くなり、寝たきりになり退職。今に至る。
  それで私ははじめ士業とか、つまり中小企業診断士や社労士、行政書士で、開業などを目指したが、あまりにも食えなそうなので、障害者雇用に切り替えた。ま、何とかなるだろう。
  そこでキリストでオナニーをしたり、イザヤに頼ったり、きちんと身を整え、しっかり働き、この文学を完成されれば私もひとかどの男になれるだろう。などと思った。家族とは仲が悪いが収入の都合上付き合っていた。
 
     
  医者でこんなに待つのは、医者不足だからだ。こんなに精神科で待つのは、地域によって違う。東京だったらこんなに待たないし、それでいいのだろう。まあ現在の精神医療が病気を治してるとはとてもいえず、東洋医学などを盛り込みながら、もっとやり直した方がいいような気はするけども、とりあえずまず医師を全国的に確保し、作りすぎの士業のように食えないのではなく、マーケットの需要に沿って、きちんと供給を満たせば、これだけの待ち時間も無く、お医者さんもそこそこの暮らしを出来るはずだ。マーケットは自然に任せていても失敗する。というのはマーケットが成功するのは完全競争市場という想像上の市場に他ならないからだ。やけくそで新自由主義をやっても駄目だ。経済学をしっかりやればわかるが、市場が成功するのは完全競争市場があらゆる釣り合いがとれたときであり、そうでなく独占や寡占で半端に自由化してもらちがあかない。そうではなく独占寡占が当たり前の日常では、マーケットを政策的に配分して、自由に作り出していかなければならない。もちろんそれができないと言うことは政府も失敗するわけだ。それでこんなにひどいソ連のような魔法市の医師不足になっているのだ。
 
 だからまず子供の学力向上運動能力向上、教育から見直さねばなら魔法市で必要な需要数を見極め、その分、子供たちを教育させ、運動、学力ともに出来る子を育てる技術を開発し、子供を一人前の医師に育て、医師の労働条件をきちんと整え、医師が自営でも雇用でも給与条件をきちんと整え、家族が持ちそこそこ経済的に安心出来る暮らしを作り、子供が医師になりたいといったら再生産出来るような労働環境を整えなければならない。
 
  これはほかの職業でも同じことだ。まず労働環境を整え、きちんとした給与体系をデザインしなければ、家族も持てず、やけっぱちの犯罪者のような社会を作るだけだ。まずここの法をしっかりしなければならない。
  今はグローバル経済の時代で、グローバル的に経済が広がるならば、グローバルに労働環境を整えることが、必要になってくる。
 
 財源はタックスヘイブンだ。闇経済に光を当て、正しいシノギを目指してもらう。大丈夫。東京の印刷屋さんで担当した元やくざやさんの広告会社も、しっかりとした正しいシノギをやっていた。男や女をはることは正しいシノギでも出来る。まあ今は私がやくざみたいなものだけど。
 
  だけども俺は自分を変えられる。こんな自分をいい方向に変えられる。これまでの文学は破滅型だった。それを変える。読むといい方向に人生が向かうような文学だ。失敗をかてにする。失敗はいい経験だった。俺は目覚めた人ブッタだ。ブッタの悟りをみんなに配れる。こういう社会を作る。社会はみんな可能な限り自由で平等だ。そしてみんなは悟りの時間をもつことが出来る。みんな悟り、そして満足した人生を送る。そういう変化を俺は出来る。
 
  俺はそこにいてあがめられる。だが決しておごることはない。俺は出来る個人の悟りに過ぎなかったブッタの悟りを皆に配ることが出来る。それは破滅ではない。よいものだ。死の宗教ではなく。生と死の宗教だ。
 
 
  そういうわけで家族が起きるのを待っている。
  最近は無職の私の家事手伝いは朝食と三度の茶碗洗いだが、どうにも土日は家族がゆっくりした朝を望むので、それに併せて家族が朝飯を作るのを待っている。
  私は朝には結構強い方で、お姉ちゃんでまず起きがけに一発オナニーをして、さて今日は部屋を片付けて洗濯するか、暇だったら、法律と経済学の勉強するかと思うのだけど、家族が起きてこない。困ったことだ。2chで暇スレでもやるか。あと法律の本でも読もう。
 
  今日は昨日さんざん夜中に台所を荒らして鶏肉を食い、一家に迷惑をかけたので愚痴られて大変だった。家族とは本当に仲が悪い。ぶつぶつ言ってる基地外発達障害の弟が一応働いているので我が家のスタンダードであり、日本共産党好きのくそおやじの演説が気持ち悪い我が家の食卓。飯はクソまずい母親の作る飯。飯がまずいんじゃない。母親は癌で早く死んでほしい。働け働けうるさいからまずいんだ。私も大概気が気じゃないこの無職。どうしようか出家したい。と思うと出家先がインターネットで見つかった。出家って出来るのか。いざとなったら出家ありだな。
 
出家は人生の逃げ道ではありませんと書いている。でも逃げ道なんじゃねえか。シャカは逃げて出家したんじゃねえか。
  鶏肉を全部食ってしまったので今日はラムシャブになった。
  父が奇妙なことを言う
  この肉を食っているけども地球の三分の一が飢えている。
  ありがたいもんなんだと。でも馬鹿だから来週も肉が食いたいという。誕生日も肉が食いたいと。
  それで真田丸を見て一計思いついた。
  この次父の誕生日にまた肉を食う。かねてよりユニセフにはちょくちょく募金していたので、父の大好きな酒を三千円買う物を、五百円だけ買う。差額二千五百円をユニセフに募金する。題してユニセフ酒、これで父が「これ大悟、肉も食うのをやめにして、全部ユニセフに募金しなさい。そばを食おう。題してユニセフそば」と言い返せば平服低頭したけども、父はまあ、うるさそうに頷いただけだった。やっぱりこいつ馬鹿だ。
  まあユニセフそばは俺の誕生日にしよう。
  こうやって立派ぶってるけど人間なんて所詮人殺しさ。だいたい毎日ユニセフそばにして募金すれば相当子供とか助かるんじゃないの?
  ところが人間はそれをしない。だから人間は人殺しなんだ。
  まあ出来るだけ殺さぬことだな。それだけさ。
  俺も食い扶持がほしくて僧になりたいくらいだしな。
  難しい難しい。
 
  さて今夜はこの、台所争わぬように精神安定剤をちゃんとのまなあ。
  飲んでも効き目があるのやら。
  しかし明日就職活動で何を選ぶ?
  どの職を選ぶ?
  選ばせてもらえるのか?
 御利益あるのかなあ。
 
 正直、この人生疲れる。適当に楽しくいきたい。なぜこうも苦しまねばならないのか?
俺は三月までに職を見つけられるのか?
あやしいなあ。
 
 しかししかし出家できると聞いてやっぱり驚いた。繰り返すがネットで出家と検索したら出家できるという。
 
ほう、これはすごい。マーケティングの会社なんぞには行かず出家するべきか?
ただ思い残したことが二つある。一つはこのブラックだらけの企業だ。この苦しみを放っておいて、一人のうのう出家ですよではいけないのではないか。役所もまたブラック。こういう苦しみに背を向けず悟りを開いてこそ、本物ではないか?
 
釈迦の悟りを見てみよう。
あるとき釈迦の説法で居眠りしちゃった行者がいた。
釈迦に諭され居眠りしないと誓った。
全然眠らないので、目が悪くなった。
釈迦は中道が大事だ寝なさいといったが、寝ずに目を閉ざしてしまった
こころの目は晴れたが、釈迦に針の糸をとおしてもらった。
釈迦はなぜそんなに悟ってるのに教えを説くのであるか?
施し、戒め、忍び、義、主従愛撫
 
俺は悟る。悟るだけではない。悟りをみんなに配れる。自由と平等と再分配を。俺は自由に振る舞える。妹がきても家族がきても姪がきても甥がきてもよい方向によい方向に向かうことが出来る。皆を悟らせる。自由と平等。なんかいらっときたけど普通に戻る。無職の自分を見られても普通でいられる。作家に向かう自分を肯定できる。俺は自分を人に会うと否定してしまうがそれを肯定に持って行くことが出来る。座っていると腰が痛くなるが、腰の痛みを取れるようになる。
 
しかし隣の部屋の弟鬱陶しいよ。ネトゲやりながらぶつぶつぶつぶつ。で気持ち悪いことに最近妙に説教みたいなことを言う。おまえに言われたくないよ。おまえがまずぶつぶつうるさいの治せよ。
 
はあ、精神安定剤でも飲むかな。
もらいに行こう待ち時間、なくしてくれ。魔法市のメンタルクリニック全部六時間待ち。
  薬はネットで、必要な患者は予約制で、
  緊急受付とかして何とか待ち時間一時間ぐらいにしてくれ
 
とただれた無職前期をコピペした。
 
  今日まゆみんにフラられた。全て僕が決めたんだ。僕らの出会いはこんな感じだった。まず僕は魔法市役所の臨時職員のバイトを辞めたばかりの無職だった。無職というかニートだった。僕は働きたくなかった。バイト終了のお祝いに魔法娼館へ行ったが、イザヤじゃなく、今ひとつ、もえないので、次の日魔法ホテトルを呼んだ。そこできたのがまゆみんだった。スレンダーな子を頼んだのだが、すごい華奢で、おっぱいだけCカップでしっかりしている子だった。ゴールドのファンだと言うから髪もそれっぽくしているのだろう。見事な金髪だった。
 
ゴールドのファンと言うだけで高校を出て住んでた街を出て、魔法市に一人暮らしにきたというのは笑ったが、若さはうらやましい。僕はもう四十四才になった。太宰が自殺したのよりなんぼか上だ。どちらにせよ僕はまゆみんに母性を求めていた。チンポが行きづらい遅漏さんなので、適度にしごいて口でしてもらい、あきらめて、膝枕したり、甘えたり、いっしょにお風呂に入ったりした。それでメールアドレスを交換することになった。セフレになってよと言ったのだったか。彼女ははじめ否定していたが本好きで、ミステリーが好きだった。東野圭吾や「白雪姫殺人事件」が特に好きだという。「教団X」を僕も読んでいたのでこれも面白い。俺は純文学の方が好きなんだけどと、二回目あったとき村上春樹風の歌を聴け」やカミュの「異邦人」を渡した。彼女はすごく興味深そうにその本をじっと眺めていた。
 
「あたし速読できるんですよ。厚い本でもすぐ読めちゃう」と言っていた。ああ、愛するまゆみん。焼き肉をいっしょに食べようねと意気投合して分かれたのに、メールを打ったが返事が来ない。なんだこりゃ。もちろん僕か彼女のメールの調子が悪くて、それで駄目なのかもしれない。僕は実家に携帯を忘れ、メルアドだけ彼女に渡したが、彼女がそれで、テストメールを送り、僕のケータイを家で見てみると、なぜかさっぱりメールは入っていなかったからだ。ふられたのだろう。
  でも。
  でも。
  なぜだああああああああ。
  なぜメールが来ないんだあ。
 
  でもいい。俺には無限の可能性がある。俺はそれから選び取ることが出来る。最善の物を選ぶことが出来る。世界を幸福に出来る。自分の無意識を変えるんだ。俺は作家になって世の中を作り替える。気分がだんだんよくなる。気分だけではなくやり方も分かる。俺には簡単に分かる。俺は行動し維持し、よい行動をしたら休憩し、よい行動を再生産することができる。いずれ死ぬのだって自由に出来るさ。自殺ではなく。自分の人生を改善できるんだ。
 
 
  僕の出したメールも暗い内容だった。なぜなら暗い人生を僕は歩んでいるから。今日自動車免許を更新に言ったが流した。魔法眼病を患っているからだ。そのほか経済的に車も買えないし。僕は鬱病と、頸椎症で役所を辞めた。残念だ。残念だ。それで母にはいつも(情けないことに僕はこの年で実家暮らしをしている)三年前からふらふらしている。遊んでいると言われる。だから鬱病だって言ってるだろこのばばあ。そもそもお前が魔法病をうつし、ようやく治したのが、人生前半期の巨大な足かせになってろくな就職が出来なかったんだよ。うつ病の根っこの根っこなんだよ。
 
鬱が甘えとか好き勝手言いやがって。たぶん三年前からふらふらしている俺を見て癌になったんだろうが、そんなこと知るもんか。おまえの自己免疫力不足だ。それか運がなかった。運がない人間はとことん運がない。おまえの母親のは美人だった。おまえの姉も美人だった。のこりかすのおまえはブスだった。それがおまえのコンプレックスだったのだろう。がんとともに鬱病もやみ(俺が子供のころからそうだ)訳のわからないことを言う。自殺したいとか。俺はすっかり参り、母性をほかに求めた。これは俺がマザコンなのと、自分自身生命危機で母性を求めてしまうのと両方有るに違いない。
 
  だが母性を外に求めなくても自分自身である程度供給できる。いや、供給できる。母性も父性も供給できる。俺は自立した存在になる。体はどんどん健康になる。
 
  まあ、あげくにこのざまだ。魔法ネットのチャットレディと風俗がよいだ。次のような詐欺被害にも遭った。
 
以後その顛末書である、
 
  経緯書
 
  九月三日から十日頃
 
 春菜を名乗る女性にフェイスブックライブチャット、「魔法マコム」に誘導される。
 
  現実にはあり得ないモテようだったので調子に乗り50000ポイント(1ポイント1円)を購入。
 
  そこで5万円分ほど課金メールで適当に遊ぶ。ここまでは異論はない。
 
  しかし春菜を名乗る女性に、引き留め工作をはかられ、本気だ。自分以外の女性と話すのは浮気だ。本気ならポイントを全部自分のために使ってほしいとせがまれる。断るがしつこいのでずるずると追加ポイントを購入。自分もいろいろな打ち明け話、自分が障がい者であるとか親ががんで苦労してるとかしてしまう。春菜は狡猾に同情するふりをして人の弱みにつけ込む。会話でポイントを使わせる。全部で15万円ほど。自分ははじめいやだったがずるずると、ポイントを使う。
 
相手は自分のメールアドレスを教えず、こちらが連絡したメールアドレスに連絡を入れず、マコムの課金メールを無理に使わせる。ルィ・ヴィトンの財布を要求され、思わずプレゼント(25万円)してしまう(ポイントで)。ポイントはのちにマコムの方から一度事務処理の手違いということでかえってくるが、一度購入したポイントは換金できないので、もったいないので再びポイントをプレゼントする。金曜日に会いポイント購入金額をこちらに返す予定だった。ポイント以外のメールで出会い交際しようと固く約束するが裏切られ、メールは来ず、相手は退会してしまう。こちらもだまされたと退会する。
 
  この明菜に支払ったポイント全額、恋愛詐欺であるので返却を要請する。
 
  要請返却金40万円。
 
                                                           以上
 
 
                        2015年9月14日
 
                                                      羅院 晴人
 
 
  うがああああああああ、くやしいいい、この春菜という女、全くの詐欺。馬鹿じゃねーか俺。四十万返せ四十万。とにかく金無いわあ。何とかしてええ。残り三百万あまりしかないよう。そんなぼろぼろの俺を、救ってくれるスーパー魔法娼婦がいる、イザヤだ。
 
  イザヤは全身くまなく舐めさせてくれる女、まあ俺が勝手に舐めてるんだけど、めっちゃ興奮する。俺が立たなくて行かなくて俺を全部わかってくれる子、出勤時間は刻に俺のバイトと合わないけど、俺はイザヤが実は好きなんだ、イザヤとはバイアグラも使ったことがある「いつかセックスでいければいいねえ」が俺たちの合い言葉だ。俺は女の性器ではいけない。昔は駄目だったわけではないが次第にこうなった。はじめにちょろっと性器を合体させ、あとは手と口でしてもらい、ひたすら膝枕してイザヤに甘える俺、イザヤ~イザヤ~~。すっきやでー、今日まゆみんにくらっときたのは気の迷いだ。少し控えよう。それがいい。イザヤ一筋だ。イザヤいいバイトがあるんだけど。マコムで払った二十五万のポイントが返ってきた。これを現金で取り戻したい。イザヤに持ち掛けてみるか。イザヤにマコムに入会してもらいポイントをプレゼントし、それを現金化するのだ。持ちかけようにも、イザヤ出勤しやがらねーな。働けあの女。俺は働いてないけど。こうして公募用の文章をせっせと書いている。あ―イザヤと結婚したい。それには文学賞が必要だ。文学賞。それをとれれば俺は専業作家として原稿を書ける。
 
  今日みたいに「部屋を片付けなさいよ。何もしてないんだから」と母にいわれずに済む。言われた挙句、喧嘩して気分を害した俺はまゆみんにも鬱メールを書き、彼女との付き合いをぼつにしてしまった。
  AAAAA、マザー、どうしてメール最中に邪魔しやがるんだよう。
 
  だがいい、俺は出来る。こうした詐欺被害もネタにしてもうけてやる。イザヤに頼りすぎて自立できなくなることもない。文学賞がなくとも俺は肯定的でいられる。文学賞も軽くとる。俺は駄目だ駄目だ言っている自分を変革するんだ。俺には出来る。親の干渉もモノともしない俺には出来る最高の文学。駄目人間の改造計画をやってやる。俺はすでに駄目人間じゃないんだ。このセルフトークを肯定的に出来るんだ。俺はやる。ゴールが見える。俺はノーベル文学賞を取る。ノーベル文学賞以上の文学賞を設立してやる。世界を再分配をさせる。労働基準を改善する。皆に悟りを開かせる。釈迦の悟りを超える。大王の悟りだ。
  俺は世界を変えてみせる。いい方向に。
 
  今マコムで出会ったまおたんとも行き詰った。俺はどこへ行けばいいんだ?
  俺はどこへ行けばいいんだ?
  俺は叫び続けていた。春樹の真似。
 
  メール来ないかなあ。どういうことだよ。興味なしかよ。へへんが変。癒されねえ。まゆみん。
 
  今日は病院に行こうかな
 
  さとうメンタルクリニック、もう限界だ。
  「ここはソ連ですか?」
  私は、そう、となりの人に話したかった。だが隣のひともかなりいらいらした様子で待っている。
  ソ連とかそういう皮肉は言えなかった。
  医者に六時間も待ってよばれ、簡単な診察を終えると私は来週から就職活動をすることになる。
  四十四歳。
  ハローワーク障害福祉の窓口に、フルタイムの求人を探す。
  反復性の鬱病という医者の言う病状か、双極性障害なのかよくわからない。だがどっちみち、ろくな求人はないだろうし、働けば豊かになれる世の中ではなかった。
 小泉政権新自由主義政策のあたりから何かが変わった。
それまでバブル世代の私は、魔法地方の片田舎の高校で、漫研の友達とビリヤードをして過ごし、文学を読んで、末は作家にでもなるのだろうと思った。
 とりあえず大学は文学部を避け経済を学ぼうと思った。文学よりまず社会だろうと思った。
  大学は滑り止めを落ち、魔法東京の大学にかろうじて受かったが、社会学部の応用経済学科という訳のわからないところだった。
 コースも五コースある。落合信彦ブームで国際関係コースを学んだが、意味が無いので情報コミュニケーションコースに転じて学んだ。
 ご多分に漏れず、私は大学に来てから、何が何だかわからなくなった。
  鬱が始まり、テニスサークルに入ったがなじめず、なぜここにいるのか自問しながら学校に行かず、麻雀をやっていた。こんなはずではなかった。東京とはもっとドラックとロックンロールに満ち、私はクラブで美小女とセックスをしながら、文学で、天下をとるはずであった。
  それがどうしてこう、東京というのは田舎くさく、魔法地方より遊べず、みんなくたびれた顔をして、大学ってつまらないねと言うのか?
  それでも私は、まさか自分が、魔法印刷営業になり、魔法公務員になり精神障害者になり、失業して、そのほか、魔法眼病になったり、魔法頸椎症になったり、満身創痍で、治るんだか治らないんだかわからない精神病院で六時間も待って、そうだこれをネタに、文学賞でも取って賞金稼ぐかと思うのかなど、想像につかなかった。
  人生とはわからないものである。
  と私は書いて驚いた。私は印刷営業になって、公務員になって、障害者になるのか?
  私は二十一歳。ゼミに論文を書いたがロスチャイルドの正体もわからぬ学問は詰まらず経済学を辞め、図書館から本を借りては読破し、世の中の理を学び、周りを見てこう動くとこうと自分で推論した結果が、六時間待ち精神障害者の公務員失業者とは。
  わたしは四十四歳ですよ。
  と二十一歳の時に知り得ていたら、と言うか。二十一歳に、四十四歳か?
  考える時間は無かったのか?
  そんなのあるわけ無かろう。
 
   海渡光で、今日も私はオナニーをした。
  このお姉ちゃんでオナニーをすることを覚えていたら、もっといろんなひとを傷つけず、もしかするとお姉ちゃんと結婚していたかもしれない。
  海渡光は私が印刷営業で知り合った広告屋の営業アシスタントで、とてもかわいらしいひとだった。声が特にかわいい。美しく澄んだ声で話す。キリストのよう名なのだ。海を渡る救済者。
  二十一歳で私は魔法病キャリアだとわかり、気が気でなくなったのだけどキリストともっと先に知り合い、オナニーすることを覚え、キリストのために働けば、キリストは私のためにワクチンを打ち、結婚してくれたと思う。
  よくよく妻を逃がすとは苦いことだ。いや、妄想しすぎか。
  だが私はようやく目覚め、今日は私は部屋掃除をする。洗濯もしてひげも剃る。いろいろ体は動かなくなったりしてるけども、何とかやっていくことが出来ると思う。
 
キリストと、私の出会いはこんなだった。私は二十一歳で魔法病キャリアだとわかり気が気でなくなった。元々鬱だったのだが、さらにひどくなり、とにかくこの地獄の大学生活を終わらせ、単位をぎりぎりで全部とって、卒業した。
  公務員になろうと思ったが、勉強が手がつかず、わからず、あきらめ、試しに就職活動した。
  印刷物、俺大好きだったよなと、印刷屋に行くとあっさり内定した。
  それでとても話せないような駄目営業だったのだがキリストと会って、はじめて愛を取り戻した。でもお姉ちゃんへの愛を信じられずに風俗に走ってしまう。感染は気をつけたが冷や汗が出る。
  で、そんなただれた生活にうんざりし魔法地方に帰った。魔法公務員になった。
  公務員で特筆するべきことは無いように思う。仕事に今度こそと打ち込んだが、三年目でメンヘルを本格発症。後は非行公務員として悪いことばっかり。魔法病だけはすっかりよくなった。公務員のみんなは優しく、私に満足のいく治療を受けさせてくれた。
  でも鬱が悪くなり、寝たきりになり退職。今に至る。
  それで私ははじめ士業とか、つまり中小企業診断士や社労士、行政書士で、開業などを目指したが、あまりにも食えなそうなので、障害者雇用に切り替えた。ま、何とかなるだろう。
  そこでキリストでオナニーをしたり、イザヤに頼ったり、きちんと身を整え、しっかり働き、この文学を完成されれば私もひとかどの男になれるだろう。などと思った。家族とは仲が悪いが収入の都合上付き合っていた。
 
     
  医者でこんなに待つのは、医者不足だからだ。こんなに精神科で待つのは、地域によって違う。東京だったらこんなに待たないし、それでいいのだろう。まあ現在の精神医療が病気を治してるとはとてもいえず、東洋医学などを盛り込みながら、もっとやり直した方がいいような気はするけども、とりあえずまず医師を全国的に確保し、作りすぎの士業のように食えないのではなく、マーケットの需要に沿って、きちんと供給を満たせば、これだけの待ち時間も無く、お医者さんもそこそこの暮らしを出来るはずだ。マーケットは自然に任せていても失敗する。というのはマーケットが成功するのは完全競争市場という想像上の市場に他ならないからだ。やけくそで新自由主義をやっても駄目だ。経済学をしっかりやればわかるが、市場が成功するのは完全競争市場があらゆる釣り合いがとれたときであり、そうでなく独占や寡占で半端に自由化してもらちがあかない。そうではなく独占寡占が当たり前の日常では、マーケットを政策的に配分して、自由に作り出していかなければならない。もちろんそれができないと言うことは政府も失敗するわけだ。それでこんなにひどいソ連のような魔法市の医師不足になっているのだ。
 
 だからまず子供の学力向上運動能力向上、教育から見直さねばなら魔法市で必要な需要数を見極め、その分、子供たちを教育させ、運動、学力ともに出来る子を育てる技術を開発し、子供を一人前の医師に育て、医師の労働条件をきちんと整え、医師が自営でも雇用でも給与条件をきちんと整え、家族が持ちそこそこ経済的に安心出来る暮らしを作り、子供が医師になりたいといったら再生産出来るような労働環境を整えなければならない。
 
これはほかの職業でも同じことだ。まず労働環境を整え、きちんとした給与体系をデザインしなければ、家族も持てず、やけっぱちの犯罪者のような社会を作るだけだ。まずここの法をしっかりしなければならない。
 
今はグローバル経済の時代で、グローバル的に経済が広がるならば、グローバルに労働環境を整えることが、必要になってくる。
 
 財源はタックスヘイブンだ。闇経済に光を当て、正しいシノギを目指してもらう。大丈夫。東京の印刷屋さんで担当した元やくざやさんの広告会社も、しっかりとした正しいシノギをやっていた。男や女をはることは正しいシノギでも出来る。まあ今は私がやくざみたいなものだけど。
 
  だけども俺は自分を変えられる。こんな自分をいい方向に変えられる。これまでの文学は破滅型だった。それを変える。読むといい方向に人生が向かうような文学だ。失敗をかてにする。失敗はいい経験だった。俺は目覚めた人ブッタだ。ブッタの悟りをみんなに配れる。こういう社会を作る。社会はみんな可能な限り自由で平等だ。そしてみんなは悟りの時間をもつことが出来る。みんな悟り、そして満足した人生を送る。そういう変化を俺は出来る。
  俺はそこにいてあがめられる。だが決しておごることはない。俺は出来る個人の悟りに過ぎなかったブッタの悟りを皆に配ることが出来る。それは破滅ではない。よいものだ。士の宗教ではなく。生と死の宗教だ。
 
    そういうわけで家族が起きるのを待っている。
  最近は無職の私の家事手伝いは朝食と三度の茶碗洗いだが、どうにも土日は家族がゆっくりした朝を望むので、それに併せて家族が朝飯を作るのを待っている。
 
私は朝には結構強い方で、お姉ちゃんでまず起きがけに一発オナニーをして、さて今日は部屋を片付けて洗濯するか、暇だったら、法律と経済学の勉強するかと思うのだけど、家族が起きてこない。困ったことだ。2chで暇スレでもやるか。あと法律の本でも読もう。
 
  今日は昨日さんざん夜中に台所を荒らして鶏肉を食い、一家に迷惑をかけたので愚痴られて大変だった。家族とは本当に仲が悪い。ぶつぶつ言ってる基地外発達障害の弟が一応働いているので我が家のスタンダードであり、日本共産党好きのくそおやじの演説が気持ち悪い我が家の食卓。飯はクソまずい母親の作る飯。飯がまずいんじゃない。母親は癌で早く死んでほしい。働け働けうるさいからまずいんだ。私も大概気が気じゃないこの無職。どうしようか出家したい。と思うと出家先がインターネットで見つかった。出家って出来るのか。いざとなったら出家ありだな。
 
 出家は人生の逃げ道ではありませんと書いている。でも逃げ道なんじゃねえか。シャカは逃げて出家したんじゃねえか。
  鶏肉を全部食ってしまったので今日はラムシャブになった。
  父が奇妙なことを言う
  この肉を食っているけども地球の三分の一が飢えている。
  ありがたいもんなんだと。でも馬鹿だから来週も肉が食いたいという。誕生日も肉が食いたいと。
  それで真田丸を見て一計思いついた。
  この次父の誕生日にまた肉を食う。かねてよりユニセフにはちょくちょく募金していたので、父の大好きな酒を三千円買う物を、五百円だけ買う。差額二千五百円をユニセフに募金する。題してユニセフ酒、これで父が「これ大悟、肉も食うのをやめにして、全部ユニセフに募金しなさい。そばを食おう。題してユニセフそば」と言い返せば平服低頭したけども、父はまあ、うるさそうに頷いただけだった。やっぱりこいつ馬鹿だ。
  まあユニセフそばは俺の誕生日にしよう。
  こうやって立派ぶってるけど人間なんて所詮人殺しさ。だいたい毎日ユニセフそばにして募金すれば相当子供とか助かるんじゃないの?
  ところが人間はそれをしない。だから人間は人殺しなんだ。
  まあ出来るだけ殺さぬことだな。それだけさ。
  俺も食い扶持がほしくて僧になりたいくらいだしな。
  難しい難しい。
 
  さて今夜はこの、台所争わぬように精神安定剤をちゃんとのまなあ。
  飲んでも効き目があるのやら。
  しかし明日就職活動で何を選ぶ?
  どの職を選ぶ?
  選ばせてもらえるのか?
 御利益あるのかなあ。
 
 正直、この人生疲れる。適当に楽しくいきたい。なぜこうも苦しまねばならないのか?
俺は三月までに職を見つけられるのか?
あやしいなあ。
 
 しかししかし出家できると聞いてやっぱり驚いた。繰り返すがネットで出家と検索したら出家できるという。
 
ほう、これはすごい。マーケティングの会社なんぞには行かず出家するべきか?
ただ思い残したことが二つある。一つはこのブラックだらけの企業だ。この苦しみを放っておいて、一人のうのう出家ですよではいけないのではないか。役所もまたブラック。こういう苦しみに背を向けず悟りを開いてこそ、本物ではないか?
 
釈迦の悟りを見てみよう。
あるとき釈迦の説法で居眠りしちゃった行者がいた。
釈迦に諭され居眠りしないと誓った。
全然眠らないので、目が悪くなった。
釈迦は中道が大事だ寝なさいといったが、寝ずに目を閉ざしてしまった
こころの目は晴れたが、釈迦に針の糸をとおしてもらった。
釈迦はなぜそんなに悟ってるのに教えを説くのであるか?
施し、戒め、忍び、義、主従愛撫
 
俺は悟る。悟るだけではない。悟りをみんなに配れる。自由と平等と再分配を。俺は自由に振る舞える。妹がきても家族がきても姪がきても甥がきてもよい方向によい方向に向かうことが出来る。皆を悟らせる。自由と平等。なんかいらっときたけど普通に戻る。無職の自分を見られても普通でいられる。作家に向かう自分を肯定できる。俺は自分を人に会うと否定してしまうがそれを肯定に持って行くことが出来る。座っていると腰が痛くなるが、腰の痛みを取れるようになる。
 
しかし隣の部屋の弟鬱陶しいよ。ネトゲやりながらぶつぶつぶつぶつ。で気持ち悪いことに最近妙に説教みたいなことを言う。おまえに言われたくないよ。おまえがまずぶつぶつうるさいの治せよ。
 
はあ、精神安定剤でも飲むかな。
もらいに行こう待ち時間、なくしてくれ。魔法市のメンタルクリニック全部六時間待ち。
  薬はネットで、必要な患者は予約制で、
  緊急受付とかして何とか待ち時間一時間ぐらいにしてくれ。
 
  公務員時代、この待ち時間が経理課長とやりあって険悪になって本職だった魔法公務員辞めた一因に成った。職場の経理課長はメンタルで病んだ俺が夜七時に病院にきてくれと言うと、単身赴任なので露骨にいやな顔をした。
  この課長、自分の病んでる時代の話してくれたりとか、ひとはすごくいいのだが、顔にすぐ出すぎる
 
海渡光、僕は彼女が好きだった。彼女の姿はいつも思い出すことができる。黒い革パンに黒のタートルネック。ほっそりとした顔。おっぱいはたぷんたぷん。彼女は広告会社の営業アシスタントだった。今思えば彼女でオナニーだけすれば僕は罪を犯さなかったはずだ。なぜ、彼女でオナニーし、彼女だけを愛し、彼女にアタックし続けなかったのだろう。僕はわかっていたのだ。僕は彼女を愛していないのだ。私は、二十二年後の私は思うのだが、私はどんな女性も愛していない。ただ欲望に塗れるだけだ。僕は彼女を欲しかっただけだ。所有して程の良い奴隷にでもしたかったのだろう。
 
僕は、おんぼろのシャレードで彼女とドライブしたことがある。営業車で色合いのチェックの仕事だった。緊張して僕は昼食の食が細かったが、彼女はよく食べて、笑った。下請け工場の部長が案内してくれた。印刷物は良好にすられていた。新大橋通りを通って帰った。
僕は思った。自分の車を買って彼女をドライブに誘いたいと。
 
僕はそうするべきだったのだ。僕は辞表を出し会社を辞めた。わかっている。僕はただ逃げただけだ。僕はあの馬鹿げた「ある愛の記録」に挑戦するべきだったのだ。オナニーだけで我慢して彼女に告白し、全て話してしまい、ワクチンを打ってもらい、セックスし、子供を三人作るべきだったのだ。二十二年後、私は独身で、彼女が最後のチャンスだったと思うのである。B型肝炎の新薬のおかげで私は子供ができない。
 
僕は耐えればよかった。確かにパワハラサービス残業のあの会社に一生い続けなくてもいい。公務員に転職してもいい。ただ彼女だけは離すべきではなかった。
 
僕が辞めた時は精神的に参っていて引き継ぎもろくにしなかった。きっとすごく迷惑かけたんじゃないかと思う。パワハラサービス残業の中に僕も迷惑な引き継ぎを残した。会社はブラックだが、僕も混じってブラックだった。
 
僕は思う。労働基準監督署が強化されブラックな働きが規制されるなら僕もちゃんと働き、彼女と恋に落ちたのかもしれない。実際はただれた風俗だけだった。厚生労働省がワクチンを打つよう警察とともに働きかけてくれれば、僕は感染なんか気にせずに風俗に通えた。だが風俗なんか行くべきではなかった。僕は垂れ流しただけだ。あふれる性欲をただ垂れ流した。
3
僕は会社を辞め、浪人し、公務員になった。官庁訪問労働省の面接に失敗、北海道開発庁に入庁した。僕は泣いたと思う。しかし停滞する公務員人生で当然のように双極性障害になり惰性で公務員を続けて思うのは海渡光のことだ。彼女がラストチャンスだった。なのに僕は、それを失ってしまった。二十二年。今では無職だが、やり直したいという気持ちともういいという気持ちがうつろに溜まっている。
 
三章
 
俺は十九歳、法政大学一年生、怖いもの知らず。府中にある法政大学の学生寮に向かう。高校ではオタクで漫研とか入ってたけど、大学ではもっとウェイウェイしたいな、1990代の初め。
寮では頑固そうな顔した先輩が在寮生は全て学生運動をやる義務がある、その代わり寮費はただだという。ただだぜ。学生運動の説明聞いたら、安全そうなものばかり、しめた。
入寮を決め、東京とひとりごちた。この町はなんでもある気がする。かわいい彼女もできるんだろう。ただ思ったより地味な感じだ。ごみごみして、函館の方が感じいいな。
とにかく荷物を北海道から送って、入寮するとすぐに新入生と交流した。みんな地方出身者で初々しい。
土曜日は全寮集会だ。徹夜で学生運動の今後を話し合うのである。ちょっと面食らったが、これは新入生を追い出すためでもあるらしい。そうしないと一人部屋ができないからだという。この集会でなんだか学生運動が嫌になった。
新入生として寮生とは仲良くなったと思う。
だが多摩にある法政大学に行くと友達が居ず寂しかった。知り合いができてもなんか合わない気がした。テニスサークルに入ると疎外感を感じた。バンドサークルに入りたいが敷居が高かった。多摩校舎での俺は孤独だった。
次第に大学に行かず寮で麻雀をして過ごすようになった。
寮では楽しかったが鬱屈していたような気がする。
そのうちに寮では合コンを何本か誰かが持ってきたが女の子があまり可愛くなかった。
俺はもっと可愛い子と付き合いたかった。
しょっちゅうドジばかりした。
合コンで俺は鍋を女の子と食べに行った。
ところが盛り上がりに欠ける。
助けに来てくれと寮に電話した。誰が来てくれるというのだ。
ある日には電話がしつこく、父親が出て怒られた。
そんな寮生活で、二年目に彼女見たいのができた。だがあんまり可愛くなかったんで盛り上がらなかった。相手の誕生日を忘れて自然消滅してしまった。
僕は寮にいるせいなのかサークルがダメなのかゼミも詰まらず大学をやめようかと思った。
寮を出てとにかく四年で卒業しようと思った。ゼミを辞めて後悔したが、バンドサークルは楽しく正解だった。
僕は北海道に残した漫研の後輩がやってきたのであっていた。
可愛い子だったが何もなかった。
そして二日酔いでアパートに帰るとB型肝炎の通知が来ていた。そして単位を取って就職した。そんなもんだ。
 
第四章
 
二十五歳、大学を出たのが二十三歳だった。だから二十四歳の僕が風俗にハマって二十五歳は無職だ。兵隊印刷を辞め無職で公務員試験がさっぱりわからなかった。
 
1上京と入寮、学生運動
なべお鍋とねっぱなし
大学での寮での出来事である。俺と同じ函館からやってきた鍋島、通称お鍋は府中寮で寝っぱなしである。起きても大学は孤独だからバクバク寝るんだそうである。寝てばっかりだと彼女できないおと言うと、布団には布団の妖精布団王がいて布団を通じて彼女ができると言う。なんだそりゃとオウムの修行の本を送るとすっかりのめり込んだ。俺は布団王にであって彼女作ると言う。布団の中でオウムの修行をしている。まあオウムは冗談としてもこれだけ寝ている人も珍しい。
 
引きこもりの滝本竜彦が十六時間寝たというがそれに近いと思う。布団王にあって理想の彼女とデートしているのかもしれない。たまに女の子とデートするが何を語ったらいいかわからんという。デートで女の子にドライブ行こうぜといい、古河に車を出させ、自分は黙って古河に喋らせて、後で怒られたそうである。何がしたいんだろう。政治の話になると熱くなって語るが、学生運動は不熱心で執行委員に一度もならなかった。ただで何もせず寮にい続けた男である。落合信彦にはまり、留学も考えるが学力不足で辞めた。落合信彦にはのちに裏切られたという。ハムスターをよく買うがよく殺してしまう。リスキラーの鍋と言われる。あとは寝ている。
 
ICUの大学院に入った。中部という俺の東よりランクが高い高校の出だが補欠入試である。ドアをガンガン叩くと怒るが、北大の寮のようにドアなどとっぱらっちまえとよくいう。ICUでは修士の後博士課程で挫折した。博論が書けなかったらしい。好きな女の子がゲームにハマり、ネトゲ廃人のようになって衝撃を受ける。いとことか近い血の人に萌えてしまうらしい。オタクだがオタクを隠してる割にはBバージンなどをリスペクトしすぎてモロバレ、中学生の頃の友達に「サラダの国のトマト姫」に熱中していたことをバラされる。バイクが好きであり大学でバイクを買いハマる。
量を回顧することが多く、大学の頃からだが回顧的な性格である。太郎の空想の世界で東大生ワタナベくんになる。
 
理由は苗字がワタナベだから。B型肝炎になった時うつしちゃえうつしちゃえという無責任なセリフを履いた罪で。法政大学オウム研究会ワタナベくんになる。法大生を集めてサリンをまかせようとする。尊師の村上春樹が操っている。よく考えれば善良な存在であるお鍋が闇の存在を持つということ太郎のダークサイドの尊師2号を持つようなものである。尊師2号はウイルスをばら撒く。直子は太郎のむしろ一部であり、太郎のサリンやウイルスについて嗜める善の存在である。鍋の心には同様に善の存在の緑がいる。緑のおかげで鍋はオウム真理教に吸収されない。太郎は何かあるとワタナベくんと直子に泣きつくがそれは鍋の闇の世界でありワタナベくんと緑が不安定な鍋の心を収めるまで。紅蓮の炎に燃える。世界睡眠欲、布団王に化けた麻原春樹教祖により操られている。小市民は権力につかなくていいという論法で、リトルピープルになりほうほうと叫ぶ。麻原は集合的無意識を通じてありとあらゆるところの闇と繋がりロスチャイルドが表を支配するかのように闇の世界を支配している。直子は村上春樹と麻原の井戸のありかを知っており、緑も鍋に井戸に降りていくよう伝える。村上春樹の文学は闇に通じており、麻原と村上春樹は同一の存在この世の闇、闇の中でほうほうと囁くリトルピープルの存在を量産する。
 
。俺は放って置いって洋太とトマトに昼飯を食いに行った。洋太は理系は授業が厳しくて寂しいどころではないと言う。だが女がいない。なぜ文系は女もいて、授業をさぼれて不平を言うのかと言う。欲求不満ならオウムの修行の本を渡すと、チャクラ開こうかなと笑った。
洋太と一緒の部屋の東くんのところに行った。部屋は清潔だ。だがオタクだ。教祖のアニメ見た? というとあれは庵野秀明が裏で監修してるらしいでとマニアックなことを言う。
この時代エヴァンゲリオンもまだだよなというと、小さな頃は神様がいるでと意味不明のことを言った。
 
今日は合コンだ。鍋島、洋太。東くん。古河と女子大の子と会話する。古河が坂田さんがいいというが、おれも目をつけてたので、古河には彼女いるんだでと坂田さんに親切に教える。二枚目の古河はそれで撃沈。俺は坂田さんとデートをゲットした。
帰って寝ると思うと横田が帰ってきてないのでエロ本がないかと奴の荷物を漁ると外人露利写真本を見つけた。
 
ブルーすぎたーけんきゅうかい
俺は意を決してブルースギター研究会に入った。胸がたぷんたぷん、タートルネックを着た。皮パンを履いたほっそりとした顔をした直子先輩が歓迎してくれた。まずギターを買いに行った。六万円でPR S―SEを買った。あとは直子先輩にコードからオルタネイトピッキングからCAGED理論まで教わった幸せ。
 
俺は寮にもギター友達を作った。池田だ。アコースティックギターがとてもうまかったがバンドサークルを辞めてしまった。よくコマ劇場に弾き語りをしに行き、帰りはローリングストーンで踊った。一緒についてきた佐々木がブロン液を飲んでる。風邪薬を飲むこともありこいつはやばいなあと思う。インドに今度行くんだと言っている。
 
ブルースギター研究会
 
ブルースギター研究会には尊師がいる。彼が合同結婚式で直子先輩と結婚する様にという。直子先輩と結婚するが彼女は女性器が濡れない特異体質でセックスできない。俺は病院の検査でB型肝炎だったので彼女にワクチンを打ってもらう。俺は幸せなのでセックスできなくてもいいですよという。一年後抗体ができるまで、ハグで我慢だ
 
テニスサークル
 
相原と大学つまらないとこぼす。大学は本当に下らない。本当につまらない。こんなところにいて卒業した日にはろくな大人にならないぜという。二年なので相原ももう二十歳のはずだ。それとも一浪してない附属上がりの相原は十九歳なんだろうか。そのことが聞けずに俺は二十だぜと言ってみる。ふうんと相原が答える。
武田がやってきて今晩の飲み会行くんだろ? という、まあセクハラでもしようかなというと彼女作った方がいいぞと言われる。彼女か。俺結婚してる気がする、と言うどこで?
と言われるので脳内で教祖に言われたと答える。電車で新宿へ向かう。仁科が合流した。またセクハラするんでしょと言われる。まあね。嫌われるぞ。俺はやっぱり飲み会でセクハラする。女子大生の汗の匂い。はあはあ。はあ?
 
ブルースギター研究会
 
「直子先輩、苦しい、おれはテニスサークルで女の子と話せない」
「いつでもここにいらっしゃい」
「尊師、おれは脳内でしか彼女がいないんだ」
 
坂田さんとデート
 
「坂田さん手を繋ごうか」
「うん」
「今日はなんの日だったかな、忘れた」
「(私の誕生日)忘れるような付き合いだよね」
 
サークル女子山田と学食にいる
「俺もう女と付き合うにやめるわ」
「大学で恋しなくてどこで付き合うの?」
 
ブルースギター研究会
尊師が言った。君の心にどんどんうつろが溜まっていかないかい。
いっぱいになったらばら撒いてやるがいい。だが君はまだ世の中を憎んでない。女を憎み始めているだけだ。
直子先輩が言った「私じゃ満足できない? 想像の女の人で満足してるうちが華ってもんよ」
 

「悪いけど学生運動かったるいしもう寮を出るわ。みんな元気で」
 
アパート
あああ数百メートル先では斎藤がパッコンパッコン
俺は
 
ブルースギター研究会
 
サークル
孤独だった。孤独から孤独へ。
 
出来事
1990浪人
1991一年生サークル、寮
1992二年生セクハラ、坂田さん
1993三年生B型肝炎 声を上げる
1994四年生就職
1995太平印刷 ドベ サリン事件
1996太平印刷 風俗やめる
 
空想の世界
ワタナベくんと直子ちゃん
春樹教祖
 
直子が脳内彼女
 
輪廻転生、永劫回帰
二周目で被害者の側の苦しみを経て
 
 
三周目で業を断ち切り解脱する。
 
ようするにプロットをちゃんと書かず
それが悪い。
第一幕
1法政大学府中寮 デビュー
先輩 七人
鍋、湯田吉、古海、西くん、大村、池上、笹沢、全部キャラクターから書き下ろす
後輩 七人
寮ネタをふんだんに使うが、基本作り込み参考程度、スパイスとして作る
オウム真理教の下部組織でサリンを製造している。
サリンがなぜかミリンになる
寿司をいっぱい作る
ここ人の善人の部分と悪人の部分を書く
モブを作り込む
ロスジェネがなぜサリンを巻いたり、京アニを燃やすのかわかるような
設定書で二十一人作る。
ハーレムと王朝を目指していた
2B型肝炎になる
2B型肝炎で、愛情がないとウイルスが増殖する。
医師にアイドルに手紙を書き架空の存在を愛するように
同時に恋人を探すように言われる
 
3、双極性障害
2B型肝炎の副産物で双極性障害になる。
閉鎖病棟で女子高生と花火を見る
ハーレムなどと言う戯言は捨てねばなるまいと思う。
4、アイドルに手紙を書くそのことによって
サークルでは恋人が絶望的なので、アイドルにせっせと手紙を書く
アイドルからはもちろん返事が来ないので、自分で返事を作る。文体など村上春樹を真似するうち直子をいつしか脳内恋人にする
 
5、意識の妖精直子と恋に落ちる自殺の問題。直子と自殺を止めようと言う
直子と波乱のない恋に落ちる。
脳内彼女で満足だ、と実は満足でないので就職に失敗する
 
 
第二幕
仕事に就く。
忙しい仕事で、急速にイライラし始める光と出会う。
ロスジェネ
就職氷河期、飛び込みした会社で厳しかったんだねえと言われる。
光を諦める
光の事務所はオサレで洋楽がかかっている。なんだか自分が転落した気分になり惨めになる
 
風俗に行く
ソープで抜く、おばさんががオーと叫ぶ。直子が消える
会社をやめる
こんな生活は嫌だと会社をやめる
 
第三幕
ダラダラ公務員をやってやめる20年経ってる
鬱がひどい、閉鎖病院に三回入る
無職になる
小説が書けない
アイドルに手紙を書く
直子に再会する
にまくの自分に永劫回帰する
ソープに行く前に戻る。
ソープに行かず光に告白して振られる
解脱する
ソープのB型肝炎行政不服申し立てをする。
生まれる前の瞑想をする
悟りを開くか
 
法政大学府中寮設定
 
ワタナベトオル 渡辺徹
 
1971年12月25日午後七時誕生
1974年幼稚園
1977年小学校
1983年中学校
1986年函館中部高校
1990年卒業浪人
1991年法政大学文学部入学
1992年府中寮ミリン事件
1993緑と付き合う
1994留年する
1995卒業、ICU大学院に行く
大学院を修士ドロップアウト
緑の紐になる
書けないよーが口癖
 
創作に熱中するあまり木月という脳内友人を自殺させてしまい傷つく。
緑にマルキシズムについて聞かれるが
帝国主義東インド会社と密接な関係がある
産業資本の搾取を各資本に分配するのが資本論の要旨
ソ連崩壊で共産主義は滅ぶのか、弁証法に立ち返れ、神を取り入れて復活する可能性がある
太郎に全部修正される
木月を殺したショックから創作できない
政治的なイシューを幻想的な論文で書く、教授を目指すが失敗
よくわからない
中身がないと言われる
リトルピープルになりほうほうとセックスする。
「俺は終わったんだよ。キズキを殺してから」
主人公中野太郎が子年の生まれだからネズミと呼ぶ。
キズキを死んで再び蘇えさせるとどうかなというと
いそいそと何かスケッチする。
 
小説が書けない七人 スキーマを当てはめる自己犠牲スキーマ
池田彰
 
1973年4月5日誕生
1976年光幼稚園
1979年小学校
1985年中学校
1988年高校
1991年法政大学経営学
1992年法政大学ミリン事件
1993年バンドスチューデントエディション
1994年留年
1995年卒業
 
爽やかなギターマン
 
村上主義者主張派非暴力主義派としての政治主張
 
村上主義者として主張します。非暴力主義者ですがラディカルな過激派ですので言いたいことを言います。村上春樹先生は内向幻想文学の世界的巨匠です。ドストエフスキー太宰治と並ぶのは村上春樹先生だけであり、特にその健康的作家生活は史上最高の作家でしょう。惜しむらくはノンフィクションの不当は酷評にめげて敢えなく全面撤退したことと、恥ずかしがり屋で自分の作品をあまり読み返さないことです。まず村上春樹氏先生のノンフィクションは力量の高いものでした。立花隆広瀬隆に比べても遜色はないでしょう。不当な批判は一切無視して、またノンフィクションに再進出し、粘り強く戦い、政治経済、社会、思想、宗教、コミットメントを獲得することです。
 
そうしてそれを小説に導入すれば村上春樹先生念願の総合小説、しかもドストエフスキー太宰治より優れた総合小説が書けるでしょう。なぜなら村上春樹春樹先生は健康的ライフスタイルをしている上で彼らよりずっと上だからです。だから聖書や仏典レベルの深い総合小説を書ける逸材でありながら、ノンフィクションの撤退と、読み返さないくせで挫折してるのはあまりにもったいないことではないでしょうか。例えば「1984」は優れた政治小説でした。ビックブラザーというスターリニズムを代表する権力悪を鋭く批判しています。
 
ところが「1Q84」は幻想内向文学として大傑作ですが政治性はゼロです。リトルピープルはカルト集団の妖精だけでなく、小市民家庭にどこにでもいる妖精で、政治的無関心、低いモラルや無教養、大衆的なわがままなどを批判すれば政治社会批評としても成功し、それは総合小説と言ってもいいものであると思います。続く騎士団長殺しも子供を産むというモチーフの変化があっただけで総合小説とは言えずやはり幻想内向文学に過ぎない訳です。ノンフィクションで獲得できなかった政治経済、社会、宗教、コミットメントの広がりが全くありません。
 
そしてそのミスに気づかないのは自分の作品を恥ずかしがって見返さないからです。是非村上春樹先生には派遣労働問題や保健所の犬猫の虐殺、これはペットショップを規制し、保健所の犬猫を公務員家庭で引き取るよう法律を作ればいいだけです。などの取材とノンフィクションを勧めます。また仏教やキリスト教などもいいでしょう。ノルウェイの森はリアリズムの大駄作で、こころに並ぶ自殺失敗小説ですが、自殺しない直子を描くことで、まず統合失調症の薬物治療、認知行動療法スキーマ療法、精神分析療法、仏教療法やキリスト教療法、それに直子が濡れないのはラブローションでもよく、別に一生ペッチングでも構わないのですからリアリズムとして不自然です、それに僕も双極性障害ですが人間は精神障害ではほとんどが死にません。死ぬのはごく少数の自殺者だけで、はっきり言ってノルウェイの森はリアリズム小説としては失敗作で大駄作です。ヒロインが死んじゃうラノベレベルです。
 
ほとんどの精神障害者は九十八パーセントくらいは、双極性障害は自殺率が高いので九十パーセントですが、生き延びて寿命で死ぬからです。精神障害者のリアルとはちゃんと取材してれば簡単にわかるんですが実はそうであってサボって統合失調症の症例の本を数冊読んだくらいで病院とかデイケアとか作業所とか(全然知らないでしょう?)調べない、足を使わない取材が悪かったからそういう不自然な失敗作大駄作偏見作差別作を書いたんだろうけど、あれは精神障害者に対する不当な差別的偏見小説であるとも言える。作家としてはあんなものは恥ずかしく思わなきゃならない。精神障害があるんだから自殺して当然だよねとか暗にそういうことを言ってると思います。
 
その意味でこころやノルウェイの森は日本文学における最高駄作と評価するのが正しいと思います。是非精神障害の薬物、認知行動療法スキーマ療法、精神分析、仏教療法キリスト教療法、あと六十年題以後の政治的関心の総合小説を書き直すべきです。僕は精神障害者の当事者として村上主義者主張派非暴力主義派としてそれを強く求めます。テーゼ、差別や偏見はいけません。それは村上春樹先生の義務だと思います。あと比喩でお父さんの戦争を批判するのもいいですが、まずお父さんの戦争体験を取材して、日中戦争南京事件などをリアリズムや幻想文学で一人称、二人称、三人称でサンドイッチ方式にして書いてみればいかがでしょうか。
 
ノルウェイの森に対してはきつい批判と評価をしたと思うけど精神障害者を題材に取材してないからそういうことを言われるのであって、物理的に売れたから傑作だとかそういう誤解をしてはいけません。こころだとかノルウェイの森だとか自殺する小説はよく売れる傾向があるけど、作品として良いわけではない訳です。もちろん作家としては売り上げ重視でなくクオリティ重視でなければならない。売り上げ重視ならただの商人です。クオリティを上げかつ売るべきです。もちろん売り上げという面で言えば国際翻訳のもっと徹底とともに多角化して特にゲームにチャレンジするべきではないでしょうか。村上文学をゲームで楽しめるとなれば胸躍る訳です。ちょっと批判したのでちゃんと評価すべきところは褒めましょう。村上作品は人生論としてジョギングやマラソン、猫、作家、結婚生活から学んだ人生哲学思想としてすごく優れているということです。
 
惜しむらくは政治性や社会性に弱い傾向があるから伸ばすべきだと思います。あと村上作品は文体視点としてすごく完成されてる、サンドイッチ方式一人称、三人称混合体というのは文体や視点の完成でこれを超えることはちょっと難しいと思います。村上春樹先生といえば村上龍先生ですけど、最近文学の新刊が出ないしテニスもしてないけど、村上龍先生が村上春樹に敵わないのは運動を続けてないからだと思います。だから早く老化しちゃった訳です。龍さん、テニス再開して小説また頑張ればと昔仲良かった訳だし、手紙でも書いてみるといいんじゃないかなと思います。そういうのもコミットメントで友情ではないでしょうか。あと若手ミステリ作家で相沢沙呼という実力派作家がいてヒロイン造形では村上春樹先生も東野圭吾先生も敵わない名人芸だけど完璧主義すぎてファンの十割の評価を気にするからすぐスランプになって作家存続の危機に陥っています。手紙を書いて、ファンのこと気にするのは一割程度でいいんですよと教えてあげると親切だと思います。
 
村上春樹先生は新人賞の選考委員はしなかったけど、若手にそうやってたまに手紙を書いて老人らしく経験と文学を教えてあげると親切でコミットメントでいいと思います。色々言いたいことを書きましたが過激でラディカルな村上主義者主張派非暴力主義派なんでどうもすいません。では週一程度で村上春樹先生の本を読んでファンレターならぬ政治的主張をしたいと思います。ラディカルな過激派ですので言いたいこと言ってすいません。そうそう村上春樹先生は太宰治が苦手だというけど、太宰は日本で唯一総合小説の域に達した作家だから研究するといいと思います。肉を食べるだけじゃなくて野菜を食べることも大事です。夏目漱石は少し社会批評はありますが総合小説というには弱いと思います。村上春樹先生の引き出しは内向と幻想ですがいっぱい本を読んでほぼ作品を書いたことがなく、二作目で傑作「風の歌を聴け」を書いたのは才能でしょう。私には真似できません。その後「羊をめぐる冒険」で幻想内向小説に進化して、だんだんサンドイッチ方式で一人称でありながら三人称的神の視点を「海辺のカフカ」で一人称三人称混合体サンドイッチ方式。しかもエディプスコンプレックスという単純で強力なモチーフ、中田さんという優れた人物造形で村上春樹先生の最高傑作だと思います。
 
あと「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」は個人的にはすごく好きですが、世界の終わりが個人の死というのは掘り下げが足りない気がします。「ノルウェイの森」も好きな作品ではありますがやはり精神医療のリアリズムとしては評価は低いです。まあ若者は稀によく死んじゃうし、連鎖自殺もよくある現象ですけど、精神障害ってせいぜい自殺未遂がほとんどで九割九分生き残るものなんですよ。それに美人の直子が薬のせいで中年ぶとりして渡辺君が幻滅するとかそういうリアリズムが全然無いと思います。取材すると面白い世界なんで是非精神科と作業所、デイケアに足を運ぶことをお勧めします。閉鎖病棟でもエッチしちゃうとか、女子高生で閉鎖病棟に来るとか色々面白いんですよ。特にノルウェイの森統合失調症の薬物や精神療法に世界が一切書かれてないから、メンヘル作品としてはレベル低い訳です。直子の症状の描写自体は悪くなかったし、連鎖自殺は良かったけど、薬や精神療法の世界がまるで描けてない。その意味で書き直すべき素材です。
 
精神科医もピンキリで、やたら薬を大量に出して、ころころ薬を変え、無用な点滴で儲ける藪医者とか優秀で一年くらいで症状を落ち着かせる名医とかあと薬剤師だとか心理士の世界だとか作業療法士だとかデイケア、作業所、障害年金生活保護の世界とかメンヘルリアリズム小説書くなら最低限描かなきゃダメなんだけどそういうリアリズムが一切ない、文献と足を使わない取材してるからそうなる訳です。調べないで適当に書いちゃダメですよ。あと病院もメンタルクリニックとか大病院だとか大学病院だとまで全然違う。仏教やキリスト教も精神医療の走りですがそれも描けてない。とやはりノルウェイの森は一番売れたけど作品としては評価は全然できないです。
 
もちろん気づいてないんだろうけどそういう怠惰な作品を書いたことである種の偏見と差別をベストセラーにしてばら撒いた訳です。作品が売れたのは美人のヒロインが可哀想に自殺しちゃうというラノベ的世界が結構売れ筋で、ヒロインが死んじゃう話は売れるというだけのことに過ぎない訳です。それはやっぱり文学としては評価できないんじゃないかと思います。単に売れるだけです。文学というのは価値を描かなきゃならない。だけどこころやノルウェイの森に価値があるかというと一切ないです。ただ死んじゃって可哀想だから売れるだけです。村上春樹ともあろう天分に恵まれた作家がそんな作品で満足しちゃいけません。自殺も部分的には自殺決行するのも取り入れて、それによる連鎖自殺未遂を描くのもリアルだけどやっぱり自殺未遂でリアルなのは首を吊る寸前にやっぱり自分が自殺すると自分の愛する人間がきっと連鎖自殺する。やっぱり自殺は自分の命だけの問題ではなくてみんなの命問題だと気づくことです。それこそリアリズムです。
 
そして自殺未遂者はえてして自殺予防活動家になる者だから自殺未遂体験ブログや自殺未遂体験記自費出版、自殺の名所などのパトロール、たとえばよく警察官上がりで自殺予防のパトロールをしているおじいちゃんがいますがまあいう人は自分も自殺未遂の経験があってやっぱりなんらかの意味で思いとどまって自殺予防に走る訳です。あと薬剤くらいだと緊急病院でなんとか助かりますが、首吊りと飛び降りはまず助からない。首吊りはほぼ確実に死にます。連鎖自殺という現象がありますが、自殺を思いとどまった経験をシェアする事で逆に連鎖的に自殺予防にもつながる訳です。そういう社会学的な自殺予防の繋がりを描けることが精神的小説のリアリズムの条件だと思います。あと自殺商売というのが非常に多い。安易に自殺や絶望に追い込む、小林よしのり宮台真司鶴見済とかいう作家がゴロゴロいる。
 
それは一種の悪しき商業主義であって、本物の良き商業主義とは自殺予防と希望を描かなきゃならない。精神疾患は薬物と精神療法と宗教思想でいくらでもどうにでもなる。経済状況も自己破産と生活保護と公務員試験とハローワークで簡単になんとでもなります。そもそも濡れない体質ならラブローションを使えばよく、それでもダメだったら、ぺっティングで一生行けばいい、そういうセックスのリアリズムでも失敗しているわけです。なぜ挿入しなければいけないのか、そこら辺が童貞や風俗で中だしを迫るバカと同レベルで幼稚です。もっと人間の愛を描かなきゃならない。もちろん色々書いたけど村上主義者としては作品は全部読むし応援してますよーあとアンチエイジング医療を受けて長生きしてキリスト教の洗礼を受けて永遠の命を得ると天国でも小説が書ける。ぜひお試しください。
 
中野うつけ太郎信長   本名 中野太
 
 もちろん全ての精神がみんな歌う。
 
                了